艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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今回も夏のお話です。ホント季節感なくてすみません

酒匂はとっても漢字に強く、横須賀経営のテレビに出て賞金を手にします

が、それを嗅ぎ付けた奴がいて…

※このお話には、著しくIQが下がったパイロット達が登場します。お楽しみ下さい


340話 ビャンビャン麺が書けるタイプの酒匂

海開きのシーズンが近付いた夏のある日…

 

アタシと親潮が繁華街に視察に行っていると、珍しい光景が見れた

 

「ジェミニ様、あれを…」

 

「なぁに??」

 

親潮が見ている先にはレイと酒匂がいた

 

「ぴゃ〜」

 

「ぴぁ〜」

 

酒匂とレイが日陰の席でジュースを飲みながら何か書いている

 

しかもレイもぴゃーぴゃー言っている…

 

「何してんの??」

 

「ぴゃー…熱いからジュース飲みながら新薬のレポート書いてるの…」

 

「酒匂はマーカスさんに買って貰った漢字ドリルしてるんだ!!」

 

ぴゃーの立場が逆転している…

 

酒匂はまだ子供だから、一生懸命勉強してんのね…

 

たま〜にとんでもない漢字知ってるけど…

 

「あ!!ジェミニさん!!これ、言われてた紙です!!」

 

「あらっ、ありがとっ!!」

 

酒匂に渡された書類を見る…

 

この子、可愛い顔してて妹キャラなのに達筆なのよね…

 

「酒匂、貴方字綺麗よね??」

 

「えへへ…酒匂はボンクラちゃんなので、字位は綺麗に書きたいんです!!」

 

「レイを見なさい」

 

レイは死ぬ程字が汚い

 

打ち直して提出されるカルテとか、よくあれで把握出来ているな…と思う…

 

「ミミズが這った様な字です…」

 

「俺が分かりゃ良いの!!」

 

「アンタも酒匂みたいに、薔薇って漢字書ける位になんなさいよ??薔薇!?」

 

何気なしに酒匂の手元を見ながら言ったが、漢字ドリルには"薔薇"と書かれている

 

「ちょちょちょ!!ちょっと酒匂??貴方薔薇書けるの!?」

 

「はいっ!!」

 

酒匂は手元にあったノートにサラサラと"薔薇"と書く…

 

とても美しい字で書かれてる…

 

まるでPCに打ち出した様な字だ…

 

「さ、酒匂??ちょっと漢字ドリル見せてくれる??」

 

「はいっ!!」

 

流石に気になったので酒匂の漢字ドリルを見てみた…

 

 

 

問1

"かまきり"に"いかく"される

蟷螂に威嚇される

 

問2

"ろくろ"で"ちゃこうろ"を作る

轆轤で茶香炉を作る

 

 

 

ちょっと見ただけで目がチカチカして来た…

 

アタシもレポートや書類の類で難読の漢字をたまに見るが、酒匂の漢字ドリルはもっと酷い…

 

見た事無いヤバい漢字がズラーッと並んでいる…

 

「酒匂、漢字好き??」

 

「はいっ!!いっぱい覚えられて楽しいです!!」

 

「ちょっとここ座るわね…親潮、ここおいで!!」

 

「失礼しますっ」

 

レイの横に親潮が座り、アタシは酒匂の横に座ってもう一度書類を見ながらお話する

 

「酒匂は新しい資格取ったのね。漢字検定一級…そっかそっか。漢字検定一級!?」

 

二度見した…

 

漢字検定一級ですって!?

 

「今度漢字クイズのテレビに出るんです!!」

 

「頑張るのよ酒匂!!応援してるから!!」

 

「はいっ!!優勝したら酒匂、ジェミニさんとマーカスさんと、お姉ちゃん達にご馳走したいです!!」

 

「なんて可愛い…」

 

酒匂の目はキラキラしている

 

対するレイは…

 

「うぬぬぬ…コイツがネックか…」

 

「サリチル酸はどうでしょう…」

 

「その手があったか…」

 

レイはレイで悪戦苦闘してるわね…

 

何作ってんのかしら…

 

「アンタは何書いてんの??」

 

「艦娘の艤装あんだろ??あれの靴擦れの薬さ。最終的にはクリーム状にしたいんだがなぁ…」

 

「確かにたまにいるわね??」

 

