艦隊これくしょん~“楽園”と呼ばれた基地~   作:苺乙女

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このお話は、北上と健吾のお話です

ヌ級が可愛いかも⁉︎


第三クリスマスプレゼント運搬部隊 深海達から私達へ

第三運搬部隊、ヘルハウンド隊二機

 

ケルベロス機

 

オルトロス機

 

本部隊はバーズシャングリラ及び単冠湾へ物資運搬

 

 

 

 

「そいやぁオルトロス。大和とはど〜なの⁇」

 

互いの目的地まで、二人は横並びに飛んでいる

 

ケルベロス機はシャングリラへ

 

オルトロス機は単冠湾へと向かう

 

《明日の午前中、横須賀でデートです。その後、大和はトラックへ》

 

「ほ〜ん、なら暇な訳だ。ならそのまんま横須賀で待ってな。私ともデートしようよ」

 

《宜しいのですか⁇》

 

「ふふふ〜、楽しませてあげるよん。じゃ、また後でねぇ〜」

 

ケルベロス機が編隊から離れ、オルトロスはそのまま真っ直ぐ飛ぶ

 

 

 

 

「見えた見えた」

 

《コッチコッチ‼︎》

 

《ココオリテ‼︎》

 

深海の子達がライトで滑走路へと誘導してくれているのが見えた

 

「はいは〜い」

 

誘導に従い、ケルベロス機がシャングリラに着陸

 

「オツカレサマデス。コーヒーヲオモチシマス」

 

「どもども〜」

 

他の部隊が着陸したのと同じく、北上は一度アヴェンジャーから降り、補給と運搬作業を終えるのを待つ

 

「コンバンワ‼︎」

 

「おっ。こんばんは〜」

 

いつかレイに治療して貰ったヌ級がいた

 

ヌ級の頭の上にはコーヒーカップとお菓子が二個置いてある

 

「ドゾ‼︎」

 

「ありがとね」

 

ヌ級の頭の上からコーヒーとお菓子を取り、ベンチに座る

 

「ここって珍しいよね〜」

 

北上は話しながらお菓子の紙を剥き、一つを口に放り込んだ

 

「ドシテデスカ⁇」

 

「ここってさ〜、人と深海の人達が一緒くたになってんじゃん⁇」

 

「ボクハスキデス‼︎」

 

「ふふ。あたしも。仲良くが一番だよね〜」

 

二つ目のお菓子を剥き、今度はヌ級の口元に持って来た

 

ヌ級は一度北上の顔を見た

 

北上は目を一瞬大きくした

 

それを見ヌ級は北上の手からお菓子を食べた

 

「ツミコミ、カンリョーシマシタ」

 

「ありがとね。じゃ、あたしも行きますかっ‼︎」

 

「イッテラッシャイ‼︎」

 

「じゃあねぇ〜」

 

北上はヌ級の頭を撫でた後、アヴェンジャーへと乗り込んだ

 

「へぇ〜」

 

いざ離陸しようとした時、気が付いた

 

深海側の航空機も赤いペイントを施し、何処からか帰って来た

 

そして着陸した後、プレゼントを幾つか腹部ハッチから落としていた

 

「なんだ。あたし達と一緒じゃん」

 

北上は微笑んだ後、スカイラグーンへと向かった…

 

 

 

 

 

「久し振り‼︎健吾‼︎」

 

「元気にしてたか‼︎」

 

単冠湾に降りた健吾は、久し振りに同級生との再会を果たしていた

 

相手は勿論ワンコ

 

「おぉ。プレゼントの配達はオメーダズルか」

 

そして榛名

 

「他のみんなは⁇」

 

「リシュリューと吹雪はもう寝ちゃった。霧島はイージス艦と一緒にサンタ狩り部隊の索敵中。HAGYは部屋にいる。ニムは…」

 

「ニムは横須賀に行ったダズル」

 

そこにいた全員が薄々勘付いていた

 

全員、自分達が集まるから気を使ってくれたのだと

 

「そっか。まぁでも、久し振りだよな。こうして同級生三人が揃うって」

 

「うん‼︎あ、そうだ健吾。今度さ、五人でご飯でも食べようよ‼︎」

 

「おっ‼︎いいな‼︎」

 

仲の良かった同級生五人組

 

健吾

 

ワンコ

 

榛名

 

まり

 

りさ

 

この五人が集まる日は、そう遠くはなかった

 

「んじゃ、そんときゃ集合場所はビスマルクの家の前ダズルな」

 

「「OK‼︎」」

 

「良い返事ダズル‼︎」

 

特別な思いを抱き、健吾は再び空へと戻る

 

「気を付けてね、健吾‼︎」

 

「おう‼︎」

 

二人が固い握手をし、健吾はアヴェンジャーへと乗り込んだ

 

「やっぱ健吾は良い友達ダズルな」

 

「うんっ‼︎」

 

たまに見せる、ワンコの嬉しそうな笑顔

 

時折レイやアレン達に誘われて横須賀にいる時に見せる笑顔だ

 

「ま。いいダズル。さっ、提督。榛名と六時間ちょいアバンチュールダズル‼︎」

 

「うんっ‼︎え⁉︎」

 

あまりにも突然の事に、ワンコは”うん”と答えてしまった

 

「うんって言ったダズル‼︎さ、行くダズル‼︎」

 

「ちょっ‼︎」

 

榛名に簡単に担ぎ上げられ、ワンコは榛名の自室に消えて行った…

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