こんなに投稿が遅くなって本当に申し訳ございません!
言い訳はしません。全て私の頭が悪いのが問題です。
本当にすいませんでした。
「~~♪~~~♪」
少年は1人、廊下を歩いていた。すれ違うものは皆、彼を気にも止めていない。否、気づいていない。彼とぶつかっても、視線を泳がせるだけで、彼を捉えてはいない。彼の影は限りなく薄い。もはや0とも言える彼の影の薄さ。それこそが彼を異常と言わしわめるものだ。
「さ~て、と。生徒会室はどこかな~?」
彼は生徒会室へ向かっていた。目的は明確なものだ。
「『黒神めだか宛』……ね。なんだろうねコレ」
少年が持っているのは漫画の果たし状のような手紙。差出人は『
「生徒会室は第3棟だよね。面倒だなぁ」
そんなことを言いながら3棟へ向かっていく少年。と、そこへ
「見つけましたよ!」
「ええっ!?嘘ぉ!」
少年の前に立ちはだかったのは先ほど少年を捕まえようとした風紀委員の鬼瀬だった。
「今度こそ逃しませんからね!」
「すいません!急いでるんです!話なら生徒会室で!」
「あっ、こら!待ちなさーい!」
少年は生徒会室に向かって脱兎のごとく駆け出し、鬼瀬はそれを追いかけていった。
~少年side~
現在僕は正座させられ、女子生徒に見下ろされている。
「――――――で?言い訳は?」
「……ごめんなさい。修理代は払います」
「で?言い訳は?」
「や、あの……」
「で?言い訳は?」
「本当にごめんなさい!土下座でも五体倒置でもしますので許してください!」
「……もういいだろ喜界島」
あの後、僕は生徒会室に―――文字どうり転がり込んだ。幸い受身を取ったので僕にけがはない。……けど、生徒会室の扉がそれはもう綺麗に真っ二つになった。
それを最初に咎めてきたのは、生徒会会計『喜界島もがな』さん。かなりの守銭奴というのは聞いてたけど、ここまでなのは知らなかった。僕を正座させたのも、見下ろしているのもこの人。
その喜界島さんを諭しているのは生徒会庶務『人吉善吉』くん。見ず知らずの僕に親切にしてくれるなんて、噂に違わぬお人好しっぷりだ。
「ったく。鬼瀬も程ほどにな?」
「む~。納得いきません」
ちなみに、鬼瀬さんは人吉くんの隣の席に座っている。いや、待って欲しい。原因の一端は鬼瀬さんにもあるはずだ。なのにかたや僕は床に正座、かたや鬼瀬さんは椅子に座ってお茶まで出されている。この待遇の差はなんだろう。イジメじゃないだろうか。
「で?お前誰だよ」
「……この際、僕の扱いには目をつぶるよ。僕の名前は
「聞いたことないな」
「そうだね。何年生?」
「僕のことを知らないっていうのは分かってたけどね。学年も知らないんだ……」
「一年十三組でしょう?」
「えっ!?鬼瀬さん知ってるの!?」
鬼瀬さんの顔に自分の顔を近くして驚く僕。鬼瀬さんは顔が真っ赤になっている。
「あ、当たり前でしょう……。同学年なんですから……////」
「俺たち知らなかったけどな」
「うん」
「…………大変ですね」
「…………大丈夫だよ。慣れてるから……」
あれ?おかしいな目から汗が……。
「というか、手を離してください……////」
「あっ、ゴメン」
鬼瀬さんに言われて手を離す。いつの間に握っていたんだろうか。……柔らかかった。
「そういえば、静山はなんでここに来たんだ?」
「あ、そうそう。これを黒神さんに渡しに来たんだよ。はい」
そう言って一枚の封筒を手渡す僕。それを手に取り、怪訝な顔になる人吉くん。なんだろう?都城って人と知り合いかな?
「これはどこで手に入れた?」
「
「そうか……。届けてくれてありがとな」
「うん。それじゃあね」
「もう行くのか?」
「うん。他にすることあるし、人を待たせているからね」
「そうか。それじゃ、またな」
「うん。……
生徒会室をあとにする僕。また、会えるからね。
「って、待ちなさい!校則違反を取り締まってませんよ!」
「さようならっ!」
僕は生徒会室から脱兎のごとく逃げ出した。
「どーこ行ってたんだよ」
「ちょっと、ね」
「おもしれぇことか?」
「うん」
「クハハハ。楽しみだな」
「うん、そうだね」
そう言って僕と彼は怪しい笑みを浮かべた。
『にじファン』で読んでくれた人はわかったと思いますが、主人公の名前を変えました。
深い意味はありません。気まぐれです。強いて言うなら、『対にしたかった』です。
理由は後後分かるかと。
ではまた!