「硬くなった皮膚部分だけ取れりゃカプセルで治せるんだがな…やっぱメス入れるのが怖い子とか、靴擦れでカプセルに長時間入りたくない子もいるから、何とか薬で手早く取れる様に出来りゃ良いんだが…ムジィ〜!!」

 

とは言いつつ、数日後にレイは塗り込む事で硬くなった皮膚だけ取れるクリームを本当に開発する

 

子供にも使える様にしてあったのが良かったのか、足だけに限らず手のタコとかにも使えるので、こっそりライセンスを買い取ってその辺の薬局でも取り扱いを始めたのはもうちょっと先のお話…

 

 

 

 

そして数日後…

 

夜、子供達が寝た後、執務室のテレビをタバコを吸いながらレイが見ている

 

「どう??酒匂は出てる??」

 

「今奮闘してる…行けっ!!ありがとっ」

 

レイの分のコーヒーも淹れ、アタシも横に座る

 

酒匂はテレビのスタジオで、画面から迫る漢字の読み方を解いている

 

《酒匂に任せて!!》

 

難読漢字が酒匂に迫る…

 

1問、また1問と問題を解いていく…

 

《頑張れ酒匂!!もう分かんないってこんな漢字!!》

 

《ぴゃぁ〜…》

 

余りにも難読な漢字が放たれ、スタジオは爆笑しているが酒匂は頭を掻いて、汗を垂らしながら回答を書いている…

 

《どうだ!!いったぁぁぁあ!!》

 

《やったー!!》

 

「よっしゃあ!!」

 

「やったわ酒匂!!」

 

《賞金の100万円です!!酒匂選手、何に使いましょう!!》

 

《はいっ!!漢字を教えてくれた人と、いつもお世話になってる人にご馳走しようと思ってます!!》

 

《良い子だ…見てますかテレビの向こうのお二方!!》

 

「ははは、はははは!!」

 

レイが普通に笑ってるの、なんだか久々に見た気がする…

 

いつもは優しそうに鼻から抜ける感じで笑うのに…

 

そして、それから数日後、事件は起こる…

 

 

 

数日後…

 

「ジェミニさんっ!!マーカスさんっ!!今日は酒匂がご馳走しますっ!!」

 

「おっ!!そうか!!酒匂は欲しい物買ったか??」

 

「新しい漢字ドリルを買いました!!」

 

繁華街でいつもと変わらない会話をしている俺と酒匂

 

その時、執務室では…

 

「はぁ…コクゼーの方が何を??」

 

「税金の回収に参りました」

 

「アタシは納税してるんだけど??」

 

「あぁ!!いえいえ!!ジェミニ様では無くて、この間の酒匂様の賞金の件で…」

 

「朝霜、行って」

 

机の下から手で朝霜に合図を出す…

 

レイを呼んで来てくれの合図だ

 

「おっしゃ分かった!!」

 

「お幾ら??アタシが出すわ??」

 

「酒匂様から頂かないと…ジェミニ様がお支払いになると言うのなら我々は構いませんが…」

 

 

 

 

「お肉なんてどうでしょう!!」

 

「酒匂は何が」

 

急に基地の鐘が鳴る

 

鳴らしているのは朝霜だ

 

「コクゼー襲来!!コクゼー襲来!!」

 

「食べ…コ、コクゼー!?コクゼーキタ!!」

 

「え!?マーカスさん!?」

 

 

 

鐘の音はパイロット寮にも聞こえた

 

カーン、カーン、カーン

 

「あっはっはっはっは!!そうかフレッチャー!!お前は昔っから…コ、コクゼー!?」

 

「よしっ!!これで洗濯機の修理出来…コ、コクゼー!?」

 

「松輪は賢い子だな!!」

 

「おらもお勉強して賢くなるだよ!!」

 

「農家するつも…コ、コクゼー!?」

 

ボクシングジムにも…

 

「シッ、シッ、シッ!!」

 

「良い調子よソノザキ!!」

 

「フッ!!ハッ!!コ、コクゼー!?」

 

コロラドにおもちゃを買わされたアレンにも…

 

「Papa‼Thank you!!」

 

「ホーネットと遊ぶのか??」

 

「Yes!!ホーネットにもTrapp作らせんの!!」

 

「いつやられるか分かっ…コ、コクゼー!?」

 

鯨一族の平屋にいたエドガーにも…

 

