キリト、ユウ、アスナ、ユイはサチに連れられ教会へ。
「私がお世話になってるのはここだよ」
中に入ると、子供達と1人の女性がいた。
「ただいま、サーシャさん」
「おかえりなさい、サチさん。その人達が?」
「うん。私の友達。軍なんか100人かかってきても負けないよ」
「うん、よゆー」
サチに続いて胸を張るユウ。
「あら、その子は新しい子?」
「この子は攻略組みのトッププレイヤーのユウだよ」
「まぁ、こんな小さな子が?」
「なめんなババー」
その瞬間、後ろからキリトのチョップがユウにクリティカル。
「コラ、ユウ。すみません、えーっと、サーシャさん?俺はキリトです。こっちはアスナで、こっちがユイ」
「よろしくお願いします」
なんて挨拶する。
「それで、サーシャさん。聞いてもいいですか?」
質問したのはアスナ。ちなみにユウはさっそく子供たちと喧嘩している。
「軍のことなんですが、私達が知ってる限りじゃ、あの連中は専横が過ぎることはあっても治安維持には熱心だった。でも昨日見た奴等はまるで犯罪者だった……。いつからああなんです?」
「方針が変更しだした感じがしたのは半年くらい前ですね……。徴税と称して恐喝まがいの行為を始めた人たちと、逆にそれを取りしまる人たちもいて……」
「なるほど……」
なんてアスナとサーシャが会話してる時だ。キリトがキッと後ろの扉を見た。
「誰か来るぞ」
すると、ユウとアスナは身構えるように振り返る。そして、そのプレイヤーは中に入ってきた。
「みんな、この方は大丈夫よ」
サーシャがそう言うと、ほっとするように力が抜ける。
「はじめまして、ユリエールです。あなた達は?」
「血盟騎士団のアスナです」
「キリトだ」
「ユウだぜべいべ」
一人だけ男前に棒読みで挨拶したが、話は続く。
「あなた達ですか?我々軍を軽くあしらった方々というのは」
「そーだよ?文句あんの?」
ユウが喧嘩腰に聞くが、キリトが抱き上げて退かす。
「す、すみません。こいつ、口が悪くて……」
「いえ、むしろ私はよくやってくれたとお礼を言いたい。今日はあなた達にお願いがあって来たのです」
「お、お願い?」
簡単に言うと、軍の中のユリエールの彼氏がキバオウによって閉じ込められたからどうにかして欲しいとのことだった。
「お会いしたばかりで厚顔きわまるとお思いでしょうが、どうか、私と一緒にシンカーを救出に行ってもらえませんか?無理なお願いだってことは私にも解ってます。でも、黒鉄宮の生命の碑にシンカーの名前に、いつ横線が刻まれるかと思うともうおかしくなりそうで……」
どうしようか迷うキリトとアスナ。すると、ユウが質問した。
「そのダンジョンてどこにあるの?」
「え?えーっと、はじまりの街の中心部の地下に、大きなダンジョンがあるの。多分そこに……」
「行く!」
未知のダンジョンに二つ返事でOKするユウに、呆れるようにため息をつくキリトとアスナだった。
どうしてもユイのところめんどくさいです。なんか駆け足になってしまいすみません。