もし、キリトに実妹がいたら   作:スパイラル大沼

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第34話

 

 

四人は一層に降りた。ユイはキリトに肩車されている。

 

「ユイ、そこ代わって」

 

そのユイにユウが言った。

 

「やっ」

 

「変わんないと、キレる」

 

「やー!」

 

「殺す」

 

「こーら」

 

ビシッと後ろからユウの頭にチョップするアスナ。

 

「いつもはユウちゃんが乗ってるんだから、我慢しなさい。お姉ちゃんでしょ?」

 

「ナメんなババー。お姉ちゃんでしょ?で納得するほどちょろくない」

 

ピキッと血管切れるアスナ。

 

「誰がババァよ!いい加減にしないと怒るわよ⁉︎」

 

「いい加減も何もない」

 

なんてやってる2人を捨て置いてキリトはユイを連れてサチとの待ち合わせ場所に向かう。

 

「よう。久し振りサチ」

 

「キリト。久し振り。ユウは?」

 

「あそこで暴れてる。ほっといてさっさと案内してくれよ」

 

「ま、待って!あんなに目立つようなことさせちゃダメだよ!」

 

「は?き、急にどうした?」

 

「じゃないと……!」

 

サチが言うが、いつの間にか斬り合いに発展してる二人は止められない。すると、そこに男性プレイヤーが数人現れた。

 

「おい、貴様ら。ここで何してる?」

 

「大体!私はまだ17よ⁉︎ババァなんて言われる歳じゃないわ!」

 

「ユウからしたら、立派なばーさん」

 

「おい、話聞いてる?ここで何して……」

 

「そんなこと言ったらユウちゃんは誰が相手でもおばさんね!まだ13歳だもんね!」

 

「子供扱いしないで。ユウは、大人っ」

 

「ねぇ、お願いだから話聞いて。ここで何して……」

 

「「うるさぁぁぁいっっ‼︎‼︎」」

 

二人のレイピアと斧が片方をぶった切った。幸い、圏内なので無事だが。

 

「な、何を……!我々を誰だと思って……!」

 

「「だからうるさいっての!」」

 

さらに斬られる男性プレイヤー。

 

「お、お前ら!この凶暴女共をなんとかしろ!」

 

そのままわあぁぁぁ……っと斬りかかってくる連中だが、二人の喧嘩に巻き込まれていって、わあぁぁぁ……っと断末魔を上げて倒れていった。

 

「す、すごいねユウちゃん……あとそれと何食わぬ顔でタイマン張ってるあの女の人も……」

 

引き気味にサチが言った。

 

「まぁな。てかいい加減止めてくるわ。悪いけどこの子預かっててくれるか?」

 

キリトがユイをサチに渡した。

 

「この子が言ってた子?」

 

「そうだ。ユイっていうんだ」

 

すると、ユイはきょろきょろしながらサチにと目を合わせた。

 

「………よろしく」

 

「こ、こちらこそ」

 

「じゃ、行ってくるわ」

 

そのままキリトは二刀を出して二人の元へ近付いた。格好つけたはいいが、思いっきりぶん殴られた。

 

 

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