艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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さて、47話が終わりました

さぁ、霞回を書きたいと思います

子供達が活躍しますよ‼︎

もちろんたいほうも‼︎


48話 欲しい物(1)

私は霞

 

私は今、恋をしている

 

それは、提督じゃない

 

勿論提督も好き

 

だけど、私が好きなのは、彼…

 

色んな経歴を持ってるみたいだけど、今はここで私達の面倒を見てくれる、提督の部下の人だ

 

彼は最近”鹿島”とケッコンを果たした

 

だから、私が出る幕は無い

 

そう思っていた…

 

「霞〜‼︎」

 

工廠から、彼の呼ぶ声が聞こえた

 

「何⁇」

 

彼は私の思いとは裏腹に、ウザいと思う位かまってくれる

 

本当はとっても嬉しいのだけど、どう表して良いか分からない

 

「そらっ‼︎」

 

「きゃっ‼︎」

 

こっちに向かって、巨大なシャボン玉を作って来た

 

…いい歳こいてシャボン玉をしている

 

「おもしろいね‼︎」

 

かと思えば、足元にはたいほうとドイツの子二人がいる

 

「中々崩れないスーパーなシャボン玉だっ‼︎」

 

「ったく…工廠で何してんのよ⁉︎」

 

「シャボン玉‼︎」

 

「ほんっとバカね」

 

本当は、もっと良い言い方があるのに、いつも罵声が出てしまう

 

だけど彼はいつも笑顔を返して、それを受け止めてくれる

 

「ほら、お前の分だ‼︎」

 

紙コップとストローを渡され、中に液体が注がれた

 

「あ、飲んでも大丈夫な様に作ってあるから、心配すんなよ」

 

「あ、うん…」

 

彼はタバコを持って、裏の海岸に向かった

 

液を付けたストローをフゥッと吹くと、まぁまぁ大きいシャボン玉が出来た

 

シャボン玉は宙に舞い、私の顔を映した

 

「わぁ…」

 

「たいほうもおっきいのつくる」

 

地べたに座ったたいほうは、自分なりに大きいシャボン玉を作る

 

「できた‼︎」

 

「ふ〜ん、中々やるじゃない」

 

ニコニコしたたいほうを見ていると、こんな感じになりたいと多々思う

 

もう少し子供っぽく接すれば、彼は振り向いてくれるのだろうか…と

 

「霞ってさ」

 

横にいたれーべが話し掛けて来た

 

「スティングレイの事、好きだよね⁇」

 

「なっ‼︎好きとかそう言うのじゃ…‼︎」

 

図星を突かれ、つい焦ってしまう

 

「そっか。違うならいいや」

 

れーべに続き、まっくすも此方を見てくる

 

「素直じゃない」

 

「はぁ⁉︎あんたねぇ‼︎」

 

「レイは素直じゃない。霞と一緒」

 

「どうゆう意味よ」

 

「私にいい考えがある」

 

 

 

場所を変えて子供部屋…

 

「レイは甘い物が好き。だからプレゼントする」

 

まっくすが手にしているのは、フルーツミックスの缶詰

 

「これを霞にあげる。食後のデザートを霞が作るんだ」

 

「やってみるわ‼︎」

 

そして食後…

 

「え〜…食った食った‼︎」

 

お昼は炒飯と餃子

 

はまかぜは時々何をしたいのか分からなくなる

 

私はレイの為に、まっくすから貰った缶詰をお皿に開け、真ん中にプリンを置いた

 

「れ、レイ…デザ」

 

「はいっ、どうぞっ‼︎」

 

タイミング悪く、鹿島が同じ様なデザートを置いた

 

私のより見栄えが良くて、量もある

 

「サンキュー‼︎」

 

「あ…」

 

やっぱり、鹿島がいいんだ…

 

そうよね…

 

お嫁さんだもの。そっちを選ぶわよね…

 

「はい」

 

「でざーと⁉︎たいほうにくれるの⁉︎」

 

「あげるわ」

 

私はたいほうの前にそれを置き、部屋に戻った

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