艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

341 / 1101
さて、102話が終わりました

今回のお話は、横須賀に届いた一通の招待状から始まります


103話 ♡パーテーニショータイ♡(1)

「敵中枢から招待状が届いたわ」

 

「「ハァッ⁉︎」」

 

横須賀の突然の達に、俺達の目は一気に醒めた

 

「ほら、片仮名で書いてあるでしょう⁇」

 

横須賀に手渡された招待状をを見ると、片仮名でこう書かれていた

 

 

 

”シンアイナル ヨコスカブンケンタイヘ

 

アナタガタヲ パーテーニショータイシマス

 

ゼヒキテネ♡”

 

 

 

「いや、罠だろ」

 

「誰も行けとは言ってないわ。ただ、総理が行って、安全だったのは覚えてる」

 

「まぁ…」

 

「レイなら大丈夫よ‼︎」

 

「許可しない」

 

珍しく隊長が命令を拒否した

 

「レイを危険な目に遭わせる訳には行かない」

 

「隊長…そうですよね‼︎これは破棄しま…」

 

横須賀が招待状を破ろうとした時、隊長は手を止めた

 

「レイだけなら許可しないと言っただけだ」

 

「え⁇」

 

「私も行く。それなら許す」

 

「…畏まりました。すぐに空母を手配します」

 

 

 

 

数時間後…

 

大湊から寄越された艦隊が来た

 

イージス艦2隻

 

重巡洋艦2隻

 

そして、空母が1隻

 

「隊長とレイは空母に乗って下さい」

 

 

 

〜空母 タイコンデロガ・改 操舵室〜

 

入ってまず気付いた

 

人が随分明るい

 

これは、艦長の教育が良い証拠だ

 

「ようこそ大佐。そしてスティングレイ。艦長の棚町です」

 

「随分若いんだな…」

 

隊長が驚くのも無理はない

 

タイコンデロガ・改の艦長は随分若かった

 

パッと見ても、まだ30代前半だ

 

「ははは‼︎ただの叩き上げですよ。若くてもガッツだけは取り柄です‼︎貴方がたを、安全に中枢まで御運び致します‼︎」

 

「気に入ったぜ」

 

「では、出航致します。中枢付近までは自由時間に致しますので、艦内を見学してみて下さい。きっと気に入りますよ⁇」

 

「分かった」

 

 

 

〜空母 タイコンデロガ・改 甲板〜

 

「海は広いねぇ〜…」

 

「この先行きゃ、見目麗しいアメリカだ」

 

二人はタバコを咥えながら、甲板から立ちションをしていた

 

その様子は、操舵室からも見えていた

 

「も…ホントすみません…」

 

横須賀は平謝り

 

幾ら歴戦の猛者とも言えど、普段は二人共あんな感じなのだ

 

「え⁇立ちションですか⁉︎」

 

「えぇ…情けない…」

 

「この艦では普通ですよ⁇その代わり、絶対手は洗わせてますが…」

 

操舵室から二人を見ていると、一旦視界から消えた後、再び同じ場所に戻り、隣に追従していたイージス艦に手を振ったり、投げキッスをしていた

 

「手は洗ったみたいね…」

 

「パイロットがいっぱい寄って来てますね…」

 

二人は甲板で、艦載機パイロットに簡単に出来る空戦起動をレクチャーしたり、歴戦の話をしたりして、彼等を鼓舞していた

 

隊長とレイは、パーテーがあるなら飯も出ると言い、艦内で食事は取らなかった

 

そして…

 

「おいおいおい‼︎海の色がヤベェぞ‼︎」

 

「ついに来たか…」

 

《全員、艦内に戻って下さい‼︎》

 

「レイ、出るぞ」

 

「オーケー。フィリップ、ヘラ‼︎発艦だ‼︎」

 

《了解、乗って‼︎》

 

《乗りなさい‼︎》

 

ヘラは特殊機構を備えており、発着艦が可能な様に改造してある

 

クイーンはスカイラグーンで待機し、何かあったらすぐ飛べる様にはしてある

 

「スティングレイ、発進‼︎」

 

「イカロス、発進‼︎」

 

艦載機パイロットやタイコンデロガの操舵室、そして護衛艦の乗組員達が見守る中、二機は飛び立った

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。