「良いですかエドガー。貴方は鯨流の剣術の使い手…つまりは剛剣使い、その使い方を誤ってはなりません」

 

「大鯨さん…今日こそ叩っ斬…コ、コクゼー!?」

 

家族でピザを食べに来ていたウィリアムにも…

 

「アトランタ良かったわね!!」

 

「パパありがと」

 

「すまなかったな、時間が中々取れ…コ、コクゼー!?」

 

名だたるパイロットが急に狂い出し、工廠を目指す…

 

 

 

「こくぜ〜こくぜ〜いってう」

 

「あにすんの??」

 

「コンボーモツ!!」

 

「コンボーモツ!!コロス!!」

 

「コンボーモツ!!」

 

「コンボーモツ!!コロス!!」

 

工廠の涼しい場所でシートを敷いておままごとをして遊んでいたひとみといよが異変に気付く

 

自身達の兄であり父親である男が棍棒をパイロット達に渡している

 

掛け声も何か変だ

 

「あにちてんの??」

 

「こんぼーもつ!!こおす!!」

 

「コンボーモツ!!」

 

ひとみといよは原始回帰してしまったマーカスから棍棒を受け取る

 

「「もつ!!」」

 

「コロス!!」

 

「「こおす!!」」

 

「ツイテクル!!」

 

「ついてく!!」

 

「ついてく!!」

 

ひとみといよは実に楽しそうにマーカスの後ろを着いて行く…

 

 

 

「少々お待ちを。計算しますので…」

 

「早く帰った方が身の為ですよ…」

 

「恐喝と捉えますよ。口を慎んで下さい」

 

「警告しましたからね」

 

執務室では、コクゼーの人間がお札を数えている…

 

アタシは何度も早く帰る様に促した

 

後は知らない…ホントに知らない!!

 

「「「ウォァァァァア!!」」」

 

「外が騒がしいですね…」

 

アタシは外の様子を見る為に窓を開けて下を見た…

 

「コクゼードコ!!」

 

「ミツケル!!コロス!!」

 

「はぁっ…!!来たっ!!」

 

窓を閉めて振り返る…

 

まだお札を数えてる…

 

「執務室にいんぜ!!」

 

「シツムシツ!!コクゼーイル!!」

 

「シツムシツイル!!コロス!!」

 

朝霜!!先導してどうすんのよ!!

 

何でレイ呼んでって合図出したのに突撃コールしたのよ!!

 

横須賀には特殊な招集があり、その一つに突撃コールがある

 

それは特殊な訓練を受けたパイロット達が白兵戦に向かう招集

 

普段頭脳明晰な人や、心優しい子達でさえ、IQが急に3くらいになり、棍棒を振り回して敵を欺き撃退する

 

そして対象は恐怖で二度と横須賀に来れなくなるという寸法だ

 

その招集を朝霜は出した

 

「お、終わった…」

 

「もう終わりますよ」

 

アンタに聞いたんじゃないの、アンタに言ったのよ!!

 

「ココ!!」

 

「ひっ!!」

 

き、来たっ…

 

アタシは壁に沿ってその場をちょっとでも離れる…

 

「ココアケル!!」

 

「マカセル!!」

 

バキッ!!とドアが壊され、原始回帰したパイロットがなだれ込んで来た!!

 

「オンナ!!オンナイル!!」

 

「コクゼードッチ!!」

 

「あ、あっち!!お金触ってる方!!」

 

「コイツ!!」

 

「そう!!」

 

「「「ウォァァァァア!!」」」

 

全員が棍棒振りかざし始めた!!

 

「何ですか貴方達は!!いだっいだだだだだ!!」

 

「コクゼーコロス!!」

 

「コロス!!」

 

「おるぁ!!」

 

「うりぁ!!」

 

何故かひとみといよもいる…

 

「ここねあう!!」

 

「「「ウッ!!」」」

 

パイロット達が一斉に反応している

 

「ここもねあう!!」

 

「「「ウッ!!」」」

 

ひとみといよが棍棒を向けた先に反応して一斉に反応している…

 

「なぐう!!」

 

「「「ウォァァァァア!!」」」

 

ひとみといよが先導に立っている…

 

「ちょ!!やめっ!!がはっ!!」

 

「コクゼータオシタ??」

 

「いけにえ!!」

 

「イ、イケニエ??」

 

