混獣と九尾と毒虫   作:魚王かます

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今回は、ちょっと短くなっちゃいました。

本当すみません!

来週は、混獣回ですが、4000文字に増やしてやりますので、よろしくおねがいします!


Side 九尾 『非情』

Side 九尾

 

リゼの件は、上手くいったようで、移植された大学生は、完全に半喰種になったらしい。

だが最近、テリトリーとしていた、区の喰種、30人近くが一度に討伐されたの事、しかも、ほとんどを討伐した白鳩の奴は、上司と思われる方ではなく、部下の女性捜査官らしい。

 

その事に、アオギリとしても、放っておくわけには、いかないようだ。

だが、嘉納からの提案があった、それは、今まで成功例ができるまで、やっていなかった、人工的に3種持ちを、作り出す事である。

 

その事に、OKサインを出した、エトによりある作戦が、立てられた。

 

それは、幹部の一人である、『鬼面』の情報をCCGに流し、それを、CCG内部のアオギリの人間が、間接的にその捜査官に流し、討伐任務に付かす、ということだった。

 

 

 

 

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〜~決行当日〜~

 

 

情報の、流れはうまくいき、今は、捜査官達が来るまでの、待機時間だ。

俺は、屋上で座り込みながら、姉さんが淹れたコーヒーを、ポットで飲んでいた。

 

「おい、お前さんが『九尾』か?」

 

「はい、そうですけど?」

 

「そうか、今日はよろしくな」

 

目の前の男は、鬼の仮面を頭に被っているを、見ると恐らく『鬼面』だ。

ただ、『鬼面』には少し疑問がある、それは、今回の作戦は、劣化有馬程度の、実力を兼ね備えている。

 

下手をすれば、殺されクインケにされる。

その為、あまり進んでやる者は、この人ぐらいなのだ。

 

「少し話を聞いていいですか?」

 

「ん?、いきなりだな。まあいいけどよ」

 

「で、なんだ?」

 

鬼面は、俺の隣に座り込む、話を聞いてくれるようだ。

 

「なんで、こんな危険な、作戦に参加してるんですか?」

 

「それか、ん〜、殺され人探し、かな。」

 

「?、どういう?」

 

彼が死に場所を探す理由が、わからず、話の、先を予測しようと、仮説を立てるが、やはり、本人の話を聞いた方が早い。

 

「言葉のまま、殺してくれる人間を探してんだよ。」

 

「俺は、殺しすぎたんだよ、人をな。だから、償いといっちゃ、なんだが死んだら、人間の道具になるつもりだ」

 

「でも、『小鬼』の人達はどうするんですか…?」

 

「あいつらは、俺が殺されに行く事を、わかった上でついて来てる。変な奴らだよな、ハハッ!」

 

 

初めて知った、アオギリの樹の幹部にも、こう言う喰種がいると。

ただ、仲間がついて来るのが、納得がいかないのか、笑顔に影がある、やっぱり、仲間にはついて来ては、欲しくないのだろう。

 

そんな、話が終わった直後、『小鬼』の一人がやってくると、捜査官達が、来たとの事らしい。

 

「悪い、そろそろいくな。じゃあ」

 

「…また、いつか」

 

 

 

なぜか、どこかでまた、違う形で会うかもしれない、なんて思った。

 

どんな形かは、俺には全くわからないが。

 

 

 

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Side 鬼面

 

目の前では、仲間が倒れていく、何度立ち上がろうとしたか、だが、両隣の『小鬼』が死ぬと、制止してくれる様な、俺の仲間は一人もいなくなった。

 

最後は、カッコをつけて、立ち上がるが心の中は、虚しさだけが残る、ただ、足掻くだけ、それだけを糧に戦いを挑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は、死だった。

 

眼は、霞み、ギリギリ見えるのは、白鳩の女と、奇妙な形状をした刀だった。

 

見たいのは、それじゃない…。

 

巻き込んでしまった、仲間の亡骸だけでも、見せて欲しい、どいてくれ…。

お願いだ、最後だけ、これだけは、ゆる、して、………

 

 

 

 

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Side 九尾

 

 

俺は、仮面を被る。

 

降りた先に、どんな光景が広がっていようと、なにも関係ない、ただ、目的の捜査官を、捕獲するだけだ。

 

不思議な事だ、『鬼面』達の死体を見ても、なにも感じない、すぐに見つかった捜査官の、腹を鋭い鱗赫で貫き、連れ去ろうとした。

 

だが、一人の捜査官が上がってきた、すぐに、どうなっているか、理解すると、叫び声をあげる、クインケのナイフを投げつける前に、鳩尾を思い切り殴り、吹き飛ばす。

 

ただ、まだ非情になれないそう思った。

 

謝った、一言「ごめん」と。

 

 

 

 

 

その後、裏に待機していた、車に捜査官を引渡し、車を見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに、アオギリのアジトへと、戻ると、姉さんが迎えてくれた。

 

「おかえり」

 

「ただいま、無事終わったよ」

 

ただ、姉さんから腕を組んで、歩いているのだが、さすがにアオギリの人員に、恋人とかと間違われる?。

 

「姉さん、腕を組むと恋人とか、間違われるから」

 

「ん?、いいよ全然!」

 

「いや姉弟だし、勘違いされちゃだめだろ?」

 

少し、冷静に言うが、周りの人員が立膝をしながらも、和んでいる気がする。

 

 

 

 

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やめてくれ!?助けてくれ!!

 

逃げちゃだめだよ?、お兄ちゃんに会う為だもん。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、美味しくないね

 

でも、「りょうやくは苦し」っていうんだよね、金木さんから教えてもらったんだ。

お兄ちゃん、もっとたくさん言葉覚えて、もっと強くなって、お兄ちゃんがいなくならないようにしなくちゃ!

 

 

 

でもね、他のオンナノヒトだったら、イヤダヨ………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前書きにも、言ったとおり、来週から4話は混獣回です、見てくれるとありがたい!

ネタバレに、近いですが安久姉妹が出てきます!
Twitterの方も、よろしくおねがいします!
活動報告に、IDが乗ってます!

では、また今度(^_^)/~~
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