gdgdになる可能性が高いですが、暖かい目で見守ってください。
「校則(こーそく)!違反です!」
朝早く、ここ箱庭学園で一人の少女が服装検査をしていた。メリケンサックにした手錠をガツガツ鳴らしながら。
ここ、箱庭学園は広大な敷地面積を持つ
生徒の自由を尊重し、文武両道、さらに
そんな自由な学園にもさすがに『校則』というものが存在する。服装や装飾の禁止等だ。そしてそれを取り締まるのが彼女―――
「全く……。羽目を外しすぎですよ……」
鬼瀬は呆れていた。先日の『部活対抗水中運動会』のせいで生徒たちの羽目が外れ、服装を乱す生徒が増えているからだ。
「服装の乱れは精神の乱れ!きちんと直してください!」
「待てよ。それならあいつらはどうなるんだ?」
「あいつら?」
1人の男子生徒が指さした方向を見て鬼瀬は吹き出した。
そこにいたのは彼女たち風紀委員が目の敵にしている集団、『生徒会』だった。
生徒会の噂はいろいろ聞いている。特に会長の『
と、ここまで書いて置いてなんだが、その噂とやらは今は関係ない。
「な、ななな、何ですかアレはーっ!?」
鬼瀬が注視したのは服装だ。
まず会長『
次に庶務『
次、『
最後に『
「今すぐ粛清したいところですが、
~1時間後~
「こちらはあらかた終わりましたね。それでは生徒会室に―――」
そこで鬼瀬はある人物を発見した。
その生徒は風貌は人吉に似ているが髪は黒い上、所々はねている。しかも腕にはハチマキをしている。そんな生徒がポケットに手を突っ込んで猫背で歩いていた。
「そこの君!ハチマキは校則違反ですよ!」
鬼瀬はその生徒に声をかけるがその生徒は反応しない。
「君!聞こえてるんですか!?」
たまらず鬼瀬はその生徒の肩を掴んだ。
――――――かに思えた。
「あれ?」
気がつくとその生徒は鬼瀬の後方―――校舎側―――にいた。
(おかしいですね?私は確かに掴んだはずですが……?)
「って、違う違う!待ちなさい君!あ、あれ?」
鬼瀬のが振り向くとその生徒はすでにいなくなっていた。
「あの子を追いたいですが、今は生徒会が優先です!」
そう言って、鬼瀬は校舎に向かった。
「またやっちゃったな~」
誰もいない廊下で
「さ~て。僕に気付く人はいるかな~」
少年は生徒会室の方向に向かっていた。
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