すくーるらんぶる!   作:カーディナル

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うおおおおおおおおおおおおおおおお!
はやくもっとメイン原作キャラと関わらせたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!
それでは今回はテスト編デス!
おまけもあるよ!


【好きな少年雑誌は】新学期初テスト【週刊少年ヤンデー】

前回のあらすじ、影人は人の名前覚えるの苦手。以上

 

 

 

 

席替えから数日、今日からは授業が始まり午後までミッシリと授業が入っている。

その英語の授業で……

 

「え~~、みんなの実力を知るために今日は簡単なテストを行うぞー」

 

谷先生が抜き打ちテストを行うようだ。全国の学校に通う生徒は好んでテストを受けたいと思ってる人は多いわけがなく、あちこちで悲鳴が上がる。

……だが、この小説の主人公は……

 

「ちっ、今週のヤンデーははずれだな。新作のやつも期待外れだし」

 

「か、影浦君。テストも始まるし漫画はしまったほうが……」

 

朝のHRからずっと少年週刊誌を堂々と読んでいた。グラサンをかけてるというのに、読んでる本はヤンデー。しかも読んでるものは銀色のゼオンとか、迷探偵小五郎だとかアニメ化されて、知名度が高いものばっかである。

影人を不良として思っていたクラスメイトはこの影人と、前回の順子のやり取りを見て、案外こいつって悪いやつじゃないのかも……と認識を改めていたようだが……まぁ、そんなこと影人がわかるはずもなく。

少し控え気味にしまうよう注意した順子。しゃーねぇなーと言いながらも素直に机の中に入れる影人を見た何人かのクラスメイトはさらに、影人の人物像を変えていったのだった。

 

 

 

――――影浦影人、変人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリカリカリカリカリ

 

テストが開始されてから数分、誰もが口を閉じ答案に書かれる音だけが教室内に響く。

 

「(……ここの問いはこうだな。んー、ざっと見たところどの問題もわかるが、満点取っちまったらそれはそれで面倒なことになりそうだしな。2、3か所は空白にしとくか。それにしてもねみぃ……)」

 

あくびがでる影人だが、それを口で覆うともせず天井を仰ぎながら豪快に口を開く。

なぜ影人がこんなに眠そうにしてるかというと、昨日播磨から約束としてバイクを操縦させてもらい、夜から明け方まで影人の気が済むまで走っていたのだ。

しかも、その前に晶とコンビニでバイトをしていたというのに、それにもかかわらずぶっ続けでバイクを運転していたのだ。

疲れないわけがなく、睡眠時間はほんの数時間。晶からのモーニングコールで目を覚ますことができたが、もしも晶から電話をもらわなかったら、影人は昼まで寝ていただろう。

影人は今にも電源が落ちそうな頭を気合で持ちこたえ、スラスラと解答欄を埋めていく。

 

 

――――影浦影人、変人だが知能はかなり高い。

 

 

「(こんなんでいいか。さーて、テスト終了までたっぷりと時間があるな!とっとと寝るとすっか!)」

 

シャーペンを筆箱にしまって、机の上に手を組んで枕代わりにし、いざ寝ようと――――

 

「グァ!あっぶねー!名前書き忘れてたぜ!答えだけマジメに書いてもそれじゃ意味ねーもんなー!!!」

 

わざとらしい播磨の大声が教室中に響き渡る。さっきまで静かだったのに、ドッと教室中から笑い声が上がる。

寝不足である影人はそれだけでも頭にガンガンと響き、眉を潜める。

 

「(おめーはマジメに書いたってどうせ間違いだらけだろうから名前書こうが書かなかろうが一緒だろうが!!!)」

 

寝不足のせいでイラついているのだろう、いつもよりかなり言葉遣いが悪くなっている。事実とはいえ数少ない友人にそれはいささかどうだろうか?

思わぬ邪魔が入ったようだが、今度こそと意気込んで影人はゆっくりと瞼を閉じて、意識を手放していった。

……そんなに眠かったというのになぜさっきまでヤンデーを読んでいたのだろうか……本当に変人である。

 

 

――――影浦影人、寝る時もグラサンは装備したまま。

 

 

でもってほんの数分後

 

「うお!?最後の英訳解けちまったぜ!なんだよこりゃカンタンすぎんじゃねーか!?」

 

またもや播磨の大声が教室に響く。そしてそのクラス内にいる影人の脳内にも響く。

天満の解答用紙に名前が書いておらず、播磨はさっきからそれを指摘しようとない知恵を絞って色々試している。

これもまた天満に播磨の意図は伝わらなかったのだが……それは予想外の形で伝わった。

 

 

 

 

 

「うるっせぇえええええええええええええ!!人がせっかく気持ちよく寝てるっつーのによ!そんなに俺の睡眠を妨害したいかそうですか!イオ○ズン食らわすぞ!名前書き忘れたなら答案に書き直せばいいだろ!もしくはそのまま書き忘れたまま出せ!どうせ実力はかるだけの小テストだろうが!!!英訳が解けた?そのままお前も溶けちまええええええええええええええええ!!!!!!」

 

眠りから強制的に覚まされた影人はイライラが頂点に達し、イスが倒れるほど勢いよく立ち上がり怒涛の勢いで天井に向かって叫びだす。

そして静寂が訪れる。全員が影人の怒りの独