楽しんでもらえるよう
頑張ります
最前線の層
とくにやることもないので出店などで買い食いをしていた時
見覚えのある黒づくめの男を見つけた。
「
「口の中がなくなってからしゃべれ」
ソウはごくりと喉を鳴らし、食べ物を飲み込んだ。
「で?なにやってんだ?」
「ちょっとな、そっちは・・・聞かなくてもわかる」
ソウの手にはたくさんの食べ物と酒がある。
買い食いしてたことは明らかだ。
「おまえも食うか?」
「じゃあ、もらおうかな」
ソウから受け取ったのは、真っ黒なボールみたいなもの
ためらいつつも齧る。
「うまい、肉団子みたいな味だなこれ」
「だろ!」
二人は齧りながら、広場にやってくると
一人の男が泣きながら懇願している。
二人は目を合わせ、頷きあいその男に駆け寄った。
「どうしたんだ?」
「頼む、俺たちの仇をうってくれ。頼む・・・」
「落ち着け、何があったか教えてくれ」
「俺たちのギルド、シルバーフラグスは襲われたんだ。ロザリアという女に騙されて
俺はどうにか逃げ延びたんだが仲間四人が・・・オレンジプレイヤーに
殺された・・・・頼むこれで奴らを監獄に送ってくれ」
そういって渡してきたのは回廊結晶。黒鉄宮の監獄エリアに設定してある
殺してくれとは言わなかった。優しい人だ・・・
「分かったその依頼受けるよ」
「ありがとう、奴らはタイタンズハンドだ。宜しく頼む」
そういって男は去って行った。
「いくぞ、ソウ」
ソウは力強くうなずいた。
キリトは35層の《迷いの森》へ来ている。
そこにロザリアを見たという情報を手に入れたからだ。
だが、キリトは大きくため息をついた。
「あいつ、どこに行ったんだ?」
ソウは絶賛迷子中である。
「地図持ってっても迷うからなあいつ」
またも大きくため息をつき、ソウを探す。
「ったくどこに行きやがったんだキリトのやつ
迷子になりやがって」
マップでフレンド追跡する。
「えーっとあいつは北だなよし」
そういって南に進む。
しばらく歩いているとどこからか声が聞こえる。
――――――私を一人にしないでよ・・・ピナ
すぐに声のするところに行った。
女の子がドランクエイプに襲われていた。
すぐさま、刀を抜き、三匹を素早く倒す。
「大丈夫か?」
「は、はい。助けてくれて、ありがとうございます。」
顔がくしゃくしゃになっている、ソウがそれ以上聞くことはなかった。
そこへキリトがやってくる。
「やっとみつけ・・・」
流石だ。すぐに状況を察したようだ。
キリトが口を開く。
「なあ、その羽。アイテム名、設定されてるか?」
女の子は涙を拭い、アイテム名を確認した。
《ピナの心》
「心と設定されているならまだ蘇生の可能性はある。
47層の『思い出の丘』という場所に使い魔蘇生用のアイテムがあるらしい」
「ほんとですか!!」
顔がぱっと明るくなったが、すぐに暗い顔に戻る。
「47層・・・」
「俺たちが行ってきてもいいんだけど
使い魔をなくした本人が行かないと花は咲かないらしいんだ」
「情報だけでもありがたいです。レベル上げしていけばいつかは・・・」
「蘇生ができるのは使い魔が消えてから三日までだ」
「そんな・・・」
キリトは立ち上がり、ウィンドウを操作し、トレード欄に次々と
アイテム名が並んでいく。
「これで、レベルが5,6レベは底上げできると思う」
「な、なんでそこまでしてくれるんですか?」
「マンガじゃあるまいし、笑わないなら言う」
「笑いません」
「・・・君が・・・妹に似てるから」
すると、今まで黙っていた。ソウが噴き出す。
「あははははははは、なんだよそれ。ベタな解答だな」
ソウはお腹を抱えて笑っている。
キリトはソウに向かって言った
「お前、今度ボコボコにしてやる」
「ま、まあ、わからなくもない。確かに妹って感じするもんな」
キリトの黒い雰囲気に冷や汗をかきながら言った。
そして、回復結晶を渡しながら女の子に言う。
「俺はソウ。こいつはキリトだ。
俺たちも一緒に行ってあげる。そうして楽々ダンジョンクリアだ。」
女の子に笑顔が戻った。
「はい!私、シリカって言います。よろしくお願いします。」
うーん 心の温度書こうかな・・・
ソウの刀書いちゃったから必要ないかと
やってしまった感ハンパない。