コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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こんばんは!そろそろ新作の最終調整をしようとしている俺氏です!


俺は誰?

フレイヤが組成を変えながら超爆破を起こし周りの物体を全て消滅させていく。その中一機だけイレギュラーな存在がいた。ギルフォードの機体をその堅牢な機体と盾で守り続けるサイサリスだ。

 

「フレイヤ終了まで8秒!耐えろラジエータ・シールド!」

 

しかし堅牢なラジエータ・シールドですら熱量に耐えられず僅か数秒でラジエーターが一基、また一基と故障していく。残ったのは中心部にあるラジエーター五基だけだ。ラジエータ・シールドだけではない。サイサリスの大型高出力ブースター四機が悲鳴をあげコックピット内では警報の合唱と成り果てている。機体のユーティリティ画面がモニターに表示されている時点でサイサリスは相当なダメージを受けていた。

 

「はは、、何だかエヴァのシンジを守るレイみたいな気分だ、、」

 

ユーティリティ画面に制御不能の文字が出される部位が広がっていきラジエータ・シールドは完全に機能しなくなってきている。数秒後キシがモニターを見て青ざめたのはラジエータ・シールドの最後のラジエーターが故障。機体に積まれた予備のラジエーターが起動するが耐えられるか全く分からない。何よりキシが本来の世界で見たフレイヤの持続時間は10秒だったが此方では20秒以上のようだ。スカアハでもそれは計測されE.Eは最終手段の兵器をサバーニャに装着。ナオトはスカアハの甲板へ上昇して強力なMS級大型エネルギー砲”コルタナ・バースト”を構えた。簡単な話だ。目には目。歯には歯という事である。

 

「司令!ラジエータ・シールドが崩壊!機体のラジエーター三基も破損!これ以上は機体が、、キシ少尉が!」

 

「ナオト!最終入力は完了した!後の誤差は手動で決めろ!」

 

『了解!』

 

「銃身固定位置!砲身冷却水注水完了!」

 

「スカアハ動力源とのエネルギーシステム直結!予備電源に切り替え!」

 

スカアハの予備電源が作動して主電力は全てサバーニャに回された。しかし誤差修正をスカアハのスパコンでやらないという事は本来相当な技量が必要となる。しかしナオトは銃身式スコープを除き爆発の中心部に一回で照準を合わせると最後の安全装置を解除。引き金に指をかけた。

 

「目標、、フレイヤ爆発内部。発射!」

 

コルタナ・バーストの金色に光るエネルギーの筋はフレイヤの爆発の中を貫通。組成を変えながら未だ反応を起こす弾頭に直撃した。弾頭が消えて爆発が反応が終息した東京租界は学園のギリギリまで破壊し丸くクレーターのようにその爪痕を残した。キシのサイサリスはブースターの推進剤とエネルギータンクを全て使い切り地面に派手に落下。盾の溶解度は激しく原型をとどめていなかった。

 

「予備電源は、、無理か。コックピットも開かない。と、なれば!」

 

スタンドでコックピットのハッチを吹き飛ばし計器をどけて外に出るとキシが見たとき以上の残虐さが残り焦げ臭さと血生臭い感覚が漂っている。吐き気を催し機体の近くで嘔吐したキシは目を当てる事が出来なかった。自分が知る以上の兵器である事は知っていた。見た。だがキシ本人はKMFでルルーシュの手伝いをしただけ。モニターでしかクレーターを見ていない。しかも爆発直後と来たら尚更吐き気がしてもおかしくない。スカアハではサイサリスとキシの回収を行う為ピークォードとブルーウルフをクレーターの底に向かわせた。甲板ではコルタナ・バーストの緊急冷却を開始。冷却水が使い物にならなくなる程熱い為スカアハ内部に格納出来ないのだ。キシはヘリに乗り操縦していたタキセがオーキスの命令でギルフォードを回収。スカアハへと帰還した。

 

「ただいま、、ナナリー、、」

 

「あら?キシさんどうしたんですか?」

 

