霖「龍、ちょっと来てくれ。」
どうやら武器が決まったようだ。
霖「これなんかどうかな?」
こーりんが俺に見せたのはどっかで見た事ある棒だった。
龍「如意棒?一度使って見たかったんだよなー!こーりん、これ伸びたりする?」
霖「そうだよ。よく知ってるね。これでいいかい?」
龍「十分だ。ありがとう。」
霖「今ならこのホルダーも付けて19800円!」
龍「金取るのかよ!」
霖「冗談だよwあげるよ。」
龍「あ、ありがとう…。ちょっと試しに使ってみるね。」
そう言って俺は表に出て、その辺の木を狙ってみた。
龍「一回言って見たかったんだよな。伸びろ如意棒!!」
バシューーーーーーン‼
如意棒はすごい勢いで伸びて木を貫通した。
龍「おー!これはすごい!しかも、あんまり重たくないし使いやすいし最高だ。」
そこにこーりんがやって来た。
霖「気に入ってくれたみたいだね。よかったよ。そうだ!見て欲しい道具があるんだけど、いいかな?」
龍「わかった、すぐ行くよ。」
そう言って俺は如意棒を戻した。長さはだいたい交通整理で使うあの棒くらいにした。そして、さっきこーりんに貰ったホルダーにしまった。
俺はまた香霖堂に戻った。
霖「これなんだが、使い方はわかったんだが、全然動かないんだ。」
見た所、ガラケーのようだった。最近はスマホが普及してきてるから幻想入りしたのか。
龍「多分、充電が切れてるだけだろう。まぁ、動いたとしても電波が無いから繋がらないだろ。」
霖「デンパ?よくわからんが、これはガラクタって事か。はぁー、どうしよっかな、一応置いておくか。」
捨てるってことはしないのか、だからこんなにガラクタだらけなのか。
霖「そろそろ博麗神社に行こうか。」
龍「もう聞きたい道具とかないのか?」
霖「今はもういいよ、またわからないことがあったら聞くよ。さて、神社はここから北にしばらく行った所にある。ちょっと時間かかるよ。」
龍「んー、飛んで行ったり出来ないのかな?」
霖「すまないが、俺は飛べないんだ。飛ぶほどの妖力は無いからね。」
龍「○ラゴンボールみたいに飛べたりしないかな?」
そう思って俺はアニメのように体に力を入れてみた。
ハァーーーーーーーーー‼
地面の草が少しなびく。
やっぱ無理かと思ったその時!
フワッと体が浮いた。
龍「うぉーーー!飛べたーーーー!やっぱり常識に囚われてはいけないのですね。やったぜ!」
霖「おー、飛べるようになったのか。君はすごいな。そのまま神社に行けるか?空を飛ぶ妖怪はあまりいないし、いたとしても妖精とかだし。今の君には如意棒もあるから大丈夫だろう。」
龍「神社は北だったな、いろいろとありがとうな、こーりん!またね!」
霖「じゃあな、元気で!と言ってもそんなに遠くはないからいつでも来てくれて構わないよ。」
龍「あぁ、また来るよ。」
こーりんに別れを告げた俺は、博麗神社に向かって飛んだ。
つづくかも…