まあ、今回は什造くんが…
というとで本編(∩´。•ω•)⊃ドゾー
私は、以前の『グリーンフェザー』の単独討伐とAレートの集団の討伐により、『二等捜査官』から『上等捜査官』に昇進した。
しかし、2度目の戦闘時の様子が噂になり、周りの人間達がよそよそしい。
まあ、そうだろう私でも自分のおかしさは、自覚している。
そして、人間は自分とは違う者は中々、認めようとはしない。
これ程の、条件が揃えばこうなる事は予想できたのだが、もう少し自重すべきだったか…。
「またあいつか!」
「追いかけっこです!」
後ろから、風山部長の聞き慣れた怒声が聞こえ、その後からいたずらが成功した子供の様な、声が聞こえる。
「すまない!!羽黒くん!、そいつを捕まえてくれ!」
「えっ?」
「そこの人、早く退くです!」
私に対して、風山部長が追っている人を捕まえてくれと、大声でお願いされる。
捕まえようと、振り向くとそこにいたのは、私がアカデミー時代に組んでいたパートナー、什造がいた。
「什造??」
「ふぇ?、陽葉じゃないですか!!」
什造は、私が陽葉だという事に気付くと、私に向かい抱き着いてくる。
「久しぶりです!陽葉〜、陽葉のいい匂いですー」
「什造?、また匂いを嗅いでる…。」
そのまま、母親に甘える子供の様に顔を擦り付けながら、匂いを嗅いでいる。
この癖は、今も治っていないようだ。
什造は、アカデミーにいた時から抱き着いてくるのは、日常茶飯事だった。
「なんで、什造はいつも匂いを嗅ぐ?」
「なんでって?、落ち着くからに決まってるです」
そんな、くだらない質問を什造にしていると、風山部長が息を切らしながら、追い付いた。
「追い、付いた、ハァハァ…。」
「羽黒くん捕まえて、あれ?」
「あっ風山部長、什造がなにかしたんですか?」
追い付いた風山部長は、抱き着いている什造を見て、鳩が豆鉄砲を喰らったような顔していたが、とりあえず什造がなにをしたか聞いた。
「ああ、いつの間にか私のクインケを、任務に持っていってたんだ」
「いいじゃないですか〜、1回風山さんのを使ってみたかったです!」
「慣れない、クインケを使っても怪我するだけだぞ?」
と、先程とは違い心配そうに諭している。
風山部長らしく、部下の命が危険になる事を避けたかったらしい。
「什造、風山部長の言ってる通り体型や癖に合わない事もあるから、綺麗に壊せないよ」
「そうですか?、陽葉が言うならやめるです」
「まあ、それはいいとして陽葉君にも用事が、あったんだ!」
軽く、什造を諭した後に風山部長が、なにかを思い出したように言う。
「陽葉君、急で悪いのだが今週に『鬼面』の討伐を篠原のコンビと君と佐方で、お願いできないか?」
「あっ、はいわかりました」
「陽葉と、一緒にいけるですか!!」
その後、『鬼面』の情報を聞くと。
『鬼面』は、以前存在していた『黒狗』と『魔猿』と対立していた喰種らしい。
レートは、Sレート以上ではあるらしく赫子は、甲赫を扱い形状は鬼の金棒の様な形をしている。
さらに、『小鬼』と呼ばれる手下達を連れているとの事だ。
私としては、少し楽しみだ。
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〜1週間後〜
今は、篠原特等の運転する車両で什造と佐方さんと、一緒に現地へ移動している。
そして、篠原特等と佐方さんはなにか世間話でも、しているようだ。
什造はというと、私の膝に乗り私に話し掛けている。
「陽葉、楽しみです〜!早く喰種を壊してクインケが、欲しいです」
「まあ、誰が倒すかわからないけどね」
「僕が壊すです!」
そんな、くだらない話しをしていると、現場に到着したようだ。
そこは、廃墟のビルで相当荒廃しているようで、窓のガラスや落書きが書いてある。
そして、ここからは篠原特等と什造と分かれて、ビル内部を探す事になっている。
「では私達は北側の方を探す、イノシシは南側の方を探してくれ」
「篠原さんそのあだ名やめてください!とりあえずわかりました、じゃあ行くぞ陽葉」
「はい」
短く返事をすると、ビルを探索していくがビル内部が異様に静かだ。
さらに、廃墟ならではの光景が更にそう感じるているようだ。
「いねぇなあ、本当なら休みだったのによー」
「うるさいですよ?、佐方さんの少ない小遣いスリますよ?」
「はっ!?、ふざけんな!嫁さんからもらえる限りある小遣いを、奪う気か!?」
まあ、馬鹿馬鹿しい話しをしながら捜索をしていたのだが、遂に最上階に来てしまったのだが、なにもいない。
「いねぇ、もしかして無駄足かよ?」