「今、、今だけ、、」

 

キシはナナリーを固く抱き締めた。ナナリーは少しだけ苦しそうにしていたが直ぐにキシの頭を撫で始めた。彼女の腕の中にいるキシは何時ものキシではなかったのに気付いたからだ。震え、声にならない叫びだけが心に詰まっている。キシの中で目覚めたのは初めての”恐怖”。今まで自分の力で助けてきたがそれは万能ではない。キシにとって兵器の恐ろしさと残虐さを身に染みこまされた日となった。会議室ではオーキスがフレイヤの爆発途中に送られて来たシュナイゼルの通信についての説明が行われていた。

 

「E.E以外に説明をしなかったのは謝罪する。だが通信が来た時にはキシの身が危なかった」

 

「司令。出し渋らないで早く説明を」

 

「ああ、、すまないナオト。シュナイゼルからの通信の内容としてはだな。要約すると」

 

フレイヤ弾頭の制御システムが何者かにより変更・設定されリミットがかけられた本来の威力よりも強力になった。勿論我々は牽制としか考えていなかったし威力も大した大きさでは無いはずだった。

 

「らしい」

 

「やっぱりギアス卿団の誰かが、、⁈」

 

「惜しいなE.E。確かにギアス卿団の仕業だ。いや、正しくは元か」

 

「司令?」

 

「いいか?全員よく聞け。これから俺達が相手にするのはブリタニアでも日本でも世界でもない。ラグナロク計画を発動し世界を我が物にしようとしている皇帝もそうだが、、皇帝を倒してからが本当の勝負になる」

 

「司令!その敵、、とは?」

 

「V.V主導で作られたギアス卿団の後続組織。”サンズ・オブ・パトリオット”」

 

「”愛国者の息子達”、、ねぇ」

 

「愛国者とは言えない行動しか起こしてないがな」

 

「ナヴィスの言った通り奴らはありえない行動ばかり起こしている。これからはより警戒する必要性がある。前回の襲撃戦もサンズ・オブ・パトリオットが原因だ。問題としては回収した女パイロットについてだが、、どうやらただ連れてこられただけらしい」

 

「つまり自分の意思ではないと?」

 

「そういう事になるな。その点については調査を実施している」

 

「司令!ならブリタニアのシュナイゼルに報告して捜査をしてもらった方がいい良いのでは?」

 

「ブレーン。それは半分正解で半分不正解だ。ギアス卿団という組織の内部はあやふやな点が多い。あまりあちこち調べ回ると気づかれる。スパイというのもあるが一番怖いのは”信仰”だ」

 

「信仰?」

 

「どの戦争でも絡むのは宗教。その影響は計り知れない。人々の間をすり抜けるように伝わる為止めるなど不可能だ。ギアス卿団の信仰者がブリタニアにどれだけいるかなど把握出来ん」

 

「人間いつ敵になるか分かったものじゃないな」

 

「以上だ。質問は、、無しだな。各員は第二戦闘配置で警戒を怠るな。解散」

 

会議室から出て行く隊員隊。オーキスはキシが回収された甲板に向かった。辿り着くとそこにはベンチに座って覇気がないキシが一人で座っていた。ナナリーは隣りで立ってキシを見つめている。オーキスはキシの胸ぐらを掴むと思いっきり平手打ちした。

 

「ぶったね!親父にも殴られた事ないのに!」

 

「黙れ!お前自身はその能力で世界を救ったかもしれん。だがお前の住んでいた世界とここは違う!戦場に身を置く俺達は血如きで吐いて沈んでる場合なんかじゃない!モニターだけ見て世界を全て見た気になるな!お前が倒してきたパイロットも大量の血を流し死んでいっている。それは俺達も例外じゃない。それでも進む。敵味方関係なく屍を超えて生きなければならないのが人間だ!これ以上何かあるのなら勝手に帰ればいい。まあ、、そんな軟弱な気持ちだけで世界を救ったというなら、戯言も大概にするんだな」

 

「なら!ならオーキスは世界を救えると断言するのか⁈」

 

