仮面ライダーエリチカブト−GOD SPEED khorosho−   作:じんばぁ

1 / 17
第1話

仮面ライダーエリチカブト

ーGod speed khoroshoー

 

第1話

 

「はっ!」

 

「おりゃ!」

 

…これは…夢…?

 

男の人2人が…怪物と戦っている…

 

「行くぞ加賀美」

 

「あぁ!天道!」

 

ブブブブ!!!

 

あれは…カブトムシ?とクワガタムシ?

 

「「変身!」」

 

2人ともそれを腰のベルトに…

 

《Henshin》

 

へ…変身した!?

 

「「キャストオフ!」」

 

今度はベルトに付けた虫の角を反対側に倒して…キャストオフ?

 

《《Cast off》》

 

《Change Beetle!》

 

《Change Stackbeetle!》

 

だ…脱皮した!?あ…あれ?怪物が…消えた…

 

「「クロックアップ!」」

 

《《Clock up》》

 

あ、怪物が見えるようになったわ…どうしてかしら…?

 

「ふっ!」

 

「はぁっ!!」

 

…どういうこと?…瓦礫がゆっくり崩れていく…もしかして怪物と変身した2人がものすごく速く動いてるのかしら…?

 

「天道!」

 

「あぁ」

 

《《1.2.3》》

 

「ライダー…キック…!」

 

「ライダーキック!」

 

ライダーキック…?え?蹴るの?

 

「はっ!」

 

「はぁ!!」

 

回し蹴りと飛び蹴りで怪物を倒してしまったわ…ハラショー…

 

 

 

絵里「ーという夢を見たのよ!」

 

私は学校で朝見た夢を友人2人に話していた。

 

希「す…スピリチュアルやね…」

 

このスピリチュアルでスタイル抜群な子は東條希、私の一番の親友!

 

にこ「ライダーキックってアンタね…」

 

こっちのちっちゃくて可愛いのが矢澤にこ、元々は希の友達で私とは3年生になってから仲良くなったから正直距離感が微妙よ!

 

絵「わ…私だってこの年になってこんな夢見るなんて思わなかったわよ…でもなんだか妙にリアルで…」

 

希「うーん…もしかしてそれ、予知夢かもしれんね?」

 

絵「えぇ?予知夢!?」

 

に「ちょ!?縁起でもないこと言うんじゃないわよ!怪物出てくんのよ!?」

 

希「冗談やって!ウチだってそんなんイヤやもん!」

 

に「まったく…アンタが言うと本当になりそうで怖いわ…っとそろそろ時間ね、部室行きましょ」

 

絵「そうね、行きましょうか」

 

希「もうそんな時間か〜」

 

自己紹介がまだだったわね、私の名前は綾瀬絵里。希とにこ、それと2年生と1年生それぞれ3人の計9人でμ’sっていうスクールアイドルグループを結成しているの、今日はそのダンスの練習の日。

 

希「絵〜里〜ち〜!置いてくでー?」

 

絵「今行くわー!ってん?」

 

ん?なんだかカバンが重い…

 

絵「これは…」

 

カバンの中には鉄の帯…ベルトのようなものが入っていた…

 

絵「…誰かが入れ間違えたのかしら…?」

 

 

ー練習後 帰り道ー

 

 

絵「ねぇ希…にこ…これ…なんだと思う…?」

 

に「なにこれ?」

 

希「ベルト…みたいやね?どうしたん?こんなゴツいもの」

 

絵「それが…知らないうちにカバンの中に入ってたのよ…」

 

に「誰かが入れ間違えたのかしら?」

 

絵「えぇ、私もそう思ったから明日…

 

ゴゴゴゴ…

 

に「ん?何か変な音聞こえない?」

 

希「え?」

 

絵「なんの音かしら…?」

 

希「えりち!にこっち!アレ!」

 

希の指差す方向を見ると…

 

に「い…隕石!?」

 

なにあれ!?かなりの大きさよ!?あんなものが地表にぶつかったら…

 

絵「ッ!!!希っ!にこっ!伏せて!!」

 

隕石は私たちから少し遠くに落下、少し遠くと言っても衝撃波は凄まじく…結論から言うと音ノ木は廃墟と化していた。

 

絵「うぅ…ゴホッ…希!にこ!大丈夫だった!?」

 

希「ウチは平気…ちょっとおでこ擦りむいただけや…」

 

に「私も怪我はないけど…挟まったにこ…」

 

にこはなんとも言えない体勢で瓦礫の間に挟まっていた…あの体勢で無傷って…さすがにこね…

 

希「えりち、とりあえずにこっちを…」

 

絵「そ…そうね!」

 

私たちはにこを救うために瓦礫を一つ一つどかしていったけど…女子高生2人でどかせる瓦礫なんてたかが知れていて…

 

希「ぜ…全然動かん…」

 

に「なんでにこがこんな目にぃ…」

 

絵「誰か助けを呼びましょうか…」

 

希「そうやね…あ、あの男の人にたのもか。すいませーん!」

 

ん?なんだかあの男の人…なんだか様子が変ね…!!!

 

絵「希!その人から離れてっ!!」

 

希「え…ってぐぇ!?」

 

気づくと私は希の制服の絵里を掴んでこっちに無理矢理引っ張っていた。

 

希「痛ぁ!?えりち!なにするん!?」

 

絵「え…いや、えっと…」

 

男「グルルル…」

 

え?今の声…あの男の人が…?

 

男「グルルル!」

 

お…男の人が…怪物になった…?

 

希「嘘…」

 

男「シャーー!!!!」

 

絵「希!危ないっ!!ぅぐっ!?」

 

希「えりち!?えりち!!」

 

あぁ…希…無事だった…よかった…怪物に思いっきりひっぱたかれたはずなのに思ったより痛くないわね…もうすぐ死ぬってことかしら…私…ふふっ…最期に親友を護れて良かったわ…

 

絵「の…ぞみ…にこと…逃げて…」

 

希「えりち…えりち!!いやぁぁぁぉ!!!」

 

希の声がだんだん遠く…

 

 

 

「この世界の太陽の輝きはこんなものか?」

 

…太陽?なんのこと…?

 

「太陽は本来1つ…この俺だけで充分だがどうやら違う世界には違う太陽が必要らしい…」

 

あなたが…太陽?

 

「おばあちゃんが言っていた…太陽が素晴らしいのは塵さえも輝かせることだ…そしてお前にもその素質がある」

 

私が…太陽?太陽と言ったら穂乃果な気がするんだけど…

 

「お前が望むことなら全てが現実になるだろう…選ばれし者ならば…ってな」

 

選ばれし者?

 

「俺の進化は光より速いがお前の進化は光と同じくらい速い…お前にその資格があるのなら…ヤツはそれに応えるはずだ…」

 

ヤツ?…誰なの…?

 

「ヤツの名はー」

 

 

絵「!!」

 

希「えりち!?」

 

絵「希…心配かけたわね…もう大丈夫」

 

希「その手に持ってるのって…」

 

絵「これの使い方がわかったわ…やっぱりあれ…希の言った通り予知夢だったみたいね…」

 

ベルトを装着

 

男「グルルル…!」

 

希「!!えりち!逃げよう!」

 

絵「大丈夫、私が選ばれし者なら…」

 

希「選ばれし者…?」

 

絵「来て…カブトゼクター…!」

 

私がそう呟くとどこからともなくあの夢に出てきたカブトムシが怪物に体当たりをかましてから私の手の中にやって来た。

 

希「か…カブトムシ…?」

 

これが夢と同じなんだとすると…

 

絵「変身…!」

 

《Henshin》

 

カブトゼクターを腰のベルトにセット。すると私の身体は重厚な装甲に包まれた

 

希「変身…した…」

 

男「グルルル…」

 

絵「私の進化は光並みに速いわ…貴方はついてこられるかしら?」

 

 

 

続く

 




気まぐれ更新になると思います…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。