艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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題名は変わりますが、前回の続きになります

アークとレイの関係が明らかになります


180話 赤い雷鳥

俺がまだドイツで孤児になる前…

 

俺は知っての通り、イギリス人とアメリカ人の間に産まれた

 

しかも母さんは女王陛下の血を引く人

 

家には少なからず使用人がいた

 

その中の一人がアーク

 

アークは俺のお守りを主に担当し、そして産まれて初めての友人になった

 

だが、物心付く前に戦争になり、俺、そしてプリンツはドイツに取り残された

 

アークは俺達二人を護ってくれたらしい

 

そして俺達を親父が言った通りに孤児院に残し、自分は長期に渡る実験の為に連行された

 

アークには感謝しても仕切れない

 

 

 

 

「マーカスが最初、ジェミニを連れて来た時は驚いたわ。胸以外はアークにソックリだったから…」

 

「うっ…」

 

アークは胸を隠した

 

「俺はアークをどっかで覚えてて、尚且つ好きだったんだな…」

 

「そうね」

 

「マーカス様」

 

「ビビリで良い。そっちの方がアークらしい」

 

「そうよアーク。マーカスはビビリよ⁇」

 

「かっ…畏まりました。ビビリ、これからもアークに何なりと…」

 

アークは俺に一礼をする

 

「そうだな…ならっ、これからも俺をおちょくるんだな‼︎」

 

「あらっ‼︎ふふっ‼︎」

 

母さんが笑う

 

「ひ、姫‼︎何とか言って下さい‼︎」

 

「私も素のアークが好きよ⁇」

 

「ぐっ…わ、分かった‼︎これからもビビリをビビらせてやるから覚悟しろ‼︎」

 

「そう‼︎それが良い‼︎」

 

「うぐ…」

 

アークは頭を抱えている

 

「アーク⁇もう昔の様な関係ではありません。マーカスだってそう言っています」

 

「ちょっと一晩悩ませて下さい…」

 

アークは頭を抱えたまま、部屋に戻って行った

 

「マーカス、アークを頼むわね⁇」

 

「こちらこそ。後は艤装だなぁ…」

 

「そうそう‼︎アサシモからコレをマーカスに渡してくれと‼︎」

 

母さんはいつもの箱から短剣の様な物を取り出した

 

「なんだこれ⁇」

 

「”ユーバリン”と一緒に造ったみたい」

 

「ユーバリン…」

 

夕張と聞いてまず浮かぶのが電気ショック

 

恐る恐る短剣を鞘から抜くと、何かのスイッチがあった

 

「バリスティックか⁇」

 

「どうかしら…」

 

誰もいない窓に向かってスイッチを押すと、刀身から電気が流れた

 

電気特有のパチパチ音がし、電流が目に見えた

 

「これどっかで見たな…」

 

多分、タナトスの中でした恐竜のゲームの武器だ

 

言われてみれば、女側の主人公はアークに似ていたな…

 

「明日試してみるよ」

 

「そうね。おやすみ、マーカス」

 

「おやすみ」

 

母さんの額にキスをし、俺もベッドに入った…

 

 

 

 

 

 

好戦派が壊滅しました

 

壊滅及びその後の迅速な対応に対し、勲章を授与します

 




きそ「何のゲームか分かるかな⁉︎」
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