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「ふーん、なるほどねー」
キリトが提示した条件で、サラマンダーはペラペラと話してくれた。
リーファ達が作戦の邪魔で始末して来いとかなんとかかんとか。
途中で寝たからわからん。いや、寝てはない。目をつむっていただけだ。
「まっ俺が知っているのはこんなもんだ。なんせ下っ端なもんで大した情報はくれねーよ。
それよりさっきの話は本当だろうな。」
「取引に嘘はねーよ」
キリトは飄々とうそぶくとトレードウインドウを操作した。入手したアイテム群を覗き込み
嬉々とした表情で指をせかせかと動かしている。
リーファは半ば呆れながら男に言った。
「しかしアンタ、それ元々は仲間の装備でしょ?気がとがめたりしないの?」
「分かってねーな。仲間が自慢げに見せびらかしてたレアものだからこそ快感も増すってもんじゃねーか。さすがに俺が装備するわけにはいかねーから、換金して家でも買うさ」
ほとぼりが冷ますために何日かかけてテリトリーに戻ると言い残し、サラマンダーはもと来た方向に消えていった。
なんだか、つい十分前まで繰り広げられていた死闘がウソのように思えて、リーファはすっかりいつもの調子に戻っているキリトの顔をまじまじと眺めた。
「ん?なに?」
「あ、えーっと・・・。さっき大暴れした悪魔、キリト君なんだよね?」
聞くと、キリトは視線を上に向けあごをぽりぽりと掻いた。
「んー、たぶんね」
「多分って・・・サラマンダーが見た目に騙されて混乱するかもってさくせんじゃなかったの?」
「いやー、そこまで考えてなかったというか・・・俺、たまにあるんだよな・・・
戦闘中にブチ切れて、記憶が飛んだりとか・・・」
「あーたしかにあったなー。戦意喪失した相手にPK寸前まで追い込んだ時が・・・
あれは俺も死にかけたなあ。まわりが見えてなって感じだった。リーファも気をつけろよ」
「うわ、こっわ。」
「ま、まあさっきのは何となく覚えているよ。ユイに言われるまま魔法を使ったら、なんか自分がえらいでかくなってさー。剣もなくなるし、仕方がないから手づかみで・・・」
「ばりばり、齧ってたりもしてましたよ~」
「ああ、そういえば。モンス気分が味わえてなかなか楽しい体験だったぜ」
にやにや笑うキリトを見ていると、どうしても聞いてみたい疑問が湧いてきて、おそるおそる口にする。
「その・・・。味とか、したの?サラマンダーの・・・」
「・・・ちょっと焦げかけた焼き肉風味の歯ごたえがしたなあ。サラマンダーって牛なんじゃねーの?」
「こっち見んな!」
キリトはソウの方を向き、手の甲を口に当てよだれを拭うような恰好をとった。
やばい、あいつ若干マジな目で見てる。
「なあリーファ、味わってみたくねーか?」
「い、いや・・・私はえん・・・」
「解体してどの部位が旨いか焼いてみよーぜ?」
「よーし、貴様たたっ斬ってやる。覚悟しやがれ!!!」
青いオーラがにじみ出ているソウは刀を手に取り、一歩ずつキリトに近づいていく。
本気の目をして・・・。
「ちょ、軽いジョークだろ。何マジになってんだ!?それヤバい奴。やばい奴だから」
「これは、パパが悪いです。」
「ほんとだわよ。ソウ君に失礼だったよ。」
その後、洞窟の中に悲鳴が響き渡った。その一帯を土煙で覆うとともに。
「待ちやがれぇ!キリトォーー!!」
「悪かった!俺が悪かったから!もうやめてくれー!」
その鬼ごっこ(リアルな)は数十分続いた。
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巨大な石造りのゲートが遥か地下空洞の天井までそびえたっている。鉱山都市ルグルーの城門だ。
補給と、いろいろ気になることが出てきたので情報整理もかねてこの街で一泊することにした。思いがけない大規模戦闘(意味深)で時間をとられ、リアル時刻はすでに深夜零時に近い。
アルヴヘイムが本格的に賑わいはじめる時間帯はこれからだが、リーファから遅くとも一時に落ちる旨を聞いた。
街の大きさはそうでもないが、思ってたよりもプレイヤーが多い。ワクワクとした雰囲気を醸し出しているリーファの背後でキリトがノンビリとした口調で言った。
「そう言えばさあ。サラマンダーズに襲われる前、なんかメッセージ届いてなかった?
