「STOP‼︎」
コーラを追い掛けて来た女の子を、愛宕は一瞬で捕まえた
「捕まえたっ‼︎」
「MAMA⁇あれ⁉︎COKEは⁇」
「デデン‼︎」
コーラは俺の手にある
「飲みたいか⁇」
「PLEASE‼︎COKE、PLEASE‼︎」
アイちゃんは手を伸ばしてコーラを取ろうとする
しかし、流暢に英語喋るな…
「もう暴れないか⁇」
「しないしない‼︎」
「ちゃんと座って飲むか⁇」
「うん」
急に素直になった
ちゃんと椅子に座り、コーラを飲み始めた
「愛宕」
「はい」
「あの子はすぐに大きくなる。私の経験上、艦娘はそうだ」
「そうかも知れませんね…まだ産まれて数日なのに、走り回ってコーラ飲んでますし…あれっ⁉︎」
アイちゃんはもう居なくなっていた
「は、速い…」
「PAPA‼︎」
アレンが帰って来た
アイちゃんはアレンを見るなり抱き着いた
甘えん坊なのは確かだ
それと、母である愛宕の言う事は聞くみたいだ
「よいしょっと。アイちゃん、コーラ飲んだのか⁇」
アレンはアイちゃんを抱き上げ、ほっぺにキスをした
「飲んだ‼︎DELICIOUS、DELICIOUS‼︎」
「よしっ、ご飯食べよっか‼︎」
「やったね‼︎PAPAとご飯‼︎」
「みんな、迷惑掛けたな…」
「元気があって良いじゃないか」
「俺も子供欲しくなった‼︎」
「PAPA、この人は⁇」
「この方達は、パパのお友達だよ。こっちの人が大佐さん。こっちの人がレイさん」
「大佐さんはADMIRALなの⁇」
「そっ。君達の隊長さんと同じ提督さ」
「GRANDPAと一緒⁇」
「そ、そうだよ‼︎」
「あのね‼︎”IOWA”のPAPAはPILOTなの‼︎GRANDPAもPILOTなんだよ‼︎」
「アイ…⁇」
名前の発音も良過ぎた為、俺でさえ聞き取れない
「I・O・W・A、アイオワ‼︎」
「あ〜‼︎それでアイちゃんって呼ばれてたのか‼︎」
「あ〜…あ‼︎アイちゃん‼︎」
「やはり父親といると落ち着くんですね‼︎」
ラバウルさんと健吾も来た
「事は収まったのか⁇」
「そうみたいですねぇ…あらっ‼︎可愛らしい子‼︎」
「HELLO‼︎MEはIOWA‼︎」
武蔵と鹿島も来た
鹿島に至っては、アイちゃんを抱っこさせて貰っている
「お腹空いたな…」
「もうすぐ出来ますよ‼︎皆さんで食べましょう‼︎」
アレンの言葉に大和が反応した
美味しそうな匂いが漂っている
「あ、ならアイちゃん⁇ちょっと検査しましょうか⁉︎」
「けんさ⁉︎YOUは誰⁇」
「私は横須賀。痛くしないから、ねっ⁇」
「お、OK…」
横須賀の痛くしないは、正直不安だ
「心配だな…」
横須賀とアイちゃんは部屋を変え、そこで検査する事になった
そして、部屋を変えてすぐ…
「NOOOOOOO‼︎FU○KING横須賀‼︎」
「あ〜も〜‼︎言わんこっちゃない‼︎ちょっと行って来るわ」
「悪いな、レイ」
「気にすんな」
食堂を出て、横須賀達がいる部屋に入った
「NO‼︎痛いのヤダ‼︎」
「黙ってればすぐ終わるわよ‼︎」
横須賀の手には注射器があり、無理矢理アイちゃんの腕を握り、注射針を刺そうとしていた
俺だって針を顔面に近付けられたら怖い
「バッカじゃねぇの⁉︎貸せ‼︎」
「あっ‼︎」
横須賀から注射器を取り上げると、アイちゃんは思いっきり泣いていた
「よしよし、怖かったな」
「FU○KING横須賀…」
余程横須賀が怖かったのか、まだ震えている
俺に抱っこされて、ようやく落ち着いて来た所で、こっそり注射をアイちゃんに刺す
「アイちゃんはコーラ好きか⁇」
「COKE⁇COKE好き‼︎MILKも好き‼︎」
「そっか〜。よしっ‼︎泣かなかったな‼︎」
話しながらアイちゃんから血を抜いた
「痛くなかった‼︎」
「もう終わったの⁉︎」
「下手くそなんだよ、お前の注射は‼︎後やっといてやるから、リストか何かかないのか⁇」
「机の上にあるわ。じゃ、任せるわ‼︎」
本当に横須賀は出て行った