ソードアートオンライン~三刀流の使い手~   作:月球儀

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なんでこの世にテストなんてものがあるのでしょう。

更新遅れたことの言い訳ですね。すいません


11刀 飛翔の旅へ

 

「手前に引くと上昇、押し倒すと下降、左右で旋回、

ボタン押し込みで加速、離すと減速になっていますね」

 

 

「「ふむふむ」」

 

 

俺たちは飛び方について学んでいた。

補助コントローラーがあると言っても難しい。

 

 

「うん、大体わかった。」

 

「飛行系VRに比べたら簡単だな。だけど他にも情報がほしいな

 ユイ、一番近くの街ってどこかな?」

 

「西のほうに《スイルベーン》っていう街がありますね。そこが一番・・・」

 

「どうしたんだ?」

 

「プレイヤーが近づいてきます。三人が一人を追いかけてるみたいですけど」

 

「お、戦闘中かな。見に行ってみようぜ」

 

「パパは相変わらずのんきです。」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

リーファは愛用のツーハンドブレードを構え、サラマンダーたちを見据える。

 

 

「もう一人は必ず道ずれにするわ。

 デスペナルティが惜しくない人からかかってきなさい!」

 

 

リーダーらしい人は肩をすくめて、大きなため息をついた。

 

 

「はあ、気の強い子だ。仕方ない」

 

 

今まさに突撃しようとしたその時、人影が二つ飛び出てきた。

一つは錐揉みのあと、派手に地面に激突。

もう一つは天高く舞い上がって木に引っ掛かっている。

予想外のことにリーファも敵のサラマンダーも呆気にとられている。

 

 

「うう、いてて・・・。着地がミソだなこれ・・・」

 

「全くだ。飛行チュートリアルとかねーのかよこれ・・・」

 

 

羽からするにスプリガンとサラマンダーだ。

新米プレイヤーが無残に狩られていくシーンを見るに忍びなく叫んでいた。

 

 

「なにしてるの黒い人!早く逃げて!!」

 

 

黒衣の男は動じる気配もない。サラマンダーの男と話し込んでいる。

 

 

「おいソウ。お前は心配されなかったな」

 

「お前が弱く見えたんじゃないのか?」

 

「なんだと!」

 

「事実じゃないか」

 

 

そんなどうでもいいことは置いといてほしい。

まさか他種族間ならキル有りというルールを知らあいのだろうか。

 

 

「でもまあ、重戦士三人で女の子一人を襲うのはカッコ悪いなあ」

 

「なんだとテメエ!!」

 

 

のんびりとした言葉に爆発したサラマンダーは男を前後からはさみ

突撃の態勢をとる。

 

 

「一人でノコノコと出てきやがって馬鹿じゃねえの。お望み通り狩ってやるよ」

 

「あれ?俺もいるのになあ。空気じゃん」

 

 

・・・

 

無双したキリトが二人をあっけなく倒し、一人は逃げていった

今は女の子に言葉のセクハラをしている。

 

 

「おい、言葉にだしていなくても顔見ればなんて言ってるか分かるぞ」

 

 

おっと、顔に出しすぎたか。しかし女の子からの警戒心がハンパではない

仕方のないと言えば仕方ない。今俺はサラマンダーだもの。

とりあえず自己紹介をしておこう。

 

 

「俺の名前はソウだ。さっきのやつらと全く関係ないから安心してくれ」

 

 

ようやく警戒心が解けてきたのか。剣を鞘に納めながら名乗ってきた。

 

 

「さっきは助けてくれてありがとう。あたしはリーファって言うの」

 

「俺の名前はキリト、この子はユイだ」

 

「ねえ、君たちこの後予定ある?」

 

「いや、特には・・・」

 

 

ソウも続けて頷く。

 

 

「助けてもらったお礼になんか一杯奢るわ。

 一緒にスイルベーンに行きましょう」

 

 

そういって十分に回復した羽を広げて軽く震わせた。

するとキリトは首を傾げながら言った。

 

 

「あれ、リーファは補助コントローラーなしで飛べるの?」

 

「うん、まあね。君は?」

 

「ちょっと前までこいつの存在を知ったからなあ」

 

「そっか随意飛行はコツがあるからねえ。できる人にはできるんだけど

 ちょっと試してみようか」

 

 

そうして、飛行授業が始まる。

 

 

とても面白い授業だったよ。生徒キリトが特に。

久しぶりに大声で笑ったよ。

今はスイルベーンに向かって高速移動中だ。

 

 

「おっ、見えてきたな」

 

「真ん中の塔に着陸するわよ・・って・・・

 キリト君ソウ君ランディングのやり方分かる?」

 

 

リーファが引き攣った顔で聞いてくる。

同じくして顔の引き攣ったキリトの震え声がかえって来る。

 

 

「分かりません」

 

「ごめん、もう遅いや。幸運を」

 

「そんな馬鹿なああああーーー―!!」

 

 

心の中で合掌した数秒後。ビターンという大音響が空気を震わせた。

 

 

「いやーいい音がなったねえ」

 

「うわっソウ君止まれたの!?」

 

「完全にアドリブだけどな。鳥が着地するみたいにやったら無事に止まれたよ」

 

「す、すごいね。君」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

「改めて助けてくれてありがとう」

 

「いやまあ、成り行きだったし、こいつは動かなかったし。」

 

「やっぱ、知らなかったかあ。このゲーム他種族間はキル有りだけど

 同族にはないんだよ」

 

「なるほどね。だから動かなかったのかあ」

 

「いや、同族で殺し合いはまずいかなあって思っただけで

 そんなことは全く存じ上げませんでした。」

 

「君たちってなんかずれてるよねえ」

 

「まあ、それは置いておいて、世界樹のことについて教えてくれるかな」

 

「そういえばそんなこと言ってたね。なんでそこに行きたいの?」

 

「詳しくは話せない。だけど俺は世界樹の上に行かなければならない」

 

 

しばらくの沈黙の後、キリトが口を開いた。

 

 

「ありがとうリーファ。君逢えてよかったよ」

 

「ちょっ、本気で世界樹に行くつもりなの!?あそこは強いモンスターが

 たくさんいて、そりゃ君も強いけど・・・」

 

「あっ、じゃあ私が連れて行ってあげる!」

 

 

「「え?」」

 

「いや、初めて会った君にそこまでお世話になるわけには・・・」

 

「いいの!もう決めた!」

 

 

リーファはキリトという少年を放ってはおけなかった。

自分でも驚くべき行動だ。

 

 

「あの、明日もはいれる?」

 

「え、あ、うん」

 

「じゃあ、午後三時にここでね。あっログアウトする際は上の宿屋使ってね」

 

 

リーファは虹色に包まれて、消えていった。

 

 

「なんか、すっごい人だったな」

 

 

「それは俺も同意だ」

 

 

 

 





なんか、最後のほうテキトー(笑)

ソウの無双時間がなかったですね。

それから無双させていこう!
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