「バカヤロウ!お前は世界を救ってなんかいねぇ!能力に溺れブリタニアと日本という国しか見ていない!見るなら主観ではなく客観的に見ろ!なすべき事は生きている以上無限に産まれる。ナナリーを守りたいならまずは自分を知る事から始めろ。以上」

 

オーキスは靴音を立てて廊下を速歩きで去っていった。キシは叩かれた頬に触れながら再びベンチに座り込み何も言わなくなった。ナナリーはただキシの真横に座り何も言わず隣りにいる事しか出来ない。一部始終を見ていたE.Eは速歩きで行くオーキスを引き止めた。

 

「何を説教垂れてんの⁈20代の若者が!」

 

「E.E。あいつにはいて貰わなきゃ困る。だが血生臭い感じだけで吐いてしまうのでは役に立たない」

 

「だからってあんないい草は、、」

 

「自分を知らないからやる気が出る。だがそんな物は空っぽの自信に過ぎない。一度支えを失えば簡単に崩れ去る。奴に足りないのはチカラでも権力でも頭でもない。自分自身が何者か?そして自分の周りを客観的に見る事だ。俺自身はシンフォニーという一つの巨大企業を背負う人間の一人であり、、ギアスやスタンドを持っている。だが弱い。スカアハを作成したエンジニア。ギアスを与えてくれたE.E。親父の真相を届けてくれたタキセ。他にも沢山の人々に頼りながら生きている。それと目標がない戦士は崩れ去るだけだと奴が気づけばいい話だ」

 

キシはナナリーを別の個室に寄越して自分は個室の扉をロックしてベッドの中に潜り込んだ。

 

「俺は、、何なんだ?ナナリーを守る夫?ブリタニアを守る騎士?違う、、違う、、」

 

頭の中が真っ白になっていくキシ。真っ暗闇の個室の中では自分自身が何者で何の為に存在しているのか自問自答を繰り返した。頭を抱え逃げたい気持ちだけが募っていく。もう自分が誰でもいい。自分の存在意義など感じる必要はない。世界なんて見ないで背ければいい。自分の能力さえあればナナリー以外にも守れるものはある。血生臭いのが無理で何が悪い?やりたい事をやれば別にいいじゃないか。

 

 

自分を知る事から始めろ・・・・・

 

「分からない!俺はなんなんだ⁈軍司キシという名前をした別の存在?俺は、、誰だ?」

 

「こんの大馬鹿モノ!貴様の存在意義など自分で見出せ!」

 

「無理だ、、ん?狐ちゃん⁈」

 

「久しいの。それにしても暗い個室だのう。明るくせんと気持ちまで暗くなっていくぞ?」

 

神狐は個室の電気をつけるといつものように焼きおにぎりと麦茶をキシに差し出した。だが彼は一向に食べようとしない。いい焼き色がついているのに食欲があまり湧かないのだ。

 

「ん?食べないのか?」

 

「なあ狐ちゃん。俺って、、誰なんだ?」

 

「はあ?お主はワシが認めた最強主人公!軍司キシではないか!」

 

「違う!コードギアスじゃない、、”本当の俺”だ」

 

「、、、お主の本当の名前は知らぬ方がいい。黄泉の国に引きずり込まれるぞよ」

 

「何故?」

 

「名とは黄泉と現世を繋ぐ鎖。ワシは神のルールの隙を縫って新しき魂として名を変え”軍司キシ”と名付けた。今のお主は軍司キシ。それ以下でも以上でもない」

 

「俺は軍司キシ、、か」

 

「なんと言われたかは知らんが惑わされてはならんぞ?お主はなんだ?」

 

「軍司キシ、、ナナリーとC.Cの夫」

 

「仲間は?」

 

「ルルーシュとかスザクとか、、他にもこっちならE.Eちゃんとかオーキス、ナヴィスがいる。多分考えているより沢山いる」

 

「うむ。なら大丈夫そうだな」

 

「狐ちゃんは一体何の為に来たんだい?」

 

