《来た‼︎隠れる‼︎》
「武蔵‼︎」
間髪入れずに爆発音が聞こえた
「武蔵‼︎おい、武蔵‼︎」
《機銃が破壊された。攻撃に移る‼︎》
「解析が完了した‼︎武蔵、奴等はテロリストだ‼︎武装もしている」
《てろりすとは、危ない連中だったな》
「そうだ‼︎やり返せ‼︎」
《うぉぉぉぉぉお‼︎》
銃声が聞こえたと思えば、立体映像からどんどん反応が消えて行く
「敵勢力40%まで低下‼︎いいぞ、そのまま行け‼︎」
《ぐぁっ‼︎》
「武蔵‼︎大丈夫か⁉︎」
《あぁ…ろけっとで撃たれただけだ》
「まだいけるか⁇」
《大丈夫だ。まだかすり傷だ‼︎》
「頼んだよ、武蔵。あと少しなんだ‼︎」
《横須賀君よ。私はあの、はんばぁがあをたらふく食べるまでは死ねんのだ》
「分かった。沢山用意しよう」
《ふっ…ではまたな》
無線が切れる
「武蔵…」
「やはり単身で送り出したのは間違いでした…」
「あいつは出来る”女”だ。必ず帰って来る」
「今は信じて待ちましょう」
謎の小島・中央制御室
「進入者だ‼︎強力な武装を装備している‼︎」
「くらえっ‼︎」
「ぐぁっ‼︎」
兵士が三人、軽々と壁に叩き付けられる
「どうした⁇もっと撃って来い‼︎」
「ちくしょう‼︎あいつは一体何だ‼︎銃弾が全く効かん‼︎」
「艦娘だからな‼︎そらっ‼︎」
今度は二人殴り飛ばされる
後ろから銃弾を飛ばしても、武蔵の身体に当たっては地面に落ち、反撃を喰らう
兵士達は蜘蛛の子を散らすように逃げ回り始めた
「こ、これでもくらえ‼︎」
「うっ‼︎」
一人の兵士が携帯式のロケット砲を撃って来た
くそっ…
この、ろけっと攻撃は嫌いだ
「有効弾だ‼︎全員、ロケット弾に切り換えろ‼︎」
「殺られる前に殺るだけだ‼︎」
兵士が全員ロケット弾に切り換えている最中、武蔵は大砲で機銃掃射をし始めた
「発射‼︎」
「ぐっ…」
一発命中した後、立て続けで数発のロケット弾が武蔵を襲う
煙が立ち込め、武蔵の姿は見えない
「はっはっはっは‼︎」
急に武蔵が笑い始めた
自慢の大砲はボロボロで、もう使い物にならない
電探眼鏡に至っては、レンズが吹っ飛んで何処かに行ってしまっている
帰ったら、パパがまた造ってくれ…
いや、帰れるのか…⁇
まぁいい
これでパパを護れるのなら…
「艤装は…もつ手間が省けたな」
ボロボロになり、ひん曲がった大砲を床に落とした
電探眼鏡も、もう要らないな
「さぁ、殺し合おう…か‼︎」
手近にいた一人に拳を当てると、防いだ腕を吹き飛ばした
「うわぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
「な…こいつ…”安定装置”も効かないし…どうなってんだ‼︎」
「深海あがりを舐めるなぁ‼︎」
「撤退‼︎撤退だ‼︎」
「これか」
奥まで行くと、パパに言われた”すいっち”があった
今は”おふ”になっているが”おん”に変えるとみんな動くらしい
「おりゃ‼︎」
スイッチを押す…
変わった、か⁇