「いけにえ!!」

 

「イケニエ!!」

 

ひとみといよはどこからかロープを取り出し、コクゼーの人間をふん縛る

 

「えっほ!!」

 

「「「エッホ!!」」」

 

「うっほ!!」

 

「「「ウッホ!!」」」

 

そうして持って行かれた…

 

「どだ!!行ったか!!」

 

朝霜が帰って来た

 

「アンタなんで突撃コールしたの!!レイを呼んでって合図したの!!」

 

「そ、そうなんか!?いやぁ〜ごめんごめん…」

 

「もぅ…しばらく収まんないわよ、アレ…」

 

ひとみといよは何処に持って行くか知らないけど、もう道中で笑い者になっている…

 

仕方ない…行くしかなさそうね…

 

 

 

「がいばうで〜、こえもってくらしゃい」

 

「よっしゃ…」

 

いよがガリバルディーに松明を渡している…

 

「その…アンタも災難だな??」

 

「こんな事になるとは思わなかった!!」

 

「だろうな…」

 

「コクゼーコロス」

 

「コロス」

 

畑の裏に棒を立てられ、そこに縛られたコクゼーの人間

 

少し高い位置で縛られ、足元には木の枝が積まれている

 

「いけにえ!!」

 

「イケニエ!!」

 

「あまごい!!」

 

「アマゴイ!!」

 

「いけがいばうで〜!!」

 

「おっしゃ!!」

 

ガリバルディーによって火を点けられる

 

「「「オォー!!ウッホ!!ウッホ!!」」」

 

パイロット達が火を見て飛び跳ねて喜んでいる

 

「どわー!!なんて事するんだ!!」

 

「あいっ!!」

 

「ど〜じぉ!!」

 

ひとみといよは原始回帰したパイロットに串に刺したお肉を配っている

 

パイロット達は渡されたお肉の匂いを嗅ぎつつ、ひとみといよの様子を伺っている

 

「こ〜しゅう!!」

 

「おにくやきやき!!」

 

「ヤキ…オニクヤキヤキ!!」

 

「「「オォー、オニクヤキヤキ!!」」」

 

串に刺したお肉が焼かれていく…

 

「ちったぁあかりあしたか??」

 

「何をだ…」

 

「こえはきしゃまのけつあつ」

 

「うっ…」

 

「さかあうと、こ〜なりあす」

 

「わ、分かった…」

 

「わかってへんな」

 

「もっとひ〜くらしゃい」

 

「スゥ…」

 

アタシは大きく息を吸い込む…

 

そして…

 

「コラーーーーーッ!!」

 

「「こぁーっ!!」」

 

ひとみといよがアタシの真似をする

 

「はっ…俺は何を…」

 

「何故キャンプファイヤーを…??」

 

「自分、確か洗濯機の修理を…」

 

「イントレさんは??」

 

「あらっ!?フレッチャー??」

 

「コロラド!?あれ!?」

 

「ピザはどこ行った??」

 

「なおった!!」

 

「ひとみ!!いよ!!」

 

「「よこしゅかしゃん!!」」

 

アタシに気付いて二人が寄って来た

 

「もう夏だもんね??キャンプファイヤー楽しい??」

 

「たのちい!!」

 

「こんどあそこにがいばうで〜おく!!」

 

「ゲッ…忘れてたぜ…」

 

「そっかそっか!!後はアタシに任せてくれる??」

 

「こんぼ〜もつ!!」

 

「あいっ!!」

 

「ありがとっ!!さて…」

 

アタシはひとみに貸して貰った棍棒を左手でポンポンさせながら近付く…

 

「どう調理しようかしら…ねぇ??」

 

「ここにいたのウィリアム!!」

 

「貴子!!」

 

タイミングが良いのか悪いのか、貴子さんが来た

 

「貴子さん。コイツの対応で家族の時間が奪われたんです」

 

「ほぅ…」

 

貴子さんの目の色と声色が変わる…

 

「撤退しろ!!撤退!!」

 

隊長の一言でそこにいたパイロット達が引き下がる…

 

「いよちゃん。一つ貸してくれる??」

 

「あいっ!!」

 

「すまんな…でだ…」

 

貴子さんも左手でポンポンしながら近付く…

 

「そのまま焼かれるか、挽き肉にされるか…選べ小僧…」

 

