SAO編ありがとうございます。
ALO編もよろしくお願いします。
「アルヴヘイムオンライン?運動能力依存か。力試しにはぴったしかもしれん」
そう言ってソウこと蒼月は車輪に手をかけ購入しに行った。
現実世界に帰って二か月、やはり俺はあの世界が好きだ。
思いっきり体を動かせるし、疲れもない。精神的な疲れはあるが・・・
「さてと、って俺このハード持ってねえ。ナーヴギアで動くかな・・・」
カセットをセットするとウィ―ンという音が聞こえる。
「どうやらいけそうだ。」
みんなはこれを見ると馬鹿じゃないのかとどやされるかもしれない。
だが、茅場は死んだと言われている。
そして、ナーヴギア本体は俺がちょこっといじって高電圧が流れないように
してやったのだ。脳を焼かれる心配はない。
「リンクスタート」
名前設定は迷うことはないsou
種族、サラマンダーにしておこう。
何やかんやの説明が終わり、ようやく、異世界に入り込む。
まずは、装備をそろえるため、モンスターでも倒しに森にでも行ってみよう。
と、森にやってきたのはいいが
「なんじゃこりゃ!」
モンスターが一撃粉砕した。いくら運動能力がいいからってこれは異常だ。
急ぎ俺はメニューを開き、確認した。
習得スキルが初期にしては多すぎる。
するとあることに気づく
「SAOのソウ?」
そうなるとこの異常な筋力パラメーターもうなずける。
SAOのデータが移行されたってことか
それはそれでありがたいが
すると、空のほうから叫び声が聞こえる。
ここは、空も飛べるらしいからな。気にしなかった。だが・・・
ゴチィンと頭に何かがぶつかってきた。星が出たかもしれない。
頭を押さえて悶絶している。痛くはないが押さえてしまう。
落ちてきたものは人だった。黒を基調とする髪を逆立てた男だ。
「おい、なんで空から降ってくる。羽を使えるから飛んでたんじゃないのか?」
「いや、始めたばっかなんだ。なんかのバグでここに飛ばされた」
「ふーん、不運だな。俺も始めたばっかなんだ。お互い頑張ろうぜ」
「ああ、よろしく。えっと、名前聞いてなかったな。」
「俺はソウだ。よろしく」
「ソウか。不可抗力だが頭ぶつけてごめん。俺はキリトだ。」
「・・・ん?」
二人は数秒見たのちに同時に言葉を発した。
「「おまえキリト(ソウ)か!?」」
◆◆◆
「ちょっとお前、ストレージ見てみてくれ」
キリトは素直に俺の言葉通りに従ってくれた。
「うわ・・・」と短い声が洩れた。
横から俺も覗き込む。マナー違反だろうが知ってるからいいだろう。
「やっぱり、お前もか」
「お前もってまさかソウもSAOのデータが・・・?」
俺は静かに頷いた。キリトはアイテム欄を調べだしたので
俺も調べてみることにした。
ここもひどい文字化けだ。わけのわからない記号が並んでいる。
だが、その中に淡く光る文字が4つある。
4つともオブジェクトさせると、そこには愛用していた三本の刀
『和道一文字』『三代鬼徹』『秋水』だった。
何とも不思議なダンジョンだったがここまでとは。
アイテム欄を確認すると、もう文字化けせずに名前が載っていた。
そして最後の一つがなんとハンスだった。
だが、俺の事には気づいてないようで敵対心が現れている。
少しづつなだめていくことにしよう。
目の端に光が映った。
四方にたなびく長い黒髪。純白のワンピース。
その少女を抱きしめるキリト。
あの子はキリトとアスナの娘 ユイ。
(おれはきちんと約束を守れたかな?)
心の中で呟き、ハンスをなだめながらそっと二人を見守った。
ソウはサラマンダーにしました。
作者は赤が好き。
短いですね。ごめんなさいm(__)m