東方普通人録   作:シュガー@東方好き

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第34話 おっと、心は硝子だぞ…

龍「ちょっと外の世界に行ってくる。」

 

霊「急にどうしたの?」

 

龍「病院だよ、病院。誰かさんのせいでこんなことに…、あっ、なんもないっす。」

 

何か殺気を感じた。

 

龍「じゃ、行ってくる!」

 

龍は指輪でスキマを開いた。

 

霊「気を付けなさいよ。」

 

龍「わかってるよ、夜には戻るよ。」

 

そんで病院に着いた。

 

とりあえずレントゲン撮影させられた。

 

Dr「左腕の骨折と、全身打撲ですね。階段から転げ落ちたんですよね?頭部に何もなくて良かったですね。不幸中の幸いってやつですね。」

 

龍「そうですか、そりゃ良かったです。どれくらいで治りますかね?」

 

Dr「そうですね…、スポーツかなにかやってますか?」

 

龍「はい、一応やってます。(まぁ、戦闘はスポーツみたいなもんだしな。)」

 

Dr「じゃあ2ヵ月くらいですかね。左腕が変にくっつくといけないので、それくらいは安静にしないとダメですね。」

 

龍「2ヵ月ですか…、まぁ仕方ないですね。」

 

Dr「じゃあ、今日はもう帰って大丈夫ですよ。左腕は極力動かさないで下さいね。あと、打撲で特に痛むところには湿布を貼っておいてください。」

 

龍「はい、ありがとうございました。」

 

龍は病院を出た。

 

2ヵ月も空いて大丈夫か?

 

龍「異変のことか?それなら少し考えがあるんだよ。」

 

考え?

 

龍「修行ができないなら、魔法を磨けばいいじゃない。」

 

なにか使いたい魔法でも?

 

龍「そうだな…、あ、Fateに出てくる投影魔術なんてどうかな?」

 

ああ、衛宮士郎とかアーチャーとかが使ってたやつか。

 

龍「パチュリーに教えてもらおうかな。」

 

それはグッドアイデアだな。

 

龍は幻想郷に戻り、早速紅魔館に向かった。

 

龍「…美鈴はいつも寝てんな。まあいいや、おじゃましまーす。」

 

龍は紅魔館の入口を開けた。

 

咲「いらっしゃ…、その怪我どうしたの?」

 

龍「あぁ、いろいろあってな。」

 

咲「どうせ龍のことだから、霊夢か魔理沙にでもイタズラして、ボコボコにされたんでしょ?」

 

龍「うん…、まあだいたいあってるよ。」

 

咲「で?今日は何の用で?」

 

龍「パチュリーに用があってな図書館ってどこにあるんだ?」

 

咲「じゃあ、案内しましょうか?」

 

龍「それは助かるよ。」

 

咲「こっちよ。」

 

龍は咲夜について行った。

 

数分後、図書館に着いた。

 

前来た時にはあんま気にしなかったけど、紅魔館ってめちゃくちゃ広いな。

 

咲「それじゃあごゆっくり。」

 

龍「あとで紅茶お願い、砂糖とミルク多めで。」

 

咲「そうね、気が向いたら持ってくるわ。」

 

龍「すまんな。」

 

パ「私に用なんて珍しいわね。」

 

龍「ああ、それもそうだな。」

 

パ「なんで私のところに?」

 

龍「まぁ、見てわかるとおり今怪我しててな、体を鍛えられないんだよ。だから、魔法のうでをもっと磨いておこうと思ってな。」

 

パ「そう。それで私に魔法を教えてもらいに来たのね。いいわ、どんな魔法がいいの?」

 

龍「投影魔術って知ってるか?剣とかを作り出すような魔法。」

 

パ「投影魔術ね…、知ってる事は知ってるけど、私あまり使えないのよね。」

 

龍「え、そうなの!?てっきりパチュリーならどんな魔法でも使えるもんだと。」

 

