きそは色々な事に興味深々
それは勿論、男女の関係だって
そして、きそはレイにある質問をしたお話です
「行ってくる」
「行って来い‼︎ミハイル落として来いよ‼︎」
「落とす」
意気揚々と、グラーフがスカイラグーンに向かった
「レイ‼︎」
きそは最近、昼間でもきそで居る事が多くなった
だが、出撃やら哨戒の時はちゃんとフィリップの中に入る
未だに原理は分からないが、きそが良いならそれでいい
昼間は遊んだり、時々勉強をしている
俺は見てくれはバカだし、横須賀曰く、空の連中達から”空飛ぶアウトロー”と言われているらしいが、こう見えて教養はある
それは前にフィリップ、もといきそに言った
だから、ちょっとした事なら教えられる
「どうした⁇」
「赤ちゃんってどうしたら出来るの⁉︎」
「ゔっ…」
地上最強に面倒くさい質問だ…
「あかちゃんてなに⁉︎」
たいほうも食い付いた‼︎
「僕も気になる‼︎」
「私も」
子供達がゾロゾロ食い付く中、落ちついている人物が一人
「ふっ…バカね、貴方達‼︎」
タイミング良く切り出してくれたのは霞だ
「赤ちゃんはね‼︎好きな人とケッコンしたらコウノトリが持って来るのよ‼︎」
オーケー‼︎
ナイスだ霞‼︎
「こうのとり⁇」
「そう、コウノトリだ。英語で言うと”ストーク”だな」
「鳥が持って来るの⁉︎」
「非現実的」
まっくすはあくまでまっくすだ
「レイ、教えて‼︎」
キラキラした瞳のきそに嘘を吐きたくない…
だが、まだ早い気がする
「くっ…」
ここは逃げるべきなのか⁉︎
いや、ここで逃げたら男の名が廃る‼︎
しかし、変に教えたら逆効果…
教えるべきなのか…
くそ…
「お困りですか⁇」
にやけ顔の鹿島が現れた‼︎
「そうだ‼︎鹿島は先生だからよく知ってる‼︎さ‼︎鹿島に聞くが良いわ‼︎」
「赤ちゃんって、どうしたら出来るの⁉︎」
「皆さん多感な年頃ですものね‼︎では、あちらで授業をしましょう‼︎レイ、付き合って下さい」
「さっ‼︎たまには釣りでもしよ〜っと‼︎」
基地を飛び出した瞬間、鹿島に襟を掴まれた
「ぐえっ‼︎」
「手伝ってくれますね⁇」
鹿島の顔が怖い
「お…オーケー…」
普段使われていない和室を教室の代わりにし、畳の上に子供達が座り、鹿島はホワイトボードと椅子を引っ張って来た
「ではレイ、こちらに座って下さい」
椅子に座り、子供達と目を合わせる
「では、授業を始めます‼︎」
鹿島はホワイトボードに何か書いている
「赤ちゃんは、お母さんのお腹から出て来ます。お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいる事を”妊娠”と言います」
鹿島の授業は分かりやすい
小難しい事を言わず、子供達に分かりやすい言葉のみで事柄を説明して行く
「妊娠するにはどうしたらいいの⁇」
相変わらず、きその目はキラキラしている