テイルズオブエクシリア2.ご!〜エル・ウィル・クルスニクの日常〜 作:ふぁみゆ
でも、他の人に比べると僕の文書はまだまだだなって…
暴れん坊ガイアス
「あ!王様ー!」
仕事帰り。家に帰る前に買い物でもしていこうと駅に歩いて行く途中エルは珍しい人物に出会った
長い黒髪に色黒の肌。力強さと威厳を感じさせるその男は。リーゼ・マシクアの王ガイアスだ…
「アーストだ…」
しかし今は、辺境から出てきた道楽息子アーストと名前を偽って街の人たちと交流を深めている
だからエルに王様と言われるのはガイアスにとってあまりいいことではない。
「いいじゃねぇかアースト。エルちゃんは小さい頃からそう呼んでるんだろ?だったら呼ばせてやれよ。王様!」
こんなふうに町の人にからかわれるくらいには馴染んでいるようだ。
「もういいから家に帰れ。またかみさんに叱られるだろう?」
「おっと!そうだな。またな、アースト、それにエルちゃん」
「バイバーイ!」
と手をふるエル
そして、ガイアスとエルは歩き始めた…
「仕事帰りか?」
「うん!精霊の化石探索班の護衛!王様は?」
「はぁ…その王様というの、もうやめろ。見知った顔ならいいがそうでなければ怪しまれる…」
「えぇ〜」
と、和気藹々と話している二人。しかし、ガイアスが何かを感じ取った…
「…殺気がある。誰かいるぞ…」
エルとガイアスは物陰に隠れて路地裏の方をのぞいた
そこには切り傷だらけの若い女性と剣を持った男が向かい合っている。
男は女の落としたデータディスクを拾い上げる。
「これで、証拠は無くなった。ったく、こいつを盗みだそうとするとはとんでもないやつだ…」
「ダメです!こんな不正許されるはずがない!このことは必ず世間に公表します!」
「そんなことはできねぇよ…なぜなら、あんたはここで死ぬからだ!」
ガキィン!!
「なっ!?」
男が女を斬ろうと振り下ろした剣を受け止めるガイアス
その間にエルが女を安全なところに誘導し避難させた。
「な、何者だてめぇ!」
「通りすがりの遊び人だ!」
「く、くそっ!」
男は負けじとガイアスに斬りかかるがまるで歯が立たない。
ガイアスは男の攻撃を簡単に裁き鳩尾に当て身を食らわす
「ガハッ!お、覚えてやがれ!」
敵わないと見ると男はすぐに逃げ出した…
それを見届けエルと女のもとへ行くガイアス…
「大丈夫か?」
「あ、ありがとうございます。えっと…名前は…」
「アーストだ…エル」
女の礼を素直に受け取るとエルに声をかける
「うん、すぐにクランスピア社から医療エージェントを手配するね。」
GHSを手に取りエルは通話を始めた。その間にガイアスは…
「何があったか、聞かせてくれるか?…」
女性から事情をききだすのであった…
ーーーーーーー
「インサイダー取引…」
「はい、あの男はドヴォールに店を構え悪徳商人…リーゼ・マクシアの大富豪と結託して至福を肥やそうとしているのです…」
ドヴォールの物陰で応急処置をしながら一通り女性の話を聞いた二人。
この女性の夫はそのことを告発しようとして口封じに殺されてしまったらしい…そして、夫の意志を引き継ぎデータを盗みだそうとして今に至るのだという…
「でも、一人でそんな無茶しちゃダメだよ…」
「でも、私は…」
そうこうしているうちにクランスピアの医療エージェント達が駆けつけた
「後は我々にお任せください。」
「そういうことだから今日はゆっくり休んでね…」
医療エージェント達に運ばれる女性を見送る二人…だが、女性からはエルの言葉に対する返事を聞くことができなかった…
「エル、"俺"からクランスピア社の戦闘エージェントであるお前に依頼をだそう」
ガイアスはエルに依頼内容を伝えた。
あの女性が動いた時のことを…
次回に続きます!
一旦cmです!