またすぐに出しますが、ここいらでとある人物の事を明かしても良いんじゃないかと思いましたので、書きたいと思います
お話は繋がっているので、そのままお読み下さいね
基地に帰ると、ローマが起きていた
「みんな寝たか⁇」
「えぇ」
「寝ないのか⁇」
「えぇ」
「テレビでも付けるか」
「えぇ」
「…」
ローマの口から”えぇ”しか出ないと言う事は、何か言いたいんだろうな
ソファーに座り、適当にチャンネルを変えると、コメディ映画がやっていた
「ローマ、お前の好きなコメディ映画してるぞ‼︎」
「えぇ」
「こっちくるか⁇」
「えぇ」
私の横に座ると、しばらくはジーッと映画を見ていた
「何かあったのか⁇」
「…戦争が終わっても、武蔵といるの⁇」
「そうだな」
「他の子はどうするの⁇」
「好きな所に行けばいい。そこまでは面倒みるつもりさ。俺の所に来たければ来ればいいし、したい事があるならすればいい。過去にも一人、したい事がある奴を見送った」
「そう…なら、私は貴方の所にいるわ…」
そう言って、私の肩に寄り添った
「俺はもう…」
「武蔵に言われたわ。提督は私の旦那だけど、別に今まで通りでいいって…」
「そっか…」
「私の事、まだ好き⁇」
「当たり前だ」
「そう…良かっ…た…」
安心したのか、そのまま眠ってしまった
私はそのままローマに布団を被せ、もう一度工廠に向かった
《パパ⁇》
私の足音に気付き、フィリップが目を覚ました
「起こしたか⁇」
《ンーン。ドウシタノ、コンナジカンニ》
「寝れなくてな…」
《ナラ、ボクノナカニハイッテミル⁇》
「入れるのか⁉︎」
そう言えば、入った事が無かった、フィリップの内部
「入ってみたいな」
《ドウゾ‼︎》
そう言うと、フィリップの上部が開いた
「入るぞ⁉︎」
《ウンッ‼︎》
恐る恐る中に入る…
「おぉ〜‼︎凄いな‼︎」
フィリップの内部は意外に広く、コックピットも窮屈感が無い
操縦席の周りには、操縦桿が二本あり、周りは電子器機に囲まれている
正面から見ると視界が悪そうだが、ちゃんと180度見渡せる
「虫の複眼みたいだな…」
《ソコニスワッテ⁇》
「よいしょ」
操縦席に座ると、前に付いた電子器機が動いた
《ウシロミテ⁇》
「おぉっ‼︎凄いな‼︎」
なんと180度だった視界が360度見渡せる様になっている‼︎
《アトハテレビモツクシ》
前方の画面に先程やっていたコメディ映画が映し出された
「おぉっ‼︎」
《ゲームモデキル》
戦闘機を操縦するフライトシュミレーションのゲームスタート画面が出て来た
「おぉぉぉぉお‼︎」
360度のゲーム画面なんて初めてだ‼︎
「コントローラーは⁇」
《アシモトノダッシュボード二アルヨ》
「ちょっとやってもいいか⁉︎」
《ウンッ‼︎パパノウデヲミタイ‼︎》
「よし、スタート‼︎」
私は時間を忘れ、フィリップの中でゲームをした
かなり時間が経った後、今度はフィリップと二人でプレイしていた