テイルズオブエクシリア2.ご!〜エル・ウィル・クルスニクの日常〜   作:ふぁみゆ

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あ、暴れん坊ガイアス、好評なのか!?


暴れん坊ガイアス〜成敗〜

「へっへっへ…一度は命拾いしたというのにまた潜り込んでくるとは愚かな女だ…」

 

「う、うぅ…」

 

とある大富豪のお屋敷。そこには若い女性が縄に縛られて投げ出されていた。

それはエルとガイアスが助けた女性。

クランスピア社の病院から抜け出し証拠となるデータを再び持ちだそうとしてつかまったのだ

 

「それにしても、証拠を持ちだそうとしたとはいえ、女性の口を封じようとは、お主も悪よのぉ〜」

 

大富豪は酒を飲みながらゲラゲラと笑う

 

「いやぁ、しかしこれであっしもここ一帯で最も力を持った商人として名を轟かせることができるってもんですわい」

 

ひっひっひと商人が富豪に酒をついだ

 

「さぁ、今宵は宴じゃ!好きなだけ飲むがよい」

 

上機嫌な二人。これで全てがうまく行く、そう信じている二人。

そんな二人の空間に精悍な声が響いた…

 

「その宴…この世の名残の宴と知るがいい!!」

 

バァァァン!!

 

と、広間の扉が開け放たれた

 

二人は開いた扉の先を見つめる。扉の向こう側にいたのは…

 

「貴様は!いつかの遊び人!!」

 

「あ、アースト…さん?…」

 

商人を撃退し女性を救いだした男、アースト。そして、その連れだった女性だ。

 

「流石はクランスピア社のエージェントだ、見事の追跡だった…」

 

「当然だよ、王様!」

 

そして、アーストは二人に告げる

 

「貴様らは悪の道に足を踏み入れただけでなくそのことを告発しようとした者の口を封じようとした。決して許される所業ではない!」

 

アーストの言葉を遮るように商人が声を上げる

 

「貴様!遊び人の分際で生意気に!ここを誰の屋敷だと心得ている!!」

 

しかし、それにエルが一喝を入れた

 

「頭が高いぞ!御前におられる御方をどなたと心得る!!」

 

そして、威厳を感じさせる物言いでアーストは言葉を続けた

 

「俺の顔を見忘れたか!!貴様、エレンピオス使節団の一人としてカンバルクに参上したことがあっただろう…」

 

その言葉を聞いて富豪は目を細める。

そして、気がついた目の前にいる人物に見覚えがあることに

そして、思い出した。目の前の人物が誰かを…

 

「!?、リーゼマクシアの…ガイアス王!!」

 

それを聞いて商人もはっとする。

 

そして、二人は頭を下げた

 

「「恐れいりました!!」」

 

頭を下げた二人にガイアスは罪状を告げる

 

「その方、商人と富豪にありながら互いに結託しインサイダー取引に手を出し、真っ当な商売を外れた。それだけに飽きたらずそのことを告発しようとしたものの口を封じようとするなど許されはせん!潔く法の裁きに伏するが良い」

 

もはや逃げ場はない

それを悟った富豪は不敵に笑い始めた…

 

「ここで死ねばただのアースト…曲者じゃ!であえであえーい!こやつを生かして帰してはならぬ!、」

 

バッ、ダダダダダダダ…

 

屋敷の奥から手下たちが何人も現れた。

 

エルはすぐに女性のの拘束をとき安全なところに避難させると双剣を構えた。

 

そして、ガイアスも長刀を構えた…

 

カチャッ

 

剣を持った者は一斉に動き出した。

 

襲い掛かってくる何人もの手下たちを峰打ちで気絶させていくエルとガイアス…

 

ガイアスは斬り倒しながら商人と富豪の方へ近づいていく

 

「う、うわぁぁぁ!」

 

恐れをなして腰を抜かす富豪

 

ついにガイアスは二人の目の前にやってきた

 

「おのれぇ!」

 

商人も剣を振るが結果は以前と同じだった

 

「うぐっ!?」

 

当て身を入れられ怯む商人

 

「成敗!」

 

ドカァッ!!

 

ガイアスの号令とともにエルがトドメの一撃を入れ、商人はその場に崩れ落ちた…

 

ーーーーーーー

 

やがて屋敷には警察が駆けつけ商人と富豪の二人はあえなく御用となった…

 

助けだされた女性はガイアスに深く頭を下げる

 

「ガイアス王とはつゆ知らず、数々の無礼をお許しください!」

 

「いや、構わない。だが…」

 

ガイアスは優しく女性の肩に触れる

 

「人は一人では生きていけない。決してなんども一人で解決しようとするな…」

 

その言葉を噛み締め女性は帰っていった…

 

ーーーーーーー

 

「こうして、街の治安は守られたのであった…めでたしめでたし…」

 

日記を書いてもう一度見返す

 

「何書いてんだろう私…まぁ、いいや!」

 

いつもとは違った日記を閉じてエルは寝室へ戻っていった。

 

「ルドガーもあんなふうに王様と戦ってたのかな…なんてね!」

 

chapter4 暴れん坊ガイアス end




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