艦隊に“はまかぜ”を迎え、段々とパパの周りも騒がしくなって来ました
今回のお話はちょっとした“if”の敵艦のお話です
もし、こんな敵艦がいたら??
艦娘達のセリフに注目です
「ここは⁇」
目が覚めると、いつもの提督の椅子にいた
だが、何処か違う
「…」
それに何故だ
何故私はここにいる⁇
「これ…」
机の下にあった、小さな食器
ここに誰かいたのか⁇
ダメだ、何も思い出せない…
とにかく部屋から出よう
部屋から出て、しばらく歩くと湯気が立っている場所があった
ここは…お風呂か
大きいな
「…」
ここで、俺は誰かと…
何も思い出せないまま、私は外に出た
凄い霧だな…
前がほとんど見えない
しばらく歩くと、大きな建物が見えた
ここは…工廠なのか⁇
油の匂いがするハズの工廠
「誰かいないのか︎」
叫んでも、言葉がこだまするだけ…
「うっ︎」
突然頭痛が起こった
俺は…俺は確かここで…
「戦闘機…部下…」
あぁ、あの時の記憶か
最悪の出撃をする数時間前、私はホワイトボードの前で最後の教鞭を叩いていた
みんな…ゴメンな…
「何やってるんですか、大佐⁇」
「はっ︎」
「工廠は結構冷えますよ、さ、行きましょう」
「お前達…」
目の前に現れたのは、当時の部下達だった
「はっ、冥府から帰って来たんだぜ︎今度は暴れさせてくれよ⁇」
一番軽口のこいつの最後の無線が、ふと頭をよぎった
「ヒュー…今日は空が狭いな、隊長」
「お前等、もう何処にも行くんじゃねぇぞ」
「はっ︎!!何泣いてんだか︎隊長らしくもねぇ︎!!」
「隊長、見えますか⁇」
一人が霧の向こうを指差した
「誰だ⁇」
「パパ〜︎!!」
「お前…」
走って来たのは、小さな女の子だった
私はそれを抱きとめ、しばらく胸に寄せていた
何故か懐かしい…
しかし、誰かに似ている…
「隊長…悪いな」
「貴方はまだ来るべきではありません」
「何だ、お前等…おい︎」
二人の隊員に両脇を持たれ、娘から引き剥がされた
「この國を…未来を頼んだぜ︎」
「私達に出来なかった事、貴方なら成し遂げられるでしょう⁇」
濃霧の中に置いて行かれ、意識が遠のく…
「パパ〜︎パパ︎!!」
「起きろ︎!!提督よ︎!!」
「パパ、起きて︎」
「はっ︎!!」
目が覚めると、三人が目の前にいた
「大丈夫か︎!?」
「う…う〜ん…ここは⁇」
「提督の部屋だ。もう大丈夫だからな」
「敵は私達が倒しました」
「敵⁇」
「あぁ、攻撃はしない艦隊だ。もう居ないと思っていたのだがな…」
「何だ…それ⁇」
「精神攻撃です。提督がいきなり倒れたので心配になって…」
「ま、防御自体は脆弱だからな。たいほうよ、よく頑張ったな︎」
「えへへ…」
武蔵がたいほうの頭を撫でている
戻って来たんだな、ここへ
しかし、不思議な感覚だったな…
昔の仲間にあった気がする
「提督よ。今夜は相手をしてやろう。抱き枕にでもすると良い」
はまかぜが布団を敷くと、私はすぐに横になった
「おやすみ…」
「朝ご飯、作るからね⁇」
「うん…」
電気が消されると、すぐに温かい感触に当たった
「こうすれば、よく眠れるだろう⁇」
武蔵が私を抱いていた
今日はもう…
無理…だ…