私は、あの出来事を忘れない……
私が、まだ幼い頃近所の女の子達と、大人振り、大人から禁止されていた、繁華街に出掛けた。幼い頃の私は、大人の様に出掛ける自分に、自惚れていた。
だけれど、先程まで見ていた、楽しく明るい光景だったはずが、今はとても血なまぐさく、悲惨な光景があった。近所の女の子達は、皆とても多くの、血を流しながら倒れている。そして、次の標的は自分だと気付き、なんとか繁華街に出ようと、道を必死にひた走る道は入り組んでおり、なんとか逃げる事ができるだが、私に絶望が起きた。目の前には、子供では、登れないような、とても大きな壁が立っており進めない、そして後ろからは、あの光景を作り出した張本人らしき男の、足音が静かな裏通りに、不気味に、響き渡る。私は近づいてくる喰種の男に、恐怖し泣き叫ぶが、誰からの返答も無く虚しく響くだけそして後ろから…
「お嬢ちゃん、そろそろ逃げるの止めてくれるかな~?」
「っ!!」
そう、死の宣告とも、言える言葉が、私の耳にひつこく木霊(こだま)する。
私は、もう死ぬのだろう、そう覚悟した瞬間、目の前の男に生える赫子を見てこう思った。『とてもきれい!……』それと、共に浮かび上がったこの、男が死ぬ直前はどんな、魅力を醸し出すか。そんな事を考えながら、振りおろされる、赫子を見て死を覚悟したが、誰かがそれを、受け止める。そう、それは喰種捜査官と呼ばれる喰種を駆逐という事を、専門とする人間の一人だった。
「ぐっ! 大丈夫?怪我は?」
怪我は、無いかと聞かれ縦に頷くと、戦闘を再開する。
彼の、持つ武器は刀の様な形で、全体的に黒いが刀身には、3つの大きな丸が縦に並んでいるという、不思議な姿をした刀を、彼の目の前の男に振るう。男も、甲赫の剣で受け止めながら弾き返す。やはり、喰種の方が力が強いのか、押され気味だが、つばぜり合いを繰り返すと、思ったが身体を低くしながら、横の一閃を、決める。大きな血しぶきと、共に男は唸り声を、上げながら倒れそうになるが、右足で踏ん張り、甲赫の剣で捜査官の、足を切る。そして、足は切断されなかったものの、両足で立つことの出来ない状態に、追込まれる。
「うぐっ!!?足が?!」
「へへっ!!てめぇがやったこの腹の傷の、お返しだ!」
足を切られた事による痛みに、悶絶しながら倒れる捜査官に、激怒の表情で近づく男。このままでは、彼は殺され私も死ぬだろう、ならばこの状況を、どう回避すれば、子供の頭脳ながらも必死に方法を、考える。そして、浮かんだのが、あの武器を使い、男を倒すそれだけだった。男が捜査官に、近寄っていきそして、殺されるギリギリの、近さになった次の瞬間、私は走った。刀のある場所まで、走り刀を拾う。
「っ! ハァハァ……」
子供には、流石に刀を支える事が、できず倒れる寸前で、なんとか踏ん張るがやはり、重い。
「ハハッ!!こりゃーおもしれー!」
「まあ、人間のガキが武器を持った所で!!」
そう言い放った後、私に襲いかかってくる。
その時、男の脇腹部分に、刀を向けて構えた後、走ってきた男の脇腹に刀が深く入る。
「うっ!てめえ…!ガキが舐めてんじゃねえ!」
そう叫ぶ男を、無視して刀を支えにしながら、小柄な身体を活かし、刀の柄と刀身に腕を柄に足を刀身に乗せ力を一気に掛ける。テコの原理で力のある足の方にある刀身が、一気に脇腹を引き裂く。
「ぐぇ!ゴハッ!」
男は唸り声と、共に大きな血しぶきを上げて倒れ私は、刀から飛び退く。そして、落ちた刀を拾い上げて、男に何度も何度も止めを刺す。
「はあっはあっ!!」
緊張が、解けたこともあって、足元から崩れる。意識が、朦朧とし始めた中、ぼんやりと意識の中で私を心配する声が、聞こえるが意識を手放した。
どうでしたでしょうか?感想をください~(;Д;)(;Д;)