カイトSide
キリトの宿で
「二人とも、お疲れ。早速だけど、これからどうするかを、確認しておきたいんだ。本番に備えて。」
「本番って?」アスナが聞いてくる。
「キリト、そうだよね。」
「うん、その理由は大きく二つある。一つは、この層からいよいよ、本格的に人型Mobが登場すること。もう一つはこの層にはギルド立ち上げのクエストがあってね。まあ、このゲームも政治的要素が、含まれることになるんだ。」
「それでね、早晩いくつかギルドが立ち上がる。これを踏まえての作戦が、必要になる。キリトはギルドに入る気はあるかな?」
「全くない。カイトも知ってるだろ。」
「アスナ君は」
「わたしも気が進まない、かな。」
「どうして?」
「ギルドって何か規制されるって感じの方が、強いんですよ。ギルドの決定、とかレベル上げノルマとか、それに稼いだコルの一定の割合が、ギルドに自動徴収されたり。そういうのって息苦しくて嫌なんです。」
(リアルでは優等生らしいけど、それは素じゃないんだな。そういうのに嫌気が差してたってとこか。)
「それ、僕も実は同じ。」
「えーっ全然、そう見えません。」
キリトも頷いてる。
「こう見えても僕はね、無駄なこと、面倒なことはとことん嫌いなんだ。指図されるのもね。それはともかく、君たちはソロのままでいると、これからは却って、不自由になるよ。リンド組とキバオウ組が、現在の二大勢力だっていうのは知っているよね。」
頷く二人。
「彼らはアスナ君の引き抜きには失敗した。まあ、完全には、諦めていないだろうけどね。しかし、彼らからすれば君たちは目の上のタンコブなんだ。君たちの実力は、もう隔絶している。君たちがいる以上、真の攻略組トップは名乗れない。」
「あんたはどうなんだよ?」
「僕?君たちに比べれば、この世界では、大したことはないさ。うん、納得しない?仕方ないなあ、はぐらかさずに言おう。確かに対人戦闘なら、僕の相手になれる者は、ここにはいないだろうね。3対1くらいまでならまず問題ない。相手が武器を持ち、僕が素手でも大丈夫。しかし、この世界で主な敵はボスモンスターだからね。僕は主役じゃない。僕が大活躍するような世界は考えられる限りの最悪だよ。PKが横行するようなね。」
「あれだけ派手にやっといて、主役じゃないなんて、よく言うよ。それにキリアスってなんだよ。」
「キリアス?僕が名づけました、今。アルゴにも教えておくかな。」
「「ダメ!絶対!」」
「わかった、わかった。じゃあ発想を転換しよう。キリトが、ギルドを立ち上げるというのはどうだい?」
「あ、そういうの、絶対ムリ。」
「君がそう思っていても、リンドとキバオウはそうは思わない。君がギルドを立ち上げることは、なんとしても阻止したいと思ってるはずだ。」
「また、調べてたのか?」
「そんなの、調べるまでもないよ。そう考えるのは、彼らからすれば必然だ。」
「それじゃあアスナさんに、ギルマスやってもらうとか?あんたは、どうせやらないって言うだろうしな。」
(僕がマスターやるなら文句ない、か。キリトは口は悪いが、人を見る目はある方なんだよな。)
「わたしだって嫌よ。」
「うん、資質という点ではキリトより、あるかもしれない。この世界のジャンヌ・ダルクになれる存在だよ。」
「あんな悲惨な最期、わたし、嫌です。」
「ああ、知ってるんだ、歴史。キリト、じゃあどうする?」
「もう考えてあるんだろう。もったいぶらずに、さっさと言えよ。」
「ここは彼らの意表を突く。彼らの想定外のギルドを立ち上げるんだ。キリト、僕が風林火山の面々の、レベル上げを手伝ったのは何のためだと思う?」
