市場を回ってメモの通りのものを買った。米が俵だとは思わなかったけど…
龍「流石に重たいな。どっかで休憩するか。」
俺は団子屋に寄った。
店員「みたらし団子とお茶ね。」
龍「ありがとう。」
やっぱ、団子といえばみたらし団子に限るね。
龍「あっ、店員さん、この辺で暇つぶしできそうな所ない?」
店員「暇つぶしですか…、鈴奈庵に行ってみては?あそこには本がたくさんありますし。」
鈴奈庵か、忘れてた。それじゃあ小鈴ちゃんにも会えるのか。
龍「ありがとね。お代ここにおいとくよ。」
店員「毎度あり。」
毎度ありって始めて行った時にも言われるよね。
俺は米俵を背負って出発した。
他の荷物は幻想入りした時にそのまま持ってきたリュックサックに入れている。もちろんビニール袋に入れてね。
しばらく歩くと、
龍「あっ、あれかな?」
鈴奈庵についた。
龍「やってるかい?」
小鈴「やってますけど…、ここは居酒屋じゃないんですけど。」
あれが小鈴ちゃんか。
まだ原作の鈴奈庵から3,4年前だから、まだちょっと幼い感じだな。原作でも幼いけど。
龍「わかってるよ。のれんを掛けてたから一回やってみたかったんだよ。」
小鈴「はぁ、そうですか。それで用件はなんですか?」
用件っていっても特にないんだよな。外の世界の本って置いてるのかな?
龍「外の世界の本とか置いてる?」
小鈴「外の世界に興味あるんですか!?」
龍「興味あるもなにも、俺は外の世界から来たんだけど。」
……
何だこの間は。
小鈴「えーーーー!?外の世界の人ーーーー!?」
龍「そんな驚くことか?」
小鈴「外の世界の本は読んだことあるけど、外の世界の人に会うのは初めてだから!」
龍「俺が小鈴ちゃんの初めて貰っちゃった?」
小鈴「意味深なこと言わないでください。そんなことより、聞きたいことが沢山あるんです!」
龍「俺も何でも知ってる訳じゃないから、知ってる範囲なら答えよう。」
小鈴「じゃあ何から聞こうかなー!」
あー、何か嫌な予感がするなー。
〜3時間後〜
龍「…もういい?」
まさか3時間も話し続けるとは思ってなかった…
小鈴「はい!いろいろと外の世界のことがわかりました!でも何でも知ってる訳じゃないんですね。」
龍「みんなそんなもんだって。」
って早苗さんが言ってた。
龍「あ、そうだ。外の世界の歴史が書かれた本があるけど欲しい?」
小鈴「えっ!本当ですか!ぜひお願いします。」
龍「ちょっと待ってて、すぐ持ってくるから。」
まあ世界史の教科書なんだけどね。こう見えても、理系のくせに世界史とってたんだよ。ついでに買ったものも持って帰ろう。
俺は空を飛んだ。
小鈴「飛んだ〜〜!?人間だと思ってんだけどなぁ…」
〜数分後〜
霊「おかえり。ありがとね、って聞いてんの?」
俺は自分の部屋の引き出しを探した。
龍「ああ、ただいま。確かこの辺に…、あった!」
霊「何してんの?」
龍「ちょっと鈴奈庵に本を寄付しようと思ってね。」
霊「小鈴ちゃんのところに行ったの?あの子も変わってるわね。」
龍「どういうことだよ!俺が変な人ってことか!」
霊「まあ、そうだね。」
龍「そこは否定してよ!…まあいいや、行ってくる。」
霊「夕飯までには帰ってきてよ。」
つづくかも…
小鈴ちゃん登場です!