ソードアートオンライン~三刀流の使い手~   作:月球儀

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バイトやら帰省やらで全然書けませんでした。

また、少し暇な時間が出来たので書きたいと思います。

長い間待ってくれてた人は本当に申し訳ありません。


12刀 旅立ち

「リンクスタート」

 

ALOでのソウに意識を移して数回瞬きをして、周りを見渡すと

キリトとリーファがいた。

 

「やあ、お二人さん。早かったんだね」

 

「いや、俺も来たばっかりだよ」

 

「私もだよ。ちょっと買い物してたの」

 

「あっ俺たちも色々準備しないとな」

 

「道具類は一通り買っておいたからいいよー。でも・・・」

 

リーファは二人の簡素な初期装備に目を落とす。

 

「その装備はどうにかしておいたほうがいいね」

 

「ああ、俺もぜひどうにかしたい。この剣じゃ頼りなくてな」

 

「じゃ、レッツショッピーング!」

 

 

リーファ行きつけの武具店でソウたちの装備一式をあつらえ終わったときには

すでに夜が明けていた。

と言っても防具類に凝ったわけじゃない。防御属性強化されている

ロングコートの上下それだけだ。時間がかかったのは

キリトが剣になかなか納得しなかったからだ。

ソウはこの店に刀は置いていなかったためどこかに行ってしまった。

 

 

「準備完了、じゃこれからしばらくよろしくね」

 

 

キリトは少し照れたように笑いながら握り返してきた。

 

「こちらこそ。ってソウはどこ行った?」

 

「え?キリト君が剣選んでいる時にどっか行っちゃったよ?」

 

 

キリトは大きくため息をつき、頭をかかえた。

 

 

 

 

ソウは迷子になっていた。頼りのハンスは隠れたまんまだ。

少し歩いていると大柄の男とぶつかりそうになった。

 

「おっと、すまないね。ちょっと道を聞きたいのだが

 すこしこじゃれた武器屋への道を聞きたい」

 

男は驚いたように目を見開き腰にあるブロードソードを抜いた。

それに続くように周りの男たちも臨戦態勢をとる。

 

「貴様!サラマンダーだな!どこのものだ!ここに何の用だ!!」

 

「まあまあ、落ち着けって俺は道を聞きたいだけなんだ」

 

「憎たらしいトカゲめ!そういってまた騙していくつもりだな!覚悟しろ!!」

 

 

大柄の男が剣を両手で大きくぶりかぶってソウに叩きつけた。

辺りが土煙のよって覆われる。

 

「うおおお強力!ひとたまりもないな!」

 

周りの人たちが歓声を上げている。

煙が晴れてきて、歓声を上げていた人たちが息を詰まらせ

唖然とした表情でソウを見ている。

 

 

「全く、ただ道を聞いただけでなんでこうなるんだよ」

 

 

ソウは右手で秋水を持ち、ジグルドのブロードソードを受け止めていた。

ジグルドはさらに力を込めて押しつぶそうとするが

その刀はびくともしない。

それをみていたジグルドの仲間が襲い掛かってきた

ソウはジグルドの剣を弾き、迫りくる剣を避けた。

ジグルドは憤怒の表情になり、叫んだ。

 

 

「お前たち、一斉にやってしまえぇぇぇぇ!!!」

 

 

ジグルドを含めた十数人が一斉に飛び掛かってくる。

ソウは刀を抜き、三刀流の構えをとった。

 

「「「うおおおおおお!」」」

 

ジグルドたちがソウに斬りかかる瞬間。

 

 

「え?消えた?」

 

 

ソウがフッっと消えた。そして辺りが静寂な風に包まれ

ソウに襲い掛かっていた十数人が吹き飛んだ。

 

 

「ぐあああああ!」

 

 

ジグルドが地面に倒れこみ、起き上がろうとするとき

首になにかひんやりとするものが当たった。

 

 

「いいか、おれは道を聞きたかっただけだ。スパイでも何でもない。

 だが、大人しくやられるほどのものでもない」

 

「だったらどうするつもりだ。知ってると思うがお前は俺たちを殺せはしないぞ」

 

「ああ、知っている。だが、圧倒的な力による恐怖に陥れることはできる

 ここで、おれに出会って襲い掛かってきたお前たちの運命を恨むんだな」

 

 

背中が悪寒を走った。その姿はまるで鬼人。

ソウは刀を振りかぶったところ、ソウを呼ぶ声が聞こえた。

 

「まてまてまてまて、ソウォーーーー!」

 

キリトによるライダーキックが炸裂した。

 

「イッテ、何すんじゃこの野郎!」

 

「それはこっちの台詞だ。目を離したスキにこんなことになりやがって!」

 

「仕方ないだろ。道を聞いたらいきなり襲い掛かってきたんだから」

 

「仕方ないじゃないだろ!やりすぎなんだよ。お前は!」

 

 

ソウとキリトのやり取りが冷めてきたころリーファは何やら

ジグルドと話している。どうやらリーファと同じパーティだったようだ。

ジグルドがまたしても剣に手を掛けたが仲間の耳打ちで手を引っ込め

どこかに行ってしまった。

 

 

「ごめんねソウ君。シルフとサラマンダーは仲が悪いんだ。

 サラマンダーの中にはたちの悪いPKする人がいてね」

 

「そっか、ならしょうがない。でもいいのか?

 あんなけんか別れみたいなので」

 

「うん、いいの。出ていこうとは思っていたけどなかなか決心がつかなかったし

 どのみち穏便には抜けられなかったよ」

 

そして、ソウたちは展望台の最上階にたどり着いた。

 

 

「じゃ、そろそろ出発しよっか。一回の飛行であの湖までいくよ」

 

きらきらと輝く湖面に指をさし、リーファは思いっきり羽を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってソウ君!?こっちって言ったよね!?なんでそっちに行ってるのよ!!」

 

「ウグッ!!?」

 

「言っただろ?ソウは方向音痴なんだよ」

 

「それでもひどすぎるでしょこれは!!!」

 

本当に世界樹までたどり着けるか心配になってきたリーファであった。




ソウの戦うシーンがなかったのでね
少ないですが入れてみました。

改めて、二か月もの間放置してて申し訳ありません。
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