一悶着の後は、安息が必要です
今回のお話では、ついにパパが誰かに指環を渡します
一体誰なのか⁇
お楽しみに‼︎
「ただいま。長い間ありがとうな」
「とんでもないです」
「それとお前‼︎」
単冠湾君の首に腕を回し、耳に口を近付けた
「ケッコンしてるなら何で言わなかった‼︎」
「ご、ごめんなさい‼︎てっきり言うタイミングを逃してしまって‼︎」
「全く…先生が艦娘だったのにもビックリだけど、お前がケッコンしてる方がビックリだわ‼︎」
「ずっとお世話になってましたからね。御礼も兼ねて、ですよ」
「お前らしいな」
腕を解き、高速艇に乗せられる
しばらく帰って無かったなぁ…
みんなは元気かな⁇
「大佐。一週間に一回は本土で検査するらしいですよ⁇」
「そうだなぁ。何か精神チェックやら武器とかのチェックもするらしい」
「何かあれば、連絡を下さい。必要な物をまとめて、お伺いします」
「すまんな、何から何まで」
「いえいえ。さ、着きましたよ」
高速艇から降り、単冠湾君を見送る
ある程度彼が離れた所で、振り返る
久し振りだな…
しかし、出迎えは無しか…
「帰ったぞ〜‼︎」
しかし、反応は無い
「あれ⁇」
《パパ、オカエリ》
一番最初に気付いたのはフィリップだ
「フィリップか。ただいま。みんなは⁇」
《ドウクツニイッタヨ》
「どうりで居ないのか…」
フィリップと話していると、横に駐屯していたスペンサーのライトが光った
《ポケット テツ ハンノウ》
「あぁ、これか⁇ケッコンしろって言われて渡されたんだ」
そう言った途端、スペンサーが激しくライトを点滅させ、フィリップまで同じ様にやり始めた
《ダレトスルノ⁉︎》
《ムサシ ローマ タイホウ ハマカゼ チェルシー タクサン》
「じきに分かるさ…」
「あ‼︎パパ〜‼︎」
《カエッテキタ‼︎》
たいほうを抱き上げ、ほっとする
「いっぱいおさかなとった‼︎」
「そっか‼︎」
「ろーまはね、たこさんがきらいなの‼︎」
ローマ、か…
《シンパクスウ ゾウカ フェロモンレベル ゾウカ パパ ハツジョウ》
「スペンサー‼︎」
《パパ、キニナルナラ、ミンナノトコロニイッテミテキタラ⁇》
「それもそうだな‼︎よし、コルセアだ‼︎」
”コルセアや〜‼︎”
コルセアに乗り、彼女達には内緒で、もう一度横須賀を目指す
《パパ、キコエル⁇》
「フィリップか⁉︎どうした⁇」
《ヨウセイタチガネ、コガタノムセンキヲツクッテクレタンダ。ソコニオイテアルカラ、ミミ二ツケテ》
「ん」
《ソレデナカニハイッテ。ボクハネツカンチノレーダーガアルカラ、ヒトノイチガワカル》
「面白そうだな。了解した」
そうこうしている内に、横須賀の鎮守府が近付いて来た
その頃横須賀の鎮守府では…
「提督、所属不明機が一機、本基地に近付いてます」
「ん〜⁇」
レーダーには”コルセア”と書かれた光点が一つある
「大佐でしょ⁇そんな事より明石〜…」
「あっ‼︎ちょっと提督‼︎」
「いいじゃん。久しくしてないんだし…」
「着陸完了」
「大佐殿‼︎機体のチェックと補給をしておきます‼︎」
「すまんな」
《パパ、ハヤク‼︎イマスゴクオモシロイカモ‼︎》