今回のお話は、とにかくあの子が色々します 笑
呉鎮守府…
「ポーラがいない‼︎」
「脱走か⁇」
その日、ポーラが基地から消えた
いつもいる酒保…
バーカウンター…
自室…
鳳翔の部屋…
何処を探してもいない
「参ったな…今日はレイが来るのに…」
基地総動員で探すも、見つかる気配は無い
「仕方無い…彩雲を飛ばそう」
「よし‼︎任せな‼︎」
隼鷹が窓から彩雲を飛ばした
数秒後、彩雲から打電が来た
《”ヤタガラス”セッキン》
「レイか⁉︎」
ヤタガラスと言うのは、フィリップのコードネームだ
《こちらワイバーン。迎えの彩雲が来た。土産も積んであるぞ》
「了解した。滑走路を開ける」
レイに寄越した彩雲じゃないとは言えない…
十分後、レイがフィリップから降りて来た
「歩け‼︎くっ付くんじゃない‼︎」
「嫌ですて‼︎レイさん、先歩いて下さい‼︎」
レイの背後には、見慣れた女の子が付いている
「ポーラ‼︎」
「あ、提督⁇ポーラ、ちょ〜っとお散歩に行ってて〜…」
「心配掛けさせるな‼︎どこに居たんだ⁉︎」
「スカイラグーンです…あはは」
ポーラの背負ったリュックを見ると、スカイラグーンだけではなさそうだ
リュックの端から酒瓶が見えている
「スカイラグーン以外に何処に行ったのかなぁ〜⁉︎」
呉さんはポーラのこめかみに拳を当てた
「三秒で答えないとグリグリするぞ‼︎3‼︎2‼︎」
「横須賀のマミーヤですて‼︎」
「横須賀⁉︎」
「で、帰り際にレイさんが居たんで、載せて貰ったんです〜」
「そら救難信号拾えば誰だって飛んで行く」
「ポーラ‼︎」
呉さんはポーラにグリグリを決めた
「痛い痛い痛いいた〜い‼︎や〜だぁ〜‼︎」
「お礼は言ったのか⁉︎」
「レイさん、どうもです〜‼︎」
「いつでも呼んでいいが、救難信号だけはやめろ‼︎マジでビビる‼︎」
「今度は照明だ、痛い痛い痛い‼︎」
「反省の色が無い‼︎イェーガーに括り付けて飛んで貰う‼︎」
呉さんはポーラを引き摺り、無理矢理イェーガーに縛り付けた
「ヤダヤダヤダ〜‼︎ポーラ、飛行機は乗れませんて‼︎」
「イェーガー、基地を一周してポーラの酔いを覚まさせてやってくれ」
《了解です、提督。さ、行きますよポーラ》
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
ポーラの意に反して、イェーガーはキャノピーを閉め、滑走路に向かって行った
「たまにはこうしないと、ポーラは反省しませんからね‼︎大変ご迷惑をお掛けしました…」
「タクシー位ならいつでもなってやるさ」
「もう…ホントすみません…」
呉さんの無線からポーラの悲鳴が聞こえる…
《ギャァァァァ‼︎提督助けて下さいて‼︎お、お、落ちるぅぅぅぅぅぅう‼︎》