第16話 ランダムってうまくいかないことの方が多い
〜次の日〜
龍「ただいま〜。」
チルノ「おかえり〜!」
俺が帰ってきた時、神社は綺麗に片付いていた。
龍「チルノが掃除してくれたのか?」
チルノ「いや、霊夢が。」
龍「そうか、ありがとな!」
俺は修行をしている霊夢に言った。
霊「昨日あんなにボロボロになってたから、今日は帰ってこないと思っただけよ。」
昨日は俺をおいて帰ったけど、心配してくれてたんだな。
そこに魔理沙が飛んできた。
魔「おっ、龍!帰ってきてたのか。」
龍「ああ、さっき帰ってきたところだ。」
魔「そうか。そんなことより、お前昨日魔法陣使っただろ?」
龍「霊力を圧縮して空間に固定するのには魔法陣しかなかったからな。なんで?」
昨日のフランとの戦いで使ったが、見ただけで使えるとは思ってなかったんだよね。
魔「もしかしたら、お前に魔力があるかもしれない。っていうかある。」
龍「まじで?」
魔「ああ、そんなに多くはないが、魔力を感じる。」
龍「じゃあ、魔法を教えてくれ!」
魔「じゃあ、しばらくうちに来い!基本くらいは教えてやるよ。」
龍「ありがとう、魔理沙!」
霊夢が修行を終えて、空中からおりてきた。
龍「じゃあ、そういうわけで、しばらく魔理沙の家に行ってくるよ。」
霊「わかった。すぐに終わらせなさいよ。」
厳しいなぁ…
まあ能力使えばいいか!
〜少年少女移動中〜
龍「ここに来るのも久しぶりだな。2ヶ月ぶりかな?」
魔「じゃあまずは、魔力の器を大きくしないとな。」
魔力の器っていったらMPみたいなもんか。
龍「どうすりゃいいんだ?」
魔「魔力草やキノコとかから得るんだ。魔力草はかなり苦いから、私はキノコを食べてるぜ。お前はどうする?」
龍「んー、霊夢に早よ帰って来いって言われたし、はやく魔力を増やせる方で。」
魔「そうか、なら魔力草だな。」
魔理沙は棚から葉っぱの入った瓶を持ってきた。
魔「これが魔力草だ。魔法の森に生えてるから、たくさん摘んできてくれ。」
龍「わかった。」
そういって俺は魔理沙の家を出た。
〜1時間後〜
龍「ふい〜、結構採れたな。」
持ってきた袋いっぱいの魔力草が採れたな。
龍「そうだ!近くまで来たし、久しぶりに香霖堂によって行こう!」
〜少年移動中〜
霖「おっ、龍じゃないか。久しぶり。」
龍「久しぶりだな、こーりん。何か新しいものは仕入れてるか?」
霖「いろいろあるよ。それより、それは魔力草だろ?魔理沙のお使いか?」
霖「ん〜、まあそんなとこだな。俺にも少しばかり魔力があるみたいなんでね。魔理沙に魔法のことを教えてもらおうと思ってね。」
霖「ふーん。それで魔力をつけるためにそれを。」
龍「本当にこんなんで魔力増えんのかな?」
俺はそう言いながら、香霖堂を物色していた。
霖「魔法か…。あっそういえば、この前仕入れたやつに魔法っぽいやつあったな。」
こーりんはそういって奥の部屋へ入って行った。
その頃俺は便利なものを見つけた。
龍「これは、ひと昔前に流行ったスムージーを作るやつじゃないか。最近はこういうのもミキサー1つあれば要らないもんな。幻想入りしてたんだな。まだ使えそうだし、もらって帰ろう。」
こーりんが奥の部屋から出てきた。
霖「この前こんな本を仕入れたんだ。よくわかんないけど、なんか呪文とか載ってるし、使えるかな?」
龍「これは…ドラクエの本だ。」
幻想郷ではドラクエの呪文も使えるのかな?
霖「ドラクエ?それも外の世界の物か?」
龍「あぁ、外の世界のゲームだ。これはその設定をまとめた本のようだ。まあありがたくもらっていくよ。ついでにこれも買いたいんだか。」
俺はスムージーメーカーをこーりんに見せた。
霖「それか。僕は使ってないし、いいよ。あげるよ。」
龍「えっ!タダでいいのか?」
霖「ああ、その代わり、その魔力草を少し分けてくれ。それは薬にもなるんだ。ちょうど切れててね。」
龍「わかった。」
俺は集めたうちの2割ほどをこーりんにあげた。
霖「まいどあり。」
龍「じゃあそろそろ帰るか。またな。」
霖「またいつか。」
俺は香霖堂を出た。
そして、ドラクエの本を少し見てみた。
龍「ん?パルプンテか。何が起こるかわからない呪文か。ちょっと面白そうだな。使ってみるか!
パルプンテ!」
ピルピルピル
テレレッテッテッテー
レベルアップ音だ。
でもそんなに体力や力に変化はないな。
テレレッテッテッテー
テレレッテッテッテー
いつまで上がるんだ?
〜2分後〜
龍「20レベくらい上がったかな。MPだけ…。あといくつか呪文を覚えたな。」
MPの最大値は200まで上がり、メラ、ヒャド、イオ、バギ、デインの5つの呪文を覚えていた。
初めからパルプンテが使えたのは何でだろう?
あっ、でもパルプンテが消えてる!これはパルプンテの効果でパルプンテが消えたのか…
チート防止かな?
まあこれでいろんな属性の技が使えそうだ。早く魔理沙の家に帰ろう。
つづくかも…
俺も魔法使いたい…