「どっちも同じだろう!!」

 

「いいや違う。焼かれようが挽き肉にしようがとにかく殴る。貴様が泣こうが喚こうがとにかくコイツで殴る。顔面の形が変わろうが、手足が逆に曲がろうがとにかく殴る。今焼かれるか、後で焼かれるかの違いだ。選べ。それともコクゼーらしく選択肢は無くしてやろうか」

 

「どちらも嫌だ!!」

 

「じゃあなんて言うのかしら…」

 

「す、すまなかった!!許してくれ!!」

 

「とりあえず火は消してやろう。せめてもの情けだ」

 

貴子さんが棍棒を軽く振ると、一瞬で火が消える

 

「アタシ、あんた達がうるさいからちゃんとまとめて払ってんだけど」

 

「そ、そうでした…」

 

「下調べもなしに出向いたのか貴様は」

 

「おっしゃる通りです…大変ご迷惑をお掛けしました…」

 

「貴様に一番の屈辱を与えよう。子供に生殺与奪を委ねる」

 

「良い考えね」

 

「そんな…」

 

そう男が言うと、貴子さんは男の顎を掴んだ

 

「国の宝に生き死にを委ねるのもまた一興だろう??」

 

「うぅっ…」

 

貴子さんはひとみといよの方に振り返る…

 

「どうするのが良いと思う??」

 

「いけにえにすう!!」

 

「ばくさつ!!」

 

「ほう…爆殺か…爆殺らしいな??」

 

「ごめんなさい!!許して下さい!!どうかお慈悲を!!」

 

「悪いが慈悲の心は持ち合わせていない。ダイナマイトを用意せよ!!」

 

「だいなまいと!!」

 

「もってくう!!」

 

ひとみといよは嬉々として何処かに行った

 

数分もしない内に、二人は両手に1本ずつ、計4本のダイナマイトを持って来た

 

「こえ、がいばうで〜につかうあつ!!」

 

「ひひひ!!よくもえあす!!」

 

「本来アタシに使う奴なのかよ!!」

 

ひとみといよは何故かは分からないが、基地の何処かに非殺傷兵器ではあるものの、対ガリバルディー用の花火玉を隠し持っている

 

「こえでこくじぇ〜うちあげ!!」

 

「もうなつ!!」

 

「そうね!!じゃあ、みんなで花火見ましょうか!!」

 

「なら俺達も準備すっか!!」

 

「自分初めてです!!」

 

「メッチャ楽しみです!!」

 

「ではっ…我々も準備しますか。ウィリアム??」

 

「よしっ。貴子、スッキリしたか??」

 

「ふふっ…もう少しで殺す所だったわ??」

 

貴子さんはもう一度棍棒を振る

 

「えっ、なっ…」

 

コクゼーの男のロープが切れた

 

「次はちゃんとチェックして来んのよ??」

 

「は、はいっ!!」

 

「後、艦娘の子達の税金関連はこっちに回して。それか前もって相談に来て。それぐらいして。高っかいの払ってんでしょ??」

 

「も、勿論です!!」

 

「ま、良いわ。今日は楽しんで帰んなさい??」

 

「お肉が焼けました!!」

 

ひとみといよがパイロット達に渡していたお肉は、酒匂が買ってくれた物だった

 

いっぱいお肉を食べて、満腹になった所で夏が始まる…

 

 

 

「よっしゃ点いた!!アレン!!」

 

「おっしゃ!!涼平!!園崎!!」

 

「「はいっ!!」」

 

四人が超持続手持ち花火を手にし、仕掛けられた花火に点火して行く

 

「あっはっはっはっは!!行け行け行け!!」

 

「はーっはっはっはっは!!ぜーんぶ行ったぁ!!」

 

「うぉりゃぁぁぁあ!!あはははは!!凄いや!!」

 

「す、すげぇ〜!!」

 

離島からどんどん打ち上げられる花火

 

男4人は特等席から堪能しつつ、打ち上げを続けていた…




酒匂…  麺を書き順すら間違えずに書けるタイプの酒匂

普段ぴゃーぴゃー言ってるのに漢字になると途端に強い。漢字検定は「全部ドリルでやったぴゃー!」とか言う



※このお話には"コクゼー"と言う謎の徴収員がいます。国◯とは一切関係の無い組織です。間違えない様に。カタカナです。分かりましたか?
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