バカとテストと召喚獣 ~3年生編~   作:レーター

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第4章 開戦

Aクラスを倒す前に一つ上のEクラスを倒す事になった。戦争を行うだけでもそれなりの価値はある。召喚獣の操作や作戦の立て方、実際の戦場での立ち回りなど経験するだけでも価値はある。それに俺はまだ召喚獣を操作した事がない。正確には振り分け試験の後にサンプル体の召喚獣を操作したがそれも基礎的なものだけだ。敵の攻撃を避けたり素早く間合いに入ったりする事もまだ出来ないだろう。

「それで?作戦はあるのか?」

そんな考え事をしていたら須川が話しかけてきた

「ああ、もちろんあるさ」

「どんな作戦なんだ?」

「クラス全員で突撃とか?」

「そんなわけあるか」

クラスの連中が騒ぐ、今回の作戦はいたってシンプル。そのシンプルなプランをみんなに伝える

「今回の作戦は…」

「「「今回の作戦は…」」」

「全員で突撃だ」

「よし、このバカの頭を100回殴ってジャーマンスープレックスリレーをしよう」

「「「異議なし」」」

クラス代表の吉井が恐ろし提案をした。てかそれに異議なしっておい

「安心しろ、俺が後ろで指揮をとる。それだけで俺たちは勝てる」

俺が自信ありげにそう言うとクラスの連中はまた何かを思い出したような顔をしていた

「よし、お前に乗ってやるよ」

「ああ、やるって言っちまったからな」

「そうだな」

何を思い出していたかは知らんが乗ってくれるらしい

「いいかお前ら、俺たちは、Fクラスは」

「「「最強だ‼︎」」」

一瞬びっくりした、俺の言うことを分かってたのかと。そんなちょっとした疑問がわいたとき吉井が言った

「やっぱり、雄二に似てるね。神谷君は」

そうか、今のセリフをその坂本雄二とか言う奴も言っていたのか。その坂本と言う奴がどんな奴かは分からんがそのうち分かるだろう。なにせ俺らはAクラスと戦争をするのだから

 

「全軍突撃‼︎」

チャイムが鳴ると同時に全軍がEクラスに突撃した。俺は点数がないから補充試験を受けていた。大丈夫なはずだ、あらかじめ隊を編成して隊長には大体の指示をしてある。今回の作戦はいたってシンプル。全軍を突撃させ時間を稼いでる間に俺が点を取る。それだけだ。

「去年は勝ったからって調子に乗るな‼︎」

「お前らなんて眼中にねぇんだよ‼︎」

「そうさ、俺らの目的はAクラスなんだよ」

廊下からE,Fクラスの声が聞こえる。フィールドは念のため保健体育にしておいた。最悪の場合ムッツリーニで対処できるからだ。

「とにかく時間を稼ぐんだ‼︎」

「Fクラスの吉井のくせに調子に乗るな‼︎」

「ええ!?僕だけピンポイント!?」

「大将自らとはなめてくれるじゃねえか」

「まぁね、Eクラスの君たちに倒される程弱くないからね」ドヤ

「…………」

「どうしたんだい?僕のこの気にビビってるのかい?」

「「「んだとこの野郎‼︎観察処分者が偉そうに‼︎」」」

「みんなとっととこのバカを倒して勝つぞ‼︎」

「黙って聞いてりゃ偉そうにしやがって、ぶっ殺す‼︎」

「こんなカスひねり潰す‼︎」

酷い言われようだ。まぁ作戦は成功だな。怒りとは理性を無くさせる。つまり攻撃が単純になるわけだ。しかも早く相手を倒そうとやっきになって前進してくる。あとはこちらが攻撃をかわしつつ攻撃して点数を徐々に下げ補充試験を受けさせに行くか補習室に行かせればいい。それだけで時間稼ぎには十分だ。

さて、そろそろ俺も出るとするか

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