今回のお話は、久々のれーべ、そしてまっくすのお話です
ここ最近、朝に出て昼過ぎに帰って来るれーべとまっくす
報告書は出ているのだが、一体何をしているのか‼︎
最近、れーべとまっくすが怪しい行動をしている…
朝ごはんを食べ終えると何処かに消え、昼下がりに帰って来る
…怪しい
一応、行き先は毎回通達してから行くのだが、何か怪しい
「怪しいと思いませぬかね、隊長」
「怪しいと思いまする」
「はっちゃんも怪しいと思います」
「確かに怪しいわね…」
はっちゃんと叢雲が来た
この二人も、れーべとまっくすのコソコソ行動に疑問を抱いているみたいだ
「レイ、明日尾行しよっか‼︎」
きその発言に、その場に居た全員が無言で頷く
「よし。明日二人をつけてみよう‼︎」
次の日の朝…
「行って来ます‼︎」
「昼下がりに帰ります」
「はよかえってこいお〜」
「はよかえってこいお〜」
いつも通り、れーべとまっくすが高速艇で基地から出た
ひとみといよが出入り口で見送り、港で貴子さんが何かを持たせている
俺ははっちゃんと叢雲にアイコンタクトを送り、準備を始める
「すてぃんぐれいもおしごと⁇」
「そうだ。たいほうはひとみといよとお留守番だな」
「わかった‼︎たいほうおるすばんしてるね‼︎」
「今度一緒にお買い物行こうな⁇」
「うんっ‼︎」
たいほうはひとみといよを両脇に置き、朝から放送している子供向けアニメを見始めた
俺は準備をする為に工廠へ向かった
《超合金ブラック橘花マン‼︎限定200体発売‼︎この機を逃すな‼︎》
「てるしゃんのすきなろぼっろ‼︎」
「ぶあっくきっかまん‼︎」
CMでは、照月が好きそうな超合金ロボの宣伝をしている
「ひとみもいよもきっかまんすき⁇」
「きっかまんつおい‼︎」
「ひとみもすき‼︎」
たいほうは二人の笑った顔を見て、自分がいつもされている様に、二人の頭を撫でた
《きそ。二人の行き先はどこ⁇》
《舞鶴だってさ》
「ゴリまるゆの居る所か…」
「潜水艦と聞いています」
グリフォンとヘラが舞鶴を目指す
グリフォンの操縦席には、俺とはっちゃんが座っている
ヘラは俺と隊長しか乗せない為、ヘラだけで稼働している
舞鶴に着くと、ゴリまるゆが出迎えてくれた
「長旅ご苦労様。とりあえず中で冷たいモノでも飲んでくれ」
「お前ら、シェイク飲んで来ていいぞ」
「んじゃ、お言葉に甘えて」
「はっちゃんも行って来ますね」
「あっ、叢雲‼︎僕とレイの分もお願いしてい〜い⁇」
「はいはい。バニラとイチゴね」
叢雲とはっちゃんがミニ商店街に向かうが、何故かきそだけ行こうとしない
「お前はいいのか⁇」
「僕はここに居るよ。それよりさ…まるゆって、ホントに潜れるのかなぁ⁇」
きそ三人分の身長があるまるゆは、筋骨隆々
パッと見はスポーツ万能に見える
「この前凄かったんだよ⁉︎横須賀の島風ちゃんに煽られて、バタフライで追跡し始めたんだ‼︎島風ちゃん、ビビってオシッコチビってたんだよ⁉︎」
「アイツがバタフライで来たら怖いな…ははは」
「我に不可能は無い。潜って進ぜよう」
煽られたまるゆは今すぐにでも海に向かおうとしている
「ちょいちょいちょい‼︎潜るのはまた今度だ‼︎今日は別件で来た‼︎」
「何っ⁇」
「ここ最近、れーべとまっくすが来てない⁇」
「あのゲルマン人の二人か…確かに来ているな。だが、いつも商店街で飲み物を購入した後、この基地から出て行くな…」
「舞鶴でいる訳じゃないのか⁇」
「ますます怪しくなって来たね…」
「とにかく、提督に話してみると良い」
まるゆと別れ、舞鶴の執務室の扉を叩いた