クラインたちのレベル上げを引き受けたのは、キリトは誰も見捨てたわけではないことをキリト自身に自覚させるためであったが、そもそも他に目的があった。レベル上げの密度はそれこそかつての「キリアス」に匹敵するものであった。直接指導できる時間以外も、効率よくレベル上げできるようカリュキュラムを作成し、クラインに渡してあった。すでにクラインのレベルは13他の5人も二ケタに達していた。
「そうか!それが狙いか。で、クラインたちと一緒でもやっぱり、ギルドはなあ。」
「君とアスナ君は、すぐには入らなくてもいい。キリト、きみがソロでやっている真の理由は、効率の問題だろう?だから、他のメンバーが、特にレベル上げ等で君たちの足を引っ張らないようにするんだ。ああ、ごめんね。アスナ君を勝手に入れちゃって。」
「でも、今のお話だといつまでも、ソロでいるわけにもいかないのだろうし。」
「要するに、攻略組の主導権を完全に握ってしまう。キリアス、だけじゃなくて一応僕も入れて、トップスリーを独占しているわけだから自動的にトップギルドだ。さらに、僕の弟子のシャルもキリト並のレベル。だから、トップフォー独占だな。これは君たちが、ギルドに入らなくてもボス戦で行動を共にしてくれれば、そうなる。だが、このギルドは、普通のギルドじゃあない。ギルドというのは普通スイッチ、ローテを基本にして、経験値、コルが平等に行き渡るようにする。レベルもある程度平均化しているのが望ましい。
キリト、アスナ君を入れて考えると、僕とシャルを含めたこの4人がレベルだけでも突出している。これを最大限に活かすギルドなんだよ。クライン君あたりが追いついてくれれば、もっといいけどね。一見不公平のようだが、もともとキリト君だっていらないアイテムはどんどん処分するし、まあ、コルについては、ある程度しょうがない。そこはクライン君たちにも、納得してもらっている。それでも君たちがいてくれるメリットの方がはるかに大きいからね。
ソロのままだと攻略戦での発言権が、大幅に制約される。最大戦力にふさわしいポジションを確保するのが、この作戦の最大の目的だ。これは攻略の効率面でも、決定的に重要なことだよ。」
「凄えな。誰も考えないよ、そんなこと。」
「攻略がリアルの戦争だったとしたら、当然の策にすぎないよ。ゲーマーの思考としては、レベル上位の個人に有利すぎて、ギルドでは採用されない考え方だ。非ゲーマーのアスナ君には、むしろ僕の考えの方が分かりやすいでしょ?」
「ええ、すごく合理的です。全く無駄がありません。」
「で、ギルマスは?」
「僕は、クライン君で考えていたんだけどね。彼らとはじまりの街からずっと一緒だったろう?今では師匠、なんて呼ばれていてね。クライン君が『師匠を差し置いてできません。それに師匠がこれからも一緒にやってくれるのがなにより嬉しい。』って言ってくれてね。柄じゃないが、引受けることにしたよ。」
「いいんじゃない、それで。」
「あと、エギルにも声を掛けようと思うが、いいよね?」
「俺もそれ、言おうと思ってた。」
「彼は君たちのことを、とても気に入っているしね。問題なく参加してくれるだろう。これで今、分かっているめぼしい人材はすべて集まる。ただ、僕たちもベータ版ですら、第九層途中までしか知らないんだ。その先にどんな敵が待っているか分からない。もっと人数が必要になるケースは必ず出てくる。メンバーも増やすが、他のギルドはどうでもいいというわけにもいかない。まあ、いろいろ面倒臭いが、その辺の調整は僕が考えよう。アスナ君にはいずれそういうのも手伝ってもらいたいな。」
「何だよ。俺は?」
「バトルジャンキーの君に、そんなことはさせないさ。心配しなくていい。ゲーマーの欲求もある程度、満たせるようにしよう。でも、これじゃあキリト君にだけ甘すぎるかな。」
「フフフフ。」
アスナ君が笑う。うん、この方が可愛いじゃないか。
