そう言えば、俺夢PROJECTの第1弾って、この作品だったんだよね―。
懐かしいわぁ←
「男子男子ー」
あの後、ねちっこく説教された少女は懲りた様子も反省した様子も無く、机に座って爆笑している男子に声を掛けた。
基本的には誰とでも仲の良い少女だが、この男子とは幼馴染みの為かとても仲が良い。
少女に呼ばれた男子は、少女に目を向けた。
「何だよ?」
「ジャンプ見せろ」
返答した男子がジャンプを持ち歩いていることを知っているのか、少女は人差し指を立てて、手前に揺らす。
「うっせぇ、お前に読ませるジャンプは・・・・・・」
「あ゛ぁ?」
「さーっせんしたっ!!」
ジャンプを読ませると喧しいので、男子は少女の言葉を突っぱねようとした。
するとそれも虚しく、遮られるばかりか少女に睨まれた。
睨まれたので男子はジャンプを少女に捧げる。
すると、少女は嬉しそうににっこりと笑い、ジャンプを受け取った。
「オレのフ――――――ラ――――――――ン――――――――――――――!!」
ジャンプを受け取った少女は超高速でページを捲ると、「魂の叫びだぁ!!」とでも言う様に叫ぶ。
毎回のことなので、もう誰も相手にしなくなった。
すると、先程の教師と違う教師が教室に入ってきて、少女の手にしたジャンプを横から取り上げた。
「お――ま――え―――・・・・・・。」
いきなりジャンプを取り上げられて、少女はそれを取り返そうと後ろを振り向いて、固まった。
教師が般若のような表情で立っていたからだ。
そして、次の瞬間、爆発した。
「学校に雑誌を持ってくるんじゃないっ!!」
「違うぜ、先っ生!!」
教師の怒りの矛先を変えようと、少女は首を振って否定した。
そして、少女はジャンプの持ち主の男子を指指した。
「持ってきたのは、この男子生徒C君です!!」
「お前ら、廊下立ってろ!!」
少女の抗議も虚しく、教師によって少女と男子生徒Cは仲良く廊下に立たされた。
「キーっ!!むっかつく!!
オレ、悪くねぇのに!!」
「お前の所為でバレたんだろ!?」
何故かキレる少女に男子生徒Cは呆れて返す。
あーあ、最悪だ。
まだ、銀魂読んでなかったのに。
男子Cはため息を吐く。
「この、つるっパゲ!!
おめぇがハゲ隠してんのは知ってんだぞ!
こンの後頭部河童!!ゴリラ野郎!!
ゴリ河童!!
ゴリラか河童かどっちかにしろー!!」
男子Cの言葉なんか気にも留めず、少女は教師の悪口を叫ぶ。
言いたい放題の少女に腹が立ったのか、教室の窓を開けて、教師が顔をだした。
「テスト、-100点にするぞ」
「さーっせんした!!」
教師が睨んで言えば、少女は大人しく降伏した。
この先公は、やると言ったらやる。
それで一年の時に-100点にされて、大事したことがあったのだ。
あの時の屈辱は今も忘れてねぇからな。
「あの時の屈辱って・・・・・・お前があの時に彼奴のハゲを露わにしたからじゃねぇかよ」
「何で心に思ったことが解った!?
お前はフェストゥムなのか!?
きゃーっ、ちかーん!!」
「ちげぇよ、口に出てんだよ、考えが!!」
そんな茶番をしていると、その様子を見て、他の生徒は笑いを堪えている。
やっべぇ、オレのクラスの生徒だ、絶対に後で冷やかしてくるぞ・・・・・・と、内心、少女は恨めしそうに横目で教室内を見た。
俺夢PROJECTとは!!
作者Aが手掛ける、家庭教師ヒットマンREBORN!の夢小説の総称である。
由来は、REBORNの夢小説を初めて書いた時に使っていた名前が「俺夢ZUN」だった為、その「俺夢」を取り、「俺夢PROJECT」なのだ。
他にも、別のサイトなどでは進撃の巨人の夢小説やオリジナル作品も取り扱っており、進撃の巨人の夢小説は「ARIKAPROJECT」、神話系小説は「D.C.シリーズ」、転生系小説は「Promessa及びAbissalePROJECT」と名付けられており、こういう風に総称を分けていないと、色んな作品がゴッチャ混ぜになるのである。