あれはなんだったの?」
「・・・・あ。忘れてた・・・。」
ウィンドウを開き、いろいろ操作しているが相手がオフラインなのだろう。
ならばリアルで聞いてみたら?というキリトの提案に乗り、リーファはいったんログアウトした。
それからというと、リーファの体の監視を俺に任せ、キリトはどっかに行ってしまった。
特にすることがないのでいろいろウィンドウをいじくっているとユイがリーファの肩に座り話しかけてきた。
「あの、ソウさん。SAOの時の私との約束を守っていただきありがとうございました!」
小声で俺だけに聞こえるように話してくれた。
「あのときの記憶あるんだ?」
「はい!ばっちり記憶にありますよ」
記憶というより記録のほうが正しい言い方だと思うが気にしない。
パパとママを守ってという彼女の願いを果たしたとも言えない気がする。
「まあ、パパとママは強かったからね。守ったとは言えないかな」
「いーえ、ちゃーんと最後まで一緒にいて見守ってくれました。
ソウさんの存在はパパとママにとっても心強かったに違いありません。
私も含めてね」
「そっか、ならよかったよ」
操作していた手を止め、ユイに向かって微笑んだ。
「ここに来る前、私言ってましたよね。兄のように接してほしいと」
「ああ、言ってたね」
旅路の途中でローテアウトをしていた時の話だ。
その時は中途半端になってしまっていたな。
「そこで、私はソウさんのことをお兄ちゃんと呼ぶことにします!」
「うん・・・え?」
「だから、お兄ちゃんと呼びます。」
ゾクッっとした感覚が背中に走った。そう呼ばれるのは悪くはない。呼ばれなれている方だ。しかしなんだこの感覚は。とてつもなく嫌な予感がする。
気にしないでおこう。
「まあ、好きにするといいよ」
「はい!よろしくお願いします。お兄ちゃん。」
そのあとユイと雑談しているとキリトが戻ってきた。
手には串焼きのようなものを持っている。
「二人とも何を話しているんだい?」
「なんでもねーよ。お前の家族がとっても訳ありでメンドクセェ家族構成になるって話だ」
俺とユイは笑いキリトはポカンと突っ立っている。
・・・ごめーんちゃい(∀`*ゞ)
ガン
作「いってえ、何すんだソウ」
ソウ「うるせえなんでこんなにすっぽかしてたんだ。ぶん殴るぞ!」
作「もう、殴ってるんですけど!!」
ソウ「お前がどんな風になろうが俺には関係ない。ちゃんとした理由があるんだろうな?」
作「そりゃあ、もう」
ソウ「言ってみろ」
作「ニン〇ンドーのスプラ〇ゥーンやりまくってた」
ソウ「閲覧している皆様。こいつは私がたたっ斬ってやりますので」
作「はあ?ゲームの中じゃあるまいし、マジで死んでしまうんだけど」
ソウ「ワン〇―スの市民だってあれだけの戦いに巻き込まれて誰も死んでないじゃないか。平気だよ。」
作「いや、あれも創さk・・・」
ぎゃああああああああああああ
ソウ「つぎの回も速く書きあがらせますのでお楽しみに」
作「え? 待って。授業始まるし、やること一杯あるし、宿題増えるし、ただでさえスプラ〇ゥーンやる時間が減ってるっていうのに小説を書けというのかね君は?こんなハードスケジュール俺にこなせるとおm・・・」
ソウ「だああああ、うるせええ!!!」