「提督、それなぁに⁇」
「部屋で開ける」
「島風が持つね︎」
島風に箱を二つ持たせ、一つだけ脇に抱えて部屋に戻った
「わ〜︎何これ〜︎」
「なるほど…これで1カ月分って言ってたのはこれか」
箱の中身は煙草だった
全部で30箱
多そうに見えて、私は暇さえあればコレを吸う
空以外では、ずっと咥えてた気がする
「島風も吸える︎」
「ダメだ、お前はこっち」
口に煙草を咥えながら、島風に棒付きの飴を渡した
「わ〜︎ありがとう︎」
さて、何をしようか⁇
「ん〜…膨らまないな〜」
「何してるんだ⁇」
「浮輪貰ったの︎」
「貸してみろ」
島風の体に丁度フィットする感じの、白と赤の浮輪
栓に口を付け、どんどん膨らまして行く
「ほら」
「凄い凄い︎ありがとう、提督︎」
「基地の周りだけなら、遊んで来ても良いぞ」
「ホント︎行ってきま〜す︎」
浮輪片手に嬉しそうに外に出て行った
そうだ、風呂に入ろう
あの入渠ドックってのに入るのか
煙草の火を消し、タオルと着替えを持って入渠ドックに向かった
「おぉ」
中は意外にも露天風呂
こいつはいい
疲れが取れそうだ
体を洗い、湯船に体を浸けてみた
「ふぅ…」
丁度いい温かさだ…
大きなため息を吐いた後、肩までお湯に浸けた
「とりあえず、建造だな」
コレをしない限り、基地や鎮守府ってのは機能しないらしい
運がいい所は、強い艦隊を沢山迎え入れているらしい
私はとりあえず一回様子を…
「な、なんだ︎」
頭上に現れた巨大なクレーン
先っちょには、オイルが繋いである
「やめ、あばっ︎」
顔面にオイル直撃
「誰だ︎」
”ニゲロー︎”
何か声が…
「捕まえた︎」
手の平で暴れているのは、小さな人間だった
「な、な、な︎」
驚かない方が可笑しいだろう
手の平サイズの人間が目の前でいるのだから
「なんだ貴様は︎」
”離せ〜︎”
「あっ︎」
手の平サイズの人間は、そのままどこかに消えていった
「何だっんだ…」
少し恐怖を覚え、入渠ドックから出た
「島風は…いないか」
提督室に、人影はない
よし、建造ってのをしてみるか
建造ドックに行くと、資源を入力する装置が4つあった
「燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト、そして開発資材の量を決めましょう、か」
そういえば、大型建造が出来ると言ってたな
こっちを試してみるか…
各資材6000か…
半分位で試してみるか
開発資材は20
燃料、弾薬、鋼材を3000…と
ボーキサイトは…
「ど〜ん︎」
島風がぶつかってきた
「あ︎」
拍子にボタンを押してしまった︎
ボーキサイト6000
建造開始
「あわわわ…」
「後は待つだけだよ︎」
「お…おま…」
「どしたの、提督⁇あーっ︎」
私が指差す方向には、ボーキサイト6000と書かれた電光板が無残にも建造開始の合図を出していた
「ボーキサイト全部入れちゃったの︎」
「あぁ…」
「ごめんなさい」
「済んだ事だからいい。それより、遊んで来たのか⁇」
「うんっ︎あのね︎」
島風の話はとても楽しそうだった
海は綺麗で、ドロップ見たいなキラキラの石がいっぱい
小さな森に入れば、色鮮やかな虫や木の実が沢山なっていた