東方普通人録   作:シュガー@東方好き

30 / 35
お散歩編スタート(すぐ終わる)です


30話 アウェーでも知り合いが居ると心強いよね

龍「妖怪の山か地霊殿に行きたいんだけど、どっちがいいかな?」

 

なんでいきなり?

 

龍「異変が起こった時に、少しでも面識があれば話がはやく進むじゃん?」

 

そーゆーことね。

 

じゃあ冥界には行かないの?

 

龍「それが冥界の扉が開いてないんだよ。スキマで行こうにも向こうの場所知らないから展開出来なかったんだよ。」

 

じゃあ春冬異変は一発勝負だね。

 

まあ、異変が近い妖怪の山に行くのがいいんじゃない?

 

龍「そうだな。射命丸や椛にもあってみたいし。」

 

というわけで、龍は妖怪の山に散歩に行くことにした。

 

龍「霊夢〜。ちょっと出かけて来る。」

 

霊「夕飯までには帰ってきなさいよ。」

 

龍「はーい!」

 

母親か!

 

龍は妖怪の山の麓の滝に来ていた。

 

龍「確かこの滝の裏に椛が居るはずなんだけど。ん?」

 

龍は大きなリュックを背負った青髪の少女を見つけた。

 

にとり「おや?盟友がこんな所になんの用だい?」

 

あ、本当に人間のこと盟友って言うんだ。

 

龍「ただの散歩だよ。」

 

にとり「そうかい。この辺には妖怪がよく出るから気を付けなよ。」

 

龍「ありがとう。でも君も妖怪でしょ?」

 

にとり「よくわかったね。おまえ、ただ者じゃないね。私は河城にとり。河童だ。」

 

龍「俺は龍っていうんだ。ちょっと修行っていうか、博麗神社で鍛えてもらってるんだ。よろしく。」

 

にとり「そうだったのか。どうりで妖力を察知できるわけだ。じゃあ私は行くから。」

 

龍「そうか。またいつかな。」

 

にとり「じゃあね。あ、私は機械いじりが得意なんだ。よくここに居るから何か用があったらまた来なよ。」

 

龍「うん。じゃあな。」

 

にとりは川を下って行った。

 

龍「ちょっと滝の裏を見てみよう。」

 

龍が如意棒を伸ばし霊力をまとうと、冷気が出始めた。

 

龍「氷結斬り!」

 

あ?名前が地味?気にするな!

 

龍が滝を斬りつけると、滝が凍りついた。

 

すると、滝の裏には空洞があった。

 

龍「ここに椛が居るのかな?」

 

一通りみてみたが、椛はいなかった。

 

龍「いねえな。まあいいか、また今度来よう。」

 

龍は空洞をでた。

 

龍「メラゾーマ!」

 

メラゾーマはそのまま使っている。

 

滝が溶け、再び流れ始めた。

 

龍「さてと、もうちょい奥までいってみるか。」

 

龍はとりあえず頂上を目指して歩くことにした。

 

龍「いいところだなぁ。」

 

森林浴みたいな感じで心地よかった。

 

龍「何か視線を感じるな…。おい!椛!見てんならさっさと出て来い!」

 

俺は椛が千里眼を持っていることを知っていたので、ブラフのつもりで言ってみた。

 

椛「なぜわかった?侵入者には帰ってもらおうか。」

 

龍「お前の上司に会いたいんだけど。」

 

椛「文様にか?」

 

龍「そう。まあ、どうせすぐに…」

 

文がすごい速度で空から降りて来た。

 

文「私に会いたいそうで。」

 

ほらな。

 

文「誰かと思えば、最近外から来た龍さんじゃないですか。今日は何のご用で?」

 

龍「俺のこと知ってんのか。流石だな。まあ、用ってほどじゃないんだけど、ちょっと挨拶程度にな。もしかしたら、お前の情報網が必要になるかもしれないからな。」

 

文「そういうことですか。こちらこそ、以後お見知り置きを。それはそうと、文々。新聞の購読を」

 

龍「しない!」

 

文「えー!いいじゃないですかー!」

 

龍「まあ、窓掃除くらいには使えそうだな。」

 

文「ひどい!私がせっかく作った新聞を!」

 

龍「ほぼ捏造だから読んでも意味ないだろ。」

 

文「捏造とはなんですか!事件を面白おかしくすこし誇張してるだけじゃないですか!」

 

龍「それを捏造って言うんだよ!とにかく、購読はしないからな。」

 

文「今日のところは諦めましょう。」

 

思ってた以上にしつこかったな…

 

龍「じゃあ、俺もそろそろ帰るから、何か大きな変化があったら知らせてくれ。」

 

文「はいはい。わかりましたよ。」

 

これでいつ守矢が来てもすぐに対処出来そうだ。

 

龍「ああ、そうだ。椛、後で将棋でもするか?」

 

椛「え!いいんですか!」

 

本当に将棋に目がないんだな。

 

まあ、これで椛とも仲良くなれるだろ。

 

椛「今すぐ行きましょう!」

 

龍「お、おう。じゃあな、射命丸!」

 

文「では。何かあったらお伝えしますね。」

 

俺は椛に着いて行き、滝までもどり、文は飛んで行った。

 

文「…あれ?私名乗ったっけ?」

 

文は飛びながら思った。

 

椛「よし!じゃあ始めましょう!」

 

椛の家というか、滝の空洞にある大将棋をすることになった。

 

龍「ゲームをするならこれ言わないとな。アッシェンテ!」

 

その将棋は夕方まで続いた。

 

実は、将棋やチェスなどの読み合いは得意なのだ。

 

そんなこんなで龍が勝った。

 

椛「悔しい!もう一回やりましょう!」

 

龍「今日は遅いからまた今度な。」

 

椛「いつでも来てくださいね!」

 

龍「おう!じゃあな。」

 

龍は勢いよく滝を抜けて、そのまま神社に帰った。

 

龍「ふう。結構楽しかったな。守矢が来ても文が教えてくれるだろうし、これで風神録クリアだな。」

 

すげえゲーム感覚で過ごしてるな。

 

龍は家に帰り着いた。

 

龍「ただいま。」

 

霊「おかえり。ちょうどご飯出来たわよ。」

 

龍「そうか、それじゃあいただくとするか。」

 

つづくかも…

 

 

 

 

 




次は地霊殿かな
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。