混獣と九尾と毒虫   作:魚王かます

1 / 32
始めましてかますです!最近妄想を書きたく投稿しまsた
アドバイス辛口でも嬉です


プロローグ 九尾

   

 

            

俺は、喰種《グール》も人間も嫌いだ・・・。

 

 俺は、人間と喰種の間に生まれた、そして俺のような喰種の事を後に、『半喰種』と呼ばれる者だった。

 

 だが、俺は半喰種であったが故人間にも喰種にも、認められず悲しかった。

だけれど、家族が居たから『なにも怖くない』、そう思えた。

 

しかし、そんな思い込みも終わりを告げた。

いっしょに母親と、買い物に行った帰りだった。

なにかの、大きな音と共に赤黒い鞭《むち》の様な物が現れ、撓り《しなり》ながら現れたそれは、急激に固まった。

 

そしてすぐに、母親の体を地面共々貫いた。

そして、その母親を貫いた鞭の様な鱗赫の持ち主は、不気味な笑みと共に言った。

 「ははっ!!旨そう!程よく肉ものっててしかも子供までいやがるっ!!」

 俺は、その時恐怖にこころを支配され動く事も、儘ならなかった。

 

俺はただ襲われる事を、待つしかなかった。

そんな時、俺は心の中でなにかに、話しかけられた。

 

 『君は此処で死んでもいいの?』

 

 『目の前に居るあいつはお母さんを殺したんだよ・・?』

 

 『許せる?許せる?殺せ殺せ!!』

 

そんな、一方的な会話の後、俺の心の理性のような物が、崩れ落ちた・・・。

 

 「コロッ・・スッ!」

 

 その言葉を、発した後俺の右目は赤黒くなり目の近くには、筋が表れた。

そして、背中から尾てい骨までに不思議な感覚と共に、現れたのは金色に紫の筋が通った赫子が、先ほどの感覚があった場所から、生えてきた。

その後、現れた赫子を存分に振るい、目の前にいる仇を跡形も無く細切れにした。

それをしている間、その男は何度も何度も俺に助けを求めたが、その時の俺はもう憎しみに支配されていた。

 

そして、その声は俺には届くことは、なかった。

 それから、俺はこうつぶやいた・・・

 

『楽しいなあ・・・』

 

______________________________________________________________________

 

 

その後、戦闘音を聞いて駆けつけた父親に見つかった、お陰でなんとかCCGには見つからずにすんだのだが。

家に帰った後、父親の腕の中で嗚咽を漏らしながら泣いた。

 

そして、父親は俺を抱きながら何度も、何度も「すまない、本当にすまなかった」と言っていた。

そこから、俺の物語は始まる。

 

その日俺は本当に喰種になった。

 

そして、俺はこの世界の現実に囚われていたのだ。

 

 

 

 

それは、この世界の狂いにより生まれた、悲しき者達が足掻き、苦しみながらも生きた喰種の話…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まだ、ざっとですが修正しました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。