魔法少女リリカルなのはパラレル ~多次元世界に起きた異変~   作:藤林 明

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久々の更新です。
バルバトスの口調って、文章にすると結構難しいんやな…

と言う事で前半戦、3対1の攻防です。……戦闘描写酷過ぎますが軽く目を瞑ってもらえるとありがたいです…。


VSバルバトス1 ~小手調べ~

ナレーション(実況)視点

 

「全員回避っ!!」

 

友香・ゆたか・みなみの3人は襲いくる巨漢を友香の指示で3方向に退避した。(負傷しているこなたはみなみの肩を借りて同じ方向へ回避)

 

「逃がさんぞぉ…灼熱の~≪バーンストライク≫!!」

 

持っている斧を一振りしながら魔法――晶術――を発動するバルバトス。

 

「今度こそ――」

 

「任せて!――エアスラスト!!」

 

友香は襲いくる火の玉に今度こそシールドを展開しようとするが、今度はみなみの魔法――晶霊術――が発動し火の玉を相殺していく。

 

「……ふ、二人ともすごいね……」

 

「いえ」

 

「私たちあの人との戦闘は2度目なだけです。…しかもあの人、こちらを試す為だけにただ遊んでいるだけで全く本気を出していません」

 

「嘘っ!?これで遊びって…」

 

「本当です。あの男はこちらの反応を見て楽しんでます」

 

二人の言葉に絶句する友香。

 

「ほぅ。以前戦った時よりかは、成長したよぅだが!まだまだあまいなぁ~小娘共?」

 

「「…………」」

 

バルバトスの余裕を含んだ物言いにゆたかとみなみは無言でバルバトスを睨む。

 

「ハッハァ!!だが!こうでなくては面白くない。今度はぁ、そちらからきてみろよぉ~?!」

 

「お望みとあらばいくわy「待ってください!」っえ?ゆたかさん?」

 

デバイスを構えて攻撃姿勢を取る友香を、ゆたかが寸でのところで制止する。

 

「私たちが単体で一斉攻撃してもあの人にはまともにダメージは通りません!」

 

「えっ!?じ、じゃあどうするの?」

 

「……私とゆたかで【共鳴戦技(リンクアーツ)】をぶつけます。なので友香さんは私たちの援護をお願いします」

 

「…………わかった。それで、どうしたらいいかな?」

 

「あの男の動きをバインドで少しの間止めてください。その隙に打ち込みます!!」

 

「了解!それじゃあいくよ!!」

 

「「はい!!」」

 

軽い打ち合わせを終えてからバルバトスの正面で杖を構え直す友香と、二人一組となってバルバトスの側面に回るゆたかとみなみ。

 

「ほぅ。この俺と1対1とは、俺も随分ナメられたものだなぁ~?――だが手加減はせんぞ?」

 

「さぁて、それはどうかな?――いくよっ!!」

 

友香が地を蹴ると同時にバルバトスは片手に持っている巨斧を振り上げる。しかし友香の杖――デバイス――が光を帯びていることに気付いたバルバトスは振り上げた巨斧のレンズ部分を光らせ晶術のチャージを始めた。

 

「くらえーい!絶望の――」

 

「遅い!ブラスターバインド!!」

 

「ぬぅっ!!?」

 

晶術の発動より早くに友香の拘束魔法が発動しバルバトスを捉える。もちろん捉えられた事によって晶術のチャージは途中で中断され不発に終わる。

 

「小癪なぁ…!」

 

「残念、私たちは3人(・・)で戦ってるのよ?――――ゆたかさん!みなみさん!今ですっ!!」

 

「はい!」

 

「……スイッチ!」

 

みなみの合図に友香は後退し、炎と風を両手に纏ったゆたかとみなみが前に出る。そして至近距離から一撃を放つ。

 

「焼き尽くせー!」

 

「切り裂き飲み込めっ!」

 

「「ファイアストームっ!!!」」

 

ゆたかとみなみの合わせ技――共鳴戦技――の術技を叩き込み、成す術もなく飲み込まれるバルバトス。

 

「……すごい……これなら……!」

 

「――――甘いわぁっ!!!」

 

「!?」

 

強烈な炎と風にほぼ無抵抗な状態で飲み込まれたバルバトスが、ほぼ無傷(所々焦げて煙は出ているが)という状況で脱出してきたのを見て思わず絶句する友香。

 

「……ふぅ~。小娘共にしてはなかなかのモノだったぞぉ。だぁが、その程度の実力ではこの俺は倒せんぞ?」

 

「そんな、あの同時攻撃の大火力でも無傷なんて…っ!!」

 

「……くっ!」

 

「……………………」

 

青ざめる友香と唇を噛み舌打ちをするみなみ。

 

「…………仕方ない、かな?」

 

俯いていたゆたかはボソリと呟く。

 

「……え?」

 

「っ!?…ゆたかダメ!!それだけはっ……!」

 

言葉の意味が理解できない友香と、必死に制止を始めるみなみ。――だが

 

「…ごめんねみなみちゃん、いっつも心配ばっかりかけて。……でもねみなみちゃん、もうアレ(・・)使うしかないよ」

 

「まだっ…まだ何か手はあるハズ……だからっ!」

 

「……負傷したこなたお姉ちゃんに初対戦で竦んじゃってる友香さん。この二人を抱えてこれ以上の長期戦は……正直分が悪すぎるよ。……みなみちゃんだってそれは分かってるんじゃないの?」

 

「っ!…でもっ…!」

 

「おぅい!仲良く話し合いは済んだかぁ~?」

 

「はい。今、決まりましたよ。今日のあなたは紳士的な様ですね」

 

「フッ、無抵抗な雑魚を倒してもおもしろくないからなぁ~」

 

「ゆたかぁっ!!」

 

「みなみちゃん…二人をお願いね」

 

みなみの必死の説得も無視してひとりバルバトスに向かい合うゆたか。そして――――

 

 

次回に続く・・・




文字数少ないのは仕様です。

……次回は超が付くほどのぶっ飛び展開です。
……いつ更新できるかわかりませんが(笑)
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