「そんな事も、無いようですよ…」
目の前の、コンクリートの天井から轟音と共に、何人もの赤い1角をもった鬼の仮面をかぶった喰種が、降りてくる。
そして、その集団の間から一際凶悪な顔をした鬼の仮面をつけた喰種が、棍棒状の甲赫を肩に置き近づいてくる。
「いやいや、見事引っ掛かってくれたな〜」
「ちっ!、罠か流石にこの空間にこの人数、ヤベェな…」
「大丈夫ですよ、なんとかいけます」
だが、しかし長年集団行動をしていただけあって、作戦としてはこちらの死亡率を大幅に、上げられている。
だけれど、そんな状況もいい。
「じゃあ、さっさと死ね!」
「こちらこそ、死んでください!」
「やるしかないか、嫁さんに会いてえ〜」
そんな、会話をかわきりに『小鬼』が大量に襲ってくる。
そんな中、佐方さんは『クロサキ』を私は『クロサキ弐型』をトランクから展開し、瞬時に『小鬼』の1人を斬り殺す。
「ぐはっ!?」
「「さっさとくたばれ…」」
更に、その後も様々な赫子を受け切り、喰種を切り裂く。
私は、刀で直線上に切り裂いていき、羽赫の弾丸を死体で防ぎまた切り裂く。
佐方さんは、腕以上の長さの刃が付いたトンファーを自分の腕の様に操り、赫包ごと抉っていく。
そして、前方にいる敵には持ち手を中心に回し、刃を前方の敵に突き刺した後両隣の、敵の首を飛ばす。
「はぁはぁ、そろそろ少なくなったな…」
「ですね…」
「っ!、くそが。まあいい直々に俺がやる」
すると、先程まで高見の見物だった『鬼面』が、立ち上がり棍棒を下ろし私達を睨む。
「さっさと、潰れろ。」
「っ!!」
その一言を、言った瞬間私達の目の前から消え、背後に現れ甲赫を振るう。
ガキィィンそんな、鉄と鉄をぶつけ合う様な音を出しながらなんとか、攻撃を抑える。
「流石に、これはクインケの性能に助けられました」
「ちっ!、折れねえのか?」
「ふっ!!」
いつの間にか、『鬼面』の後ろにいた佐方さんが、『クロサキ』を突き刺すと同時に切り裂く。
「ぎぃっ!?」
「もう1発っ!!」
私も、佐方さんに続き『鬼面』の腕をもっていく。
しかし、『鬼面』も殺られるだけでなく、体力を消耗していた佐方さんに、甲赫で叩き付ける。
佐方さんもなんとか、『クロサキ』で防ぐが勢いを削げずコンクリートの壁に、叩き付けられる。
「佐方さん!、終わらせないと…」
「死ね!、死ね!、死ねー!!!」
『鬼面』は、激怒の表情で甲赫を振るう。
だが、その隙がありまくる攻撃を避け強烈な突きを、入れる。
さらに、そこから上へ抉るように斬り殺す。
「あがっ…!」
「終わりました…」
そして、血を流しながら『鬼面』は最後の抵抗か、私を掴もうとするが私の手前で空を掻き倒れる。
「流石に…キツイ。佐方さんは…」
先程、吹き飛ばされた佐方さんに、近づこうとした時、目の前には九本程の赫子を生やした喰種がおり、私の…。
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Side 什造
こっちにいた喰種は気を逸らす為の喰種だった様です。
それなら、陽葉の所にいくです。
「什造!、あーまたいっちゃったよ!」
陽葉のいる階まで上がっていくと、目の前には陽葉が…
「…けはっ!!」
「陽葉…?」
目の前には、たくさん赫子を生やした喰種が陽葉を…串刺しにしていたです。
陽葉が死ぬ…それを考えるだけで頭がおかしくなる、怒りがわく、悲しくなる。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
頭が、拒絶する。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「返せ!!陽葉を返せ!!!!」
「…ごめん」
その一言が、耳元に聞こえた後に僕の頭が真っ黒くなる。
い、やだ、陽葉を返して、心が痛い痛い痛い痛い痛い。
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Side 混獣
死んだ…。
目の前では、什造が泣いていた。
什造が、叫んでいた。
什造が倒れた。
私は、もう持たない。
什造、泣かないでほしい、笑っていてほしい。
意識が徐々に持って逝かれる。
復讐しないで、忘れてほしい私を忘れて生きてほしい。
また、会えたなら精一杯抱き締めたい……
いやはや、主人公がお亡くなりになりました…。
御冥福をお祈り申し上げます。
とまあ、主人公が…優しくなりました(笑)
すみません、深夜のテンションで書きました…。恥ずかしい…
ではさよなら