「ワシはお主が能力に溺れて一人突っ切ってないか心配してきたのだ。時々根拠のない自信を持つ事が多いからのう」

 

「あはははは、、そういうことか。くく、、あはははは!」

 

「キシ?」

 

「狐ちゃん!礼を言うぜ!」

 

「き、キシ⁈どこへ行く⁈」

 

キシは個室のロックを解除して操縦室に走り込んでいった。自動ドアが開くと全員がキシを見ていた。キシはオーキスに近づくと思い切り眼前に立ち塞がった。その顔は覇気がなくなった死人のような顔ではなく今まで以上に輝き、そして来た時よりも笑っていた。

 

「で?答えは?」

 

「俺は軍司キシ!ナナリーの夫でありスカアハ重機動部隊少尉!俺一人では何も出来ない!だからオーキス!この世界を救う為に力を貸す!いや、、貸してくれ!」

 

「世界?それはブリタニアか?日本か?」

 

「全てだ!俺がいる世界いない世界関係なく戦いを終わらせる!」

 

「机上の空論だな」

 

「、、、人間一番怖いのは死なんかじゃねぇ。為すべき事から逃げ世捨て人になることだ!失敗を恐れ何もしないなど死んだも同然!確かに俺は能力に溺れていた。全てやりきったと思い込んでいた。だが、、」

 

「生きている以上やる事は無限に産まれる」

 

「ナナリーやC.C。皆を守る事は周りを平和にしていく事と同じだ。他人の力無しじゃ生きて行く事なんて不可能だ」

 

「気づいたか。その結果に辿り着くまで大した時間はかからなかったようだが」

 

「生憎、、俺も一度死んでるんでね。もはや死なんぞに興味はない。ここまで来たんだ。とことん荒らしまくって俺の知らない理想郷へ会いにいく!」

 

「はっ。ようやく出来たか。目標が」

 

「は、はあ?」

 

「俺がお前に気付いて欲しかったのは能力に溺れて他人無しでも出来るという自信がちょっとの影響で恐怖に変わるのを防ぐこと。二つ目はフラフラしていた目標を定めさせることだ」

 

「つまりオーキスは俺の尻に火をつけた訳か⁈」

 

「当たり前だ。旧友のギルフォードを救ってくれた事は感謝している。それと此方のナナリーは別の場所にいた。フレイヤは食らっていないから安心しろ。だが世の中は理不尽だらけだ。能力で脅しているのは皇帝のやっている事と同類。俺達も確かに同類かもしれん。だが俺達は俺達の信念がある。それをなくしたら終わりだ」

 

オーキスはキシにある紙を渡した。今までシンフォニーにいた分の給料明細書だ。今まで給料を払われていた事すら知らなかったキシだが内容を見て更に驚愕した。シンフォニーに属してから約一年半が過ぎているキシの給料は軽く八百万ポンドを超えており講座はシンフォニーが後ろ盾をしているイギリスの銀行に預けられていた。オーキスは明細書を見せた後ニヤリと笑いキシにいった。

 

「これ以上迷惑をかけるなら給料は半減。だがお前のこれからを期待して、、問題を起こさなかったら給料二倍。更にスカアハに一切の損害を出さず戦いきった際には」

 

「には、、?」

 

「追加ボーナス。二百万ポンド追加だ」

 

キシは一瞬すごい額のように感じたがレートを見た事がないのでよく分からない。イギリス領に存在しているシンフォニー本拠地なら使えるが戻る時は円に換算しなければならない。

 

「ベイリン。今のレートをキシに見せてやれ」

 

「了解!」

 

モニターに表示された現在のレートではイギリスポンドに対し円は169.78。キシは頭の中で計算していくと円でとんでもない額で取引されている事に気づいた。今あるキシの預金額だけでも十億を超えている。ボーナスも追加すれば一生遊んで暮らせるだけの額がある。更にこれから二倍の給料。他にも費用がかさばる予定のキシにとっては破格の条件だ。

 

「よっしゃ、、やってやらぁ!それにしてもよくそんな額が出せるな?」

 

「中華連邦への不信感のおかげでシンフォニー系統の会社が儲かっていてな。ついでに言えばブリタニアや黒の騎士団から支払われた金額は数百億を超えている。そろそろ一兆いくんじゃないか?」

 

「国家予算級の利益を、、!」

 

「傭兵師団の整備システムとか維持費を見直すだけで数億は削減した。例えば使わない施設を改装して有料貸し出しするとかな。後はスカアハの機器を幾つか最新式に換装した際に太陽炉の解析をして電力供給をシンフォニーだけにした」

 

他にもオーキスは商業部門が担当している地下商業施設の乱立した電線の地中化や新型の耐震骨格を使用したコストの低い店舗の拡大を目指し一部に広がる地下水の問題をクリア。軍需系、生活系、農業系、福祉系に分けて伝達ミスを大幅に減少させた。あまり使われていない外部にある巨大演奏ルームの一つをはイギリスに貸し出しオーケストラ専用とした。整備施設は使われていない機器を解体。使える部品で幾つかを修理出来るようになっている。巨大なスカアハ級戦艦用整備施設は快適になり耐震骨格を多めに導入。地震に強く電力供給が可能な基地となった。

 

「そういやシンフォニーの本拠地はロンドンのど真ん中にあるんだよな。苦情とか来ないのか?」

 

「キシ、、説明したはずだ。シンフォニーの工場は地下でバッチリ防音してある。夜間飛行も控えてるし政府からは公認されている。酪農については他の酪農家を圧迫しない程度でやっている」

 

「流石は巨大企業の社長。考える事が違うぜ」

 

笑いあう二人。操縦室にも笑い声が沢山出てきて今までにない笑いだ。心の底から笑うのは全員久しぶりなのだろう。誰も笑わないやつなどいなかった。そんな事をしているとモッフモフのキシの師匠が操縦室に迷い込んできた。驚いたオーキス達はとっさに銃を神狐に向けた。

 

「おお。キシ、ここにいたのか。で?何故ワシに全員銃を向けておるのだ?」

 

「えっと、、だな。取り敢えず銃を皆様下ろしてください。悪い奴ではないので」

 

「キシ。こいつは誰だ?五秒以内に説明しろ」

 

「俺の命の恩人です。はい」

 

「こいつがか?」

 

「まあ、、うん。色々事情がありまして、、」

 

「ふ。ワシに銃を向けた事を後悔する前に下ろした方がいいぞ?」

 

「なら、、やってみろよ」

 

「キシ。離れてな」

 

「狐ちゃん?」

 

神狐はその着物を脱いだ。下には普段着を着ており長袖の腕をまくると何かの刺青をしたと思われる右手をオーキスの前に出して何かを言い始めた。

 

『体は剣で出来ている。血潮は鉄で心は硝子』

 

「狐ちゃん⁈その詠唱はヤバいから!」

 

『幾たびの戦場を超えて不敗。唯の一度の敗走もなく、唯の一度も理解されない』

 

「ストップ!ストップトーキング!」

 

『彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う。故にその生涯に意味はなく、、』

 

「ヤバいから!艦が堕ちる!」

 

『その体はきっと』

 

『「剣で出来ていた/ゲート・オブ・バビロン」』

 

神狐の背後から放たれた大量の剣は別の剣で全て防がれた。神狐が剣が出てきた方向を見てみるとそこには両手をポケットに入れて不気味な笑みを浮かべたE.Eだった。神狐はE.Eを睨みつけ剣を出そうとしたが直ぐに引っ込めた。

 

「ふう、、わしがやりすぎた。帰る」

 

神狐はその場から跡形もなく消え去ってしまった。E.Eは未だに睨みつけてながら鎖を握っていた。後からキシがE.Eに聞いたところ神狐はE.Eとロンドンにいた時に喧嘩したらしく以降不仲のようだ。その後神狐を呼び出しオーキスとキシが説教したのは言うまでもない。

 

続く!

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