グダグダ感マックスですが、本編どうぞ!
僕らが時計塔に入って最初に目にしたものは、『拒絶の扉』。
『拒絶の扉』とは、
「見事にブッ壊れてんな」
「そこに曲がった燭台が転がっていますね」
「おそらく、生徒会の阿久根書記だろう。あやつは昔『破壊臣』と呼ばれていたそうだからな」
「う~ん。……あれ、門番の対馬双子がいないね」
「あぁ?生徒会のやつらについて行ったんじゃね?」
「だろうな。つまらん事は気にせず先に進むぞ」
「そうだね」
僕らは奥へと足を進めた。
~一階・巨大迷路入口~
「で、どうすんのコレ。迷路攻略とか無理だよ」
「俺だって無理だ」
「我も無理だな。ここはやはり勘を頼りに進むしかないな」
「そうですね」
「……殺、なんか嬉しそうだね」
「そんなことありません」
「またまたぁ。顔が嬉しそうだぜ」
「死んでください」
「対応の差!」
殺の無慈悲な言葉にツッこむ輝。その声が僕ら以外誰もいないであろう迷宮に響き渡った。その時、殺が何かを思い出したかのように手を叩いた。
「その手がありましたね」
「は?」
「あぁ。それか」
「そうだね。それを使おう」
「あ、ああ。それか」
「いきます」
殺はそう一言言うと大きく息を吸い込み、口を大きく開けた。そしてしばらくして口を閉じ、右を指差した。
「あちらです。行きましょう」
僕らは殺の指した方向に向かって歩を進めた。
「うおっ。なんじゃこりゃ」
殺が示す道を進んで行くと、妙な場所があった。天上、床、左右の壁が爆破されたようにボロボロになっている。よく見ると所々に血のあとがある。
「これも黒神の仕業か?」
「こんなことするの黒神さんしかいないよ」
「気にしないで進みましょう」
まあ、これぐらいは
『きゃぁぁーーー!』
遠くの方から女の子の悲鳴が聞こえてきた。これって……!
「鬼瀬さん!?」
「おいバカ、待て!」
僕はその悲鳴を聞くと同時に体が動いていた。鬼瀬さんが危ない!
~一階・エレベーター前~
鬼瀬視点
「全く。手こずらせやがって。
「う……ぁ……」
私は人生で最大のピンチに陥っている。私の前で私を見下ろしているのは、験体名『
「くぅ……ぅ……」
「おっと、助けを読んでも無駄だぞ?あっちはあっちで大変そうだからな」
彼の言うとおり、雲仙委員長を含めた『チーム負け犬』(なんでこのネーミング?)は他の人と戦っている。助けに来る暇はなさそうだ。
「俺は潔癖症なんでな。すぐに済ましてやろう」
そう言って手を手刀のように構え私の頭めがけて突きを放ってきた。直感的に分かる。『私はここで死ぬ』と。怖い。死にたくない……!
「誰か…助けて……」
『任せてよ!っと!』
ドガァッ!「がっ……!?」
最初は何が起こったか分からなかった。私が呟くと誰かが鶴御崎さんを吹き飛ばしていた。その人はこちらを向いていなかったが、誰かはすぐに分かった。
「影都くん……?」
「ごめんね。遅くなっちゃった」
影都視点
悲鳴を聞きつけて廊下を走っていくと、ヘタリ混んでいる鬼瀬さんが男にやられそうになっているのが見えた。瞬間、僕の体はその男に向かって蹴りを放っていた。
「何で……ここに……?」
「あー……」
なんか面白そうだったから来た、とは流石に言えない。
「それより……」
僕は鬼瀬さんに危害を加えていた男に向き合った。そいつも裾を叩きながら起き上がり、こちらを向いた。
「やってくれるじゃないか……」
「そっちこそ。女の子に手を上げるなんて最低だよ」
「知ったことか。第一、
「……っ!お前!自分が何を言っているのか分かっているのか!?」
「五月蝿い奴だ。そこまで言うのなら……」
そいつはふぅ……と軽く息を吐き、急に目の前まで距離を詰めてきた。
「お前から先に死ね」
「……!」
しまった……!完全に不意を突かれた!相手の手刀が僕の喉を貫こうとしたその時、
「だから突っ走んなっていたろーが」
「ぐ、はっ……!?」
輝の拳がそいつの顔を殴り飛ばしていた。なんて良いタイミングで来たんだろう。僕のカッコいい登場が台無しじゃないか。
「先走るなよ影都」
「取り乱しすぎだヨー♪」
「はぁ……はぁ……。小生は…体力無いんですから……」
遅れて3人がやってきた。まあ、取り乱しちゃったのは事実だけどね。
「ごめんごめん」
「ったく。……で?なんかおもしろそ~なことやってんじゃん?俺たちも混ぜてくれよ。どーせあんたらボロボロだし」
『あぁ!?』
そこにいた全員がこちらを睨みつけてきた。輝……。言葉をもう少し選ぼうよ……。
「ふむ……。ならば我はそこの長髪の女だ」
「じゃあ、ミーはいま輝がぶっ飛ばした人がいいナー♪」
「では、小生はあのオーバーオールの女子で」
「俺はそこの弓を持ったてめぇだ」
『いや、俺たち承諾してないけど!』
「すいません。もうこいつら言うこと聞かないんで……。というわけで、僕はそこの着物の人との戦いを所望します!」
『お前も戦うんかい!』
そんなツッコミも無視して僕らは戦いへと身を興じた。
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