「おいしい…」
「たいほうのあげる‼︎」
「ありがと…」
たいほうはレイにグミを渡し、一瞬その場を離れた後、手にオモチャを持って戻って来た
「たいほうのれっぷう」
パパに新しく作って貰った、艶出しされた烈風の模型が右手に握られている
「れっぷう⁇」
「こっちはパパのすほーい」
左手には、黒いボディの戦闘機が握られている
私はあまり戦闘機には詳しくないが、一度、戦闘機の図鑑で見た機体に似ている
「すほーい⁇」
「ろしあのせんとうきなんだよ⁇」
「ぼくはとむきゃっとがすき‼︎」
「ねこさん」
たいほうとレイは楽しそうに話し始めた
「楽しそうだね」
「まぁ、良いんじゃないかしら⁇」
数十分後、レイはようやく元の姿に戻った
「たいほうはどの航空機が好きだ⁇」
「これ‼︎」
今度はレイがたいほうを膝に乗せ、航空機図鑑を眺めている
いつもの二人に戻っていた
きそと私はビデオをしまい、そ〜っと元の位置に戻した
そして、その日の夜…
「いただきまーす‼︎」
晩御飯の時、レイがチラチラ鹿島の方を見ていた
きそと私は何と無く気が付いた
「霞…」
「えぇ…」
数分後…
「うぇぇ…ここどこ〜⁇」
「ふっふっふ…この時を待ったぜ‼︎」
今度は鹿島がロリ化した‼︎
「さぁ‼︎ペイバックタイムだ‼︎」
「ビャァァァァァ‼︎」
「ウマィィィィィ‼︎」
レイから逃げるロリ鹿島は叫び声を上げながら何処かに連れ去られ、その叫び声にきそが反応した
「…きそ、あんた最近読者から何て言われてるか知ってる⁇」
「天才科学者かな⁇ふふふっ…」
「読者の方々からお便りが来てるわよ。読むわね。第四の壁、破壊よ‼︎」
ホントは使いたくなかったけど、鹿島のリンゴジュースの回で既にキャラ崩壊してるので、この際構わないわ‼︎
”きそちゃんハァハァ”
”きそちゃんペロペロ”
”ポンコツでマヌケなきそちゃんが大好きです‼︎”
”最近きそちゃん、ギャグキャラ要員になって来てるので好きです‼︎”
”ゲーヲタ、アニヲタのきそちゃんが大好きです‼︎”
「その他諸々、ここでは言えない下ネタを含め、20件弱のお便りが届いてるわ」
「やったね‼︎人気キャラだ‼︎」
「人気キャラ一位は現状、榛名さんよ⁇二位がたいほう、三位がレイ、四位がきそよ」
「五本の指に入ってたら満足だよ‼︎」
「因みに、榛名さんに至っては100件以上のファンレターがあるわ」
「流石だね‼︎」
「まっ、きそも頑張んなさい。それと読者‼︎私が照月に負けるってどういう事よ‼︎作者が内緒で集計していた感想やファンレターの結果では、私は照月の下よ⁉︎」
「か、霞⁇」
「私の人気が無いのは作者が出番を寄越さないからよ‼︎いい⁉︎これを見た読者の人は私についての褒め言葉でも送って頂戴‼︎分かった⁉︎」
「霞ってば」
「ま、まぁ…この作品を見てくれて感謝はしてるわ。これからも、その…宜しくね⁇」
「霞‼︎」
「何よ‼︎」
「むやみやたらに第四の壁破壊なんかしたら、作者に陳情書が届くし、霞の票が入らないよ‼︎それに今、ストーリーガン無視だよ‼︎」
「どうせ後は意味深な夜戦して朝チュンよ‼︎」
「それがR-15のギリギリラインなんだよぉ‼︎」
「まぁいいわ。でも、これだけは言っておくわ。今後私の回の後半は大体第四の壁を破壊するわ‼︎いいわね⁉︎」
「このストーリーぶち壊しだよぉ‼︎」
「質問とか、お便りの返信を答えるのよ‼︎あんたも手伝うのよ‼︎」
「絶対ストーリー壊さない⁉︎」
「私が読者と喋ってる時点で壊れてるわよ‼︎」
「うぅ…僕はどうすればいいんだ…」
「はんっ‼︎黙って私に従うしか無いわね‼︎」
「うぅ…分かったよ…」
「まっ、読者のみんなは安心していいわ。次回は普通のお話で、北上さんの話よ‼︎楽しみにしてなさい‼︎」
「壮大なネタバレだよぉ‼︎」
「たまには次回予告してもいいでしょ‼︎」
「それでこの作品の人気が減ったらどうするのさ‼︎」
「うっ…」
「あっ、そうか。これこそ読者のみんなに聞けばいいんだ‼︎」
「そうよ‼︎あんたやっぱ賢いわね‼︎」
「まぁ、そんな訳で、感想やお便り待ってます‼︎」
「私についての感想でもいいわよ‼︎」
後半、こんな事になってしまい、申し訳ありません
たまにはこういう回もいいかなと思い、後半は第四の壁破壊で仕上げました
霞の壁破壊も、読者様のお便りから生まれました
恐らく最近公開された映画の影響と思いますが、正直書いてて新鮮で楽しかったです 笑
霞の言った通り、鹿島とレイはこの後朝チュンです 笑
次回は普通のお話に戻り、本当に北上さんのお話です