「さて、ズバリ聞くが、クエスト受けるの?あの延々と続く、面倒臭いのを。」
「うん、あれは外せない、と思う。」
「一人でやれるかい?」
「ベータテストでは、一人で受けた。でも二人いれば、ずっと楽だと思う。その・・・」
「つまりアスナ君に一緒に来て欲しい、と?」
「・・・」
「実はね、アスナ君、そのクエスト、『翡翠の秘鍵』というのはね、ストーリーからして大袈裟でややこしいんだが、NPCのね、若い女性の戦士としばらく、行動を共にすることになるんだよ。」
(アスナ君の目の色が変わった。案外わかりやすい娘だ。)
「女とは限らないだろ?」
「一応確率は五分五分だ。しかし、男性戦士対女性戦士の戦いで、どちらかに味方するというイベントがあるんだよ。どちらに味方するかな普通。ベータテストの時キリト君は確か・・・」
(アスナ君の表情が、ますます険しくなる。)
「言うなよ!そんなこと!」
「一緒に来て欲しいなら、自分でそう言いなさいよ。まったく。戦ってないときは、意気地がないんだから!あ、それからわたしも体術っていうの習得したいです。」
(なるほど。キリトのやることは、自分もやってみたい、か。ま、クエストにはうまく誘導できたな。)
「あれは大変だぞう。俺でも三日かかったんだから。」
「でも、カイトさんは?すぐ帰ってきたじゃない。」
「このおじさんは人外だから。一時間ちょっとで、クリアしたけど基準にならないよ。」
「いや、別に人外じゃないさ。リアルで僕より強い格闘家だって、たくさんいる。そうだね、あれは力だけじゃないから、アスナ君の方がコツを掴むのは速いかもしれない。」
「それが怖いんだよ。これ以上、強くなったら俺、全然敵わなくなりそう。」
「ちょっと!何言ってるのよ。」
「ははは、本音が出たなキリト。まあ、焦ることはない。アスナ君、いずれ、必ず暇な時は来る。その時でも遅くないよ。」
「分かりました。」
「じゃあ、僕が速攻、クエストをクリアしよう。まあ、正直、ちゃっちゃと一人でやれるのはキリト君か僕しかいないから、マスターは、クラインより僕の方が便利っちゃあ便利なんだよね。ギルド名は『風林火山』になるだろうけど仕方ないよね。」
「ダサいけど、まあいいよ。別の名前でもいいぜ。」
「わたしも。」
「だが、あの赤備え、は僕らは勘弁してもらおう。エギル君もそう言うだろうな。ちょっと統制上、問題があるけどね。僕も含めて赤一色なんて誰も似合わないからねえ。いずれユニも考えるさ。キリト君の黒ずくめは結構似合ってる。アスナ君のイメージカラーは白かな。この世界は汚れないし、洗濯も不要。こんな世界でも、たまにはいいこともあるね。
それでね、君たちに、すぐに入らなくていいと言ったのには、別の作戦もあるからなんだ。リンドのところもキバオウのところもそのクエスト受けるつもりのようだ。君たちがクエストを受けにいくことを勧めるのには理由がある。リンドやキバオウたちをクエストに釘付けにしておきたいんだ。彼らより先に出発してくれ。うん、すぐにだ。できればあいつらに遭遇したくないだろう。」
「何であいつらが?」
「どうもね、二人共あのクエストの報酬が、この第三層の攻略に不可欠なアイテムと誤解してるようなんだ。なぜそう考えているのかが全く不明だが。何らかの攻略情報は出るかもしれないが、第二層のような重要なものではない。もし、そうだったらベータ時とは別のクエストになるはずだ。」
「うん。でもよくそこまで分かったな。まるで『ひとり影の軍団』だよ。こないだは忍者にもなりきってたし。」
「ひとり、じゃないんだ。アルゴも協力的だし、ここでの愛弟子ができたって言ったろ?」
「シャルっていうやつ?」
「いや、彼の身体能力は僕以上だよ。」
「人外がもう一人か。早く会わせてよ。」
「まあまあ、すぐ一緒にやるんだから。それはともかく、ここが、絶好のチャンスだ。ギルド結成クエもあるし、リンド、キバオウらは攻略には専念できない。速攻で僕がクライン君たちを率いて、マッピングを済ませてしまう。アルゴにも協力してもらう。君たちが帰ってきたら、新生のわがギルドだけでさっさとこの層を攻略してしまいたい。」
「いや、大丈夫とは思うけど。こんな人数でボス戦なんかやったことないから。」
「そもそもボス戦なんて、ボスがよほど強い場合は別だが、普通はこの人数で十分なんだよ。この3人に例えば、キリトがあと何人必要かな?」
「あと5人、でなんとか大丈夫、かな。」
「そうだね、あと5人がチャクラムを持たない僕だと少し怪しいけどね。」
「いーや、その方がボスが可哀想だと思うな。」
「まあとにかく、そういうことだ。これまでをふりかえってみよう。第一層では45人、第二層では47人参加したが、一体何人が有効な戦力だったか。まず、キリト君とアスナ君、これは、どちらの戦いでも中心戦力だった。それからエギル君のところの4人。これも二戦とも十分に健闘した。あと、働いたのはどちらの戦いでも10人ほど、つまり全部でせいぜい、15、6人しか有効に機能していない。
さて問題は、いずれの場合も、結果的に戦力にならなかった約20人というのは、単なる足でまといになっているということだ。デスゲームでなければ、結果的に戦力にならない者を前二戦のように、危険を冒してまでなんとか助けようとは思わないさ。ゲームでの死は現実の死ではないからね。でも、「人数だけは多い」んじゃない。デスゲームでは十分な戦力にならない者はいること自体が邪魔なんだ。
ALSもDKBも数だけさ。戦力になるのはせいぜいどちらも5、6人。だからといってその方々だけお願いしますと言っても聞いてくれるわけがない。あの連中はもう、攻略には邪魔なことの方が多い。ただし、これから、人数が必要な相手は出てくるかもしれない。だから、あんなのでも潰したり、無視はできない。」
「恐ろしい話だけど、前二回のボス戦を思い出すとその見解は正しい、と思います。」
「ぶっちゃけ、そうだよな。でも言われるまで気がつかなかった。フルレイドがあたりまえと思ってたから。」
「戦力を確認してみよう。レベルはキリト君が19、シャルが19、アスナ君が16、クライン君が14、エギル君が13あとは12から10だね。」
「シャルが19?あんたは一体、いくつなのさ?」
「言わなきゃダメかい?」
「ふざけるなよ!あたりまえだろ?」
「23」小声で
「いつの間にぃー?!」
「まあ、こっち来てから、あんまり寝てないし。」
「それで、あの拳法!チャクラムだってチート武器だし、頭はバクモノみたいにいいし、俺よりずっと強いじゃんか!」
「まあまあ、落ち着いて。そこまですごくないさ。」
「その後は?」
「リンドとキバオウが断れない方法で、なるべく先へ先へと、行けるようにする。まあ、政治的なことはすべて任せなさい。」
「凄い作戦だけど、でも何でそんなに急ぐんだ?」
「現実世界に置きっぱなしの僕らの肉体が、いつまで保つと思う?仮に保ったとしても、時間がかかればリハビリが大変だ。社会的なリハビリもね。このゲームには期限はあるんだよ。実は。」
「考えたこともなかった。」
「わたしも。帰れるとさえ、思ってなかったから。」
「納得したら、さっさと出発!何かあった時は、メッセージ飛ばすんだよ。決して喧嘩は買わないように。これは、アスナ君にも言っておく。」
「えーっ わたしもですかあ?」
「君、気が強いでしょ。そこがまた、魅力なんだけど。君の方が怒ったら、キリトでは抑えられない。」
「うん、ムリ。」
「こらこら、そこで自信を持って言うんじゃない。で、頭に来たらとりあえず、僕に相談してくれないかな。とっておきの知恵を授けるから。」
二人は仲良く出発した。
(二人っきりだっていうのはいつから、意識するかな。)
森の前で「風林火山」の面々と
「さて、諸君はシャルとクラインを中心に、レベル上げだ。もうこの層からはボス攻略にも参加できるだろう。」
「ウォー!」歓声が上がる。「本当かよ!」「待ちに待った・・・」
「それで、ここからの訓練には、今まで以上に『デュエル』も取り入れていく。君たちはもう身内だ。僕の手の内を明かしても構わないだろう。リアルでのことは詳しくは言えないが、僕は八極拳、合気道を得意とする格闘家でもある。したがって、素手だけでも十分戦える。ただ、長剣などのスキルを持っていない。使い方は指導できるが、ソードスキル自体は、自分で覚えてもらうよりない。どうもこのパーティは『サムライプレイ』を理想としているから刀使いが多い。まあ、片手剣や両手剣でも原理は変わらないから。
最も重要なのは、相手の攻撃を見切ること。僕がやる時は攻撃は、すべて寸止めにする。シャルも同様だ。君たちが見切るのは無理だ。僕より速い攻撃は、この世界ではまずないから、スピードに慣れてもらう。逆に君たちは思い切り、打ち込んできていい。本気で倒すつもりで。僕とやるときは3対1、シャルは2対1だ。
狩りは積極的に行う。ついでに速攻でこの層のマッピングまで済ませ、キリアスコンビの帰りを待って、われわれだけで、フロアボスを倒す。」
「おおっ」「凄え!」またまた歓声が上がる。
「盛り上がってきて、大変結構だ。ただし、休むことはあまり考えないように。幸いリンド組、キバオウ組はクエストにかかりきりで、ライバルは少ない。つまり狩りも結構忙しい。」
「エーッ」少しテンションが下がる。
「この層のMobの強さは第二層と大差なく、動物型と植物型が多い。つまり、相手がソードスキルを使ってくることがない。だがら、敵のソードスキルを見切る練習は別に必要で、それがデュエルを取り入れる理由だ。ただいたるところ「森」だらけ。特徴としてMobは、やられながらもプレイヤーを森の奥へ奥へと、誘い込もうとする。しかも、霧がかかっているところもある。道に迷ってしまうことが多くなる。」
「以上の点を踏まえて、必ず二人以上で行動すること。その際、パートナーを見失わないことが大切だ。後はとにかく出たMobは何でも狩る。各自の武器で思うとおりやって見たまえ。予定数以上狩ったら、戻ってデュエルだ。まあ、万一道に迷っても、僕がいるときは、まず大丈夫だけどね。二日くらいの辛抱だな。」
「師匠!」
「なんだい、クライン?」
「ギルド名は『風林火山』じゃなくてもいいっすよ。」
「いや、もともと、この層でギルドを立ち上げる予定だったんだろう?」
「でも、師匠が俺たちを鍛えてくれなかったら、こんなに早く、ボス戦に参加なんて、できなかったし、そもそも、キリトと師匠に会わなかったら、生き残れたかどうかもわかんねえっす。名前なんかにこだわらないで下さい。」
「ありがとう、クライン。じゃこうしよう。ギルド名は『インビクタス』我々はゲームクリアまで、負けない。一回たりとも。そして、必ず全員生きて、現実世界に戻る。この僕が約束しよう。」
「「おーっ!」」「うん、いい名前だ!」「気に入ったっす。」
「うちのユニができても、風林火山という部隊、その赤備えも、何かの時に使えるようにしよう。いいか、SAOは命懸けであっても、ゲームであることに変わりはないんだからね。」
続く
数多ければ足でまといが増えるだけ、というのは、原作を最初に読んだ時からの作者の持論です。デスゲームでなければ、こうはならないのですが。なお、「インビクタス」というギルド名は人種差別論者PoHに対する皮肉の意味が、あります。