パ「私が使えるのは5属性と月と日の7属性を組み合わせた魔法しか使えないのよ。まあ、それだけあればほとんどの魔法は使えるんだけど、投影魔術は属性を持たないのよ。」

 

龍「使えない事はないの?」

 

パ「できなくはないわ、すぐに消えてしまうけど。」

 

パチュリーの右手に光があつまって、鉄のスプーンが出来た。

 

龍「おー、すごい!」

 

しかし、そのスプーンはすぐに消えてしまった。

 

パ「ダメね。構造の単純なものでも少ししか持たないわ。やっぱり、私にはあってなかったのね。」

 

龍「なんとか覚えらないもんかな?」

 

パ「教える事は出来るわ。」

 

龍「あ、そうなの?」

 

パ「自分で言うのもあれだけど、一応優れた魔法使いなのよ、私。コツくらいなら教えられると思うわ。」

 

龍「そうか、それじゃあしばらくお世話になるぜ。まずは何からすればいいんだ?」

 

龍が聞くと、パチュリーは小悪魔を呼び寄せた。

 

パ「無属性魔法関連の本をあるだけ持ってきて。」

 

こあ「わかりました〜。この方は?」

 

龍「あ、初対面だっけ?はじめまして、俺は龍っていうんだ。しばらくここに通うと思うから、よろしくな。」

 

こあ「どうもご丁寧に、パチュリー様の使い魔の小悪魔です。名前は特にないので、好きにください。」

 

この小悪魔の外見は胸なしロングヘアーだ。

 

作品によっては巨乳の小悪魔もいるけど、俺はAカップくらいの方が好きです。

 

龍「じゃあよろしくな、こあ!」

 

こあ「はい!どうぞよろしくお願いします!」

 

小悪魔は本を集めに行った。

 

しばらくして…。

 

こあ「だいたいこれで全部ですかね。」

 

パ「ありがとう。疲れたでしょう、少し休んでていいわよ。」

 

こあ「では、お言葉に甘えてお茶にしてきます。」

 

小悪魔が扉を開けると咲夜が来ていた。

 

こあ「あっ、咲夜さんお疲れ様です。」

 

咲「お疲れ様、龍はまだいる?」

 

こあ「はい、パチュリー様と投影魔術の勉強をなさってますよ。」

 

咲「投影魔術?あんな使い勝手の悪い魔法を?」

 

こあ「そうですよね。投影魔術で作り出したものはすぐに世界に修正されて消えてしまうのに、なんでそんな魔法を。」

 

咲「まあ、本人に聞いてみるとするわ。ありがとね。」

 

こあ「いえいえ、じゃあ失礼します。」

 

パチュリーは1冊の本を渡してきた。

 

パ「まずは、トレースからやりましょうか。」

 

龍「トレース?」

 

パ「投影魔術の基礎になる魔術よ。物体に魔力を流し込んで、その物体の構造と構成物質を読み取るのよ。トレースについてはその本にかいてあるから一通り読んだら言ってね。」

 

龍「わかった。」

 

この本かなり分厚いな。あ、でもトレースについては第5章だけか。

 

咲「パチュリー様、お茶が入りました。」

 

パ「ありがとう。」

 

咲「龍はミルクティーだっけ?」

 

龍「うん…、ミルクと砂糖多めで…。」

 

咲「投影魔術ですか。」

 

パ「ええ、なかなか扱いの難しい魔法なんだけどね。」

 

龍「よし、だいたいわかったぞ。」

 

パ「え、もう読んだの?」

 

龍「要点だけまとめてな。」

 

パ「これなら結構早くに習得できるんじゃない?」

 

咲「あなたの能力があればなれるのも早いでしょうし。」

 

パ「そういえばあなたの能力を聞いてなかったわね。」

 

龍「そういえばそうだな。俺の能力は適応する程度の能力だ。適応させることもできるけどね。」

 

パ「あ〜、それで投影魔術をね。」

 

龍「さすが、わかってるね。」

 

パチュリーはすぐに察したようだが、咲夜はよくわかっていなかった。

 

つづくかも…

 

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