コードギアス反逆のルルーシュ Children in succession to will   作:ラムネ便

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次の投稿は多分本編でない可能性があります。面白いかどうかは別として、、


キシvsキシ・・?

 

キシの入った先には一人の男性が私服を着てキセルを咥えていた。舞っている煙は空に消えていく。カツンという火種が落ちる音と共にキセルが落下していき男は赤い髪をこちらに振り向かせキシを見た。男はニヤリと笑うと足を一歩踏み出す。そしてキシの眼前にいた。慌てることもなく突き出された拳を弾きナイフで首元を刺したキシ。しかし男は自分からナイフを抜くとそこからは血が流れ出ることなく何もなかったかのように抜いたナイフを捨てた。

 

『ん・・痛くないな。これがお前か』

 

「お前か。俺の分身!」

 

『どう思うかは勝手だけどサ?ナイフで刺すなんて安い殺し方だよね』

 

「なに?」

 

『もっとさ、楽しい事をヤロうぜ?ナあ兄弟?』

 

キシは彼を見た瞬間悟った。赤い髪や話し方は違うが明らかに自分だ。どういう奴かも大体は判断できた上で不死の身体を持ちながら彼は身震いしこう感じた。コイツは・・・ヤバイ!

 

『んんん?来ないの?ならこっちから行ってあげるよ。安心しなさい。バラバラは一瞬だからサ』

 

彼の素手の攻撃は一見ただのパンチやキックに見えるがその一撃一撃は人間の弱点をついており無闇に戦えば彼にとって好都合になり隙を与えてしまう事になる。キシはそれらを判断する暇はなく、ただ当たったら死ぬという直感だけで避け続けた。その顔にいつもの余裕はなく誰も見た事がないであろう真剣な顔で戦っていた。得体の知れない自分への恐怖とやらなければ殺られるという感情だけが頭に浮かんで集中出来ない。スタンドどころの話ではないのだ。避け続けるのが限界になったキシは一回後ろに飛び腰からグロックを3発脳天にぶち込んだ。彼は頭から倒れたが何事もなかっかのように起き上がり自分の少し垂れた血を見て気持ち悪くニヤついた。

 

「お前・・誰だ?」

 

『んん?誰って決まってるじゃないか。俺の名前は軍司キシ・・おっとこいつは偽名か。真名は”ーーーー”だ』

 

「狂ってやがる・・・」

 

『狂ってる?最高の褒め言葉じゃないか!僕達の為に存在しているといっても過言じゃない!人の血を見ると凄くゾクゾクするんだよなぁ!さて、違う俺の血は何色なのかな?』

 

「っ⁈」

 

彼が出してきたのはコンバットナイフ。先程キシが出したナイフと違い対人戦闘に特化された形になっている。ギリギリで回避するキシは冷静さを失いかけていた。自分がこんなにも怖く感じたことは全くない。ギアスは使い物にならない状況ではなに一つ考えが浮かばない。兎に角隙を見つける事に専念したいところだ。

 

『おいおい?避け続けちゃ血が見えないじゃん?早く攻撃して来いよー』

 

「クソがっ・・!」

 

挑発に乗ってしまい腹部へ向けて一撃食らわせ彼を思い切り吹き飛ばす。しかしその足には血が流れていた。全く痛みがない斬り方をしているのか下手すれば斬られている事すら分からない。ナイフについた血を舐めた男はもっと笑いキシに斬りかかってくる。とうとうキシの頭の中に浮かぶ文字は死というものだけになった。今まで感じた事がなさすぎてよく分からなくなって来ている。その時だった。キシの中にあった何かが切れた。

 

『お?やっぱりバラバラにされたいよねぇ!』

 

「バラバラ?キシシシシ♪」

 

男はコンバットナイフを引っ込めた。彼はキシから何かを感じたのだ。全く雰囲気が違う。自分よりもヤバイ奴を相手にした。男はそう思った。

 

『そういう事かぁ。これは一本取られたかな』

 

「そうそう・・これだよコレ!俺が求めてきた血で血を洗う戦い!面白い!面白すぎる!」

 

『・・いやだなぁ。”ジャック・ザ・リッパー”』

 

「ジャック・ザ・リッパー?キシシシ・・俺は軍司キシ!狂いまくった人生の覇者さ!」

 

キシの戦い方は今までのものと一線を画していた。例え何度斬られようと何度刺されようと男に向かっていく。男が打ってくる人間の弱点など効かない。スタンドと波紋だけで男が肉塊となり果てる直前まで攻撃を繰り返す。コンバットナイフを素手で折り曲げ常人ならば首が吹き飛んでいるキックで男を確実にボコしていく。

 

『いや・・やっぱ勝てないわ。降参降さ』

 

「アデュー♪」

 

グロックを最後に何発も打ち込みシリンダーが全て尽きるまで続けた。男はヒトとしての原型をとどめている訳がなくキシは消えるのを確認するとグロックを投げてその場にへたり込んだ。

 

「はあっはあっ・・・死ぬかと思ったぜ・・」

 

キシ自身狂ったように戦わなければ恐らく肉塊になっていたのは自身だったろう。狂った野郎には狂った性格と戦い方をする。キシは回復を待ち血が止まるのを確認すると現れた扉に入った。血まみれの上着を脱ぎ捨てゆっくりと入っていった。

 

「そういえばナヴィスとデンファレは無事か?いや・・俺がどうにか出来る問題じゃないよな」

 

続く!

 




オマケ!

キシ?(真名”ーーーー”)

キシの過去でもなく未来でもなく並行世界の人物ではない詳細不明の人物。自分の真名を知りキシとはまた違う性格をしておりつかみどころがない。キシの性格をジャック・ザ・リッパーと呼び何かを知っているようだが、、
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