霊夢と魔理沙は最上階へたどり着いた。
そこには王座に座った1人の幼女、レミリアスカーレットとそのメイドの十六夜咲夜がいた。
霊「あんたがこの異変の主犯ね。迷惑だからやめてちょうだい。」
レミ「それは無理なお願いね。吸血鬼である私にとって、太陽の光は天敵の1つ。私がこの幻想郷を支配するには邪魔なものなのよ。」
魔「そうか、それなら力づくでやめさせるまでだ!」
魔理沙は弾幕を放った。
しかしその弾幕はレミリアには当たらなかった。
咲夜が瞬間移動して防いでいた。
魔「なにっ!おい霊夢!今の動き見えたか?」
霊「いいえ、全くもって見えなかったわ。何なのあいつ!」
咲夜は自己紹介を始めた。
咲「私は主人であるレミリアスカーレット様に仕えているメイド、十六夜咲夜でございます。以後お見知り置きを。」
霊「レミリアとかいったわね。さっさとやるわよ。」
咲「いえ、あなたたちの相手はこの私です。」
魔「2対1でやるつもりか?」
咲「そうですけどそれが何か?」
霊「こいつ舐めてるわね。」
龍「咲夜、お前はおれが相手をする。霊夢と魔理沙はレミリアを頼む。」
一部始終を聞いていた龍が言った。
レミ「いいわ。こいつら2人の相手は私がするわ。」
咲「しかしお嬢様!」
レミ「問題ないわ、咲夜。それに、私が負けるとでも?」
咲「いえ…そのようなはずはありません。」
龍「じゃあ決まりだな。」
レミ「お二人さん、ここじゃ戦うには狭すぎるわ。外に行きましょうか。」
霊「いいわ。そうしてあげましょう。」
魔「龍、負けんなよ!」
霊夢と魔理沙とレミリアは外へと出て行った。
龍「さて、こちらも始めようか。」
咲「そうね。でも、あなたは私に勝てない。」
龍「どうしてだ?」
咲「もう勝負は決まっているのよ。スペル、ザ・ワールド。」
その瞬間、咲夜以外の時が止まった。
咲夜は龍にナイフを1本投げた。
そのナイフは龍の額の20cm程手前で止まった。
咲「あっけないものね。これで終わりよ。そして時は動き出す。」
しかし、龍は時が動き出した瞬間しゃがみ込んでナイフを避けた。
咲「なんだと!き、貴様何をした?」
龍「そりゃ、ナイフが飛んで来たらよけるだろ、フツー。」
咲「(ただ瞬発力が速いだけよ。でも、今度こそ終わりよ!)ザ・ワールド!」
再び時が止まった。
咲「今度は避けられないわよ!」
咲夜は数十本のナイフを投げた。
咲「今度こそ終わりね。そして時は動き出す。」
ナイフは龍に向かって飛び始めた。
龍「くそっ!霊撃回転斬!!」
龍はギリギリでナイフをはじき返し、衝撃波を放った。
咲夜はそれをかわして言った。
咲「バ、バカな!なぜあの攻撃が当たらないんだ!」
龍「ふぅ、今のはちょっと危なかったな。」
咲夜は驚いてひるんでいた。
龍「そっちが来ないならこちらから行くぞ!」
龍は強く地面を蹴って咲夜へ向かって行った。
咲「くっ!ザ・ワールド!」
龍は咲夜の目の前で止まった。
咲「なぜここまで攻撃が避けられたのかはわからない。でも、これで私の勝ちよ!」
咲夜は龍にナイフを振り上げた。
龍「お前、なにか勘違いしてないか?」
咲「な、なぜ貴様話せるんだ!この私の世界で!」
龍は咲夜に腹パンを喰らわせた。
咲「ぐはっ!」
龍「言ってなかったが、おれの能力は適応する程度の能力だ。1回目は意識があったからナイフを避けることができた。2回目は少しだけ動けたから霊撃回転斬の初動に一瞬早く入れた。だからナイフを払うことができた。そして3回目、おれは止まった時の世界に完全に適応できた。だから動けた。」
咲「くそっ!こうなったら、スペル!殺人ドール!」
多くのナイフが咲夜の周りを舞って龍に飛んで来た。
龍はバク転でナイフを避けた。
龍「お前の敗因はな、」
龍は咲夜向かって飛び、咲夜の腹に手のひらを叩き込んだ。
龍「自分の力を過信しすぎたことだ!霊撃波!」
咲夜に叩き込んだ手から霊撃波を放った。
咲「すみません…お嬢様…」
龍「はぁーーーーーーー!!」
龍は咲夜を吹き飛ばした。
咲夜はそのまま気絶し、時が動き始めた。
龍「なんとか勝てた。正直、3回目で完全に適応できるか不安だったが、適応できてよかった。さて、霊夢と魔理沙は大丈夫かな?」
龍は外に飛び出した。
つづくかも…