《ハッシャ︎!!》
綺麗な直線を描き、二つのロケット弾が敵に近付く
「着弾︎着弾だ︎空母一隻撃沈︎」
《センカンイッセキタイハ︎!!》
「次弾装填︎!!」
《オット。テキサンガイッパイダ》
「よし、散開行動に移れ。敵機は任せた︎」
《ラジャー︎テッケンセイサイダ︎!!》
「お前の相手はこっちだ︎!!」
まずは、フィリップが大破させた戦艦型に機銃攻撃を仕掛け、轟沈に追い込んだ
これで、脅威が一つ減った
「武蔵︎!!敵機はフィリップに任せろ︎!!戦艦型を頼む︎コルセアの火力じゃ無理だ︎!!」
《了解した︎!!同時に空母も沈めてやろう︎ゆくぞ︎!!》
無線の先から二回、砲撃音がした
数秒後、戦艦型に命中
また数秒後、空母に直撃弾
両者を轟沈に追い込んだ
「命中確認︎!!良くやった︎!!」
《弾は後一発だ。空母もついでに沈めてやろうじゃない、か︎!!》
再び砲撃音がした
数秒後に、空母型に命中
大破まで追い込んだ
「良くやった。お前はたいほうと妖精達と地下へ逃げろ」
《生きろよ、提督》
「了解した」
無線が切れた後、最後の一発のロケット弾を装填した
《テッキゼンメーツ︎》
「ロケット弾はあるか⁇」
《アトイッパツダケダヨ⁇》
「目標、前方空母型。ロック︎」
《ロック︎》
《「発射︎!!」》
機体から離れた二発のロケット弾は、横並びしたまま、空母型に着弾した
「撃沈…確認︎守りきったぞ…」
《ヤッタネ︎》
「まだ油断するなよ⁇帰るまでがお仕事だ」
辺りに敵影は…特に無いな
「こちらイカロス。任務完了、RTB」
《よっしゃ︎!!流石提督や︎》
《パパ、カッコイイネ》
「ふふ…ありがとう」
二機が着陸し、ようやく落ち着く事が出来た
「たった二機で撃退まで追い込むとは…流石は元パイロットだな」
「まぁな。しかし、単冠湾が心配だ…」
「その心配はありませんよ、大佐」
「遅い登場だな」
たいほうを抱えて出て来たのは、横須賀君だった
「パパ〜︎!!」
「よいしょ」
たいほうを抱き上げ、横須賀君の方を見た
「単冠湾は大丈夫なのか⁇」
「既に復旧作業が開始されています。各地の鎮守府や基地から派遣された工作隊が行動を開始しています」
それを聞いて、私は安堵の息を吐いた
「ちょっと俺に付き合え」
「は、はい…」
「い〜〜〜やっふぅぅぅうぅぅぅ︎︎︎!!!!!」
「やっふぅぅぅう︎︎!!!!!」
「ねぇ…あの二人、何してるの⁇」
「あ…あぁ…一応”哨戒”らしい」
基地で明石と武蔵が立ち話をしていた
自分達の提督が、普段見せない表情でジェットスキーを乗りこなしている
明石も武蔵も参ったような表情をしている
「むさし〜︎」
「たいほうよ、どうした」
「これみつけた︎きらきらのいし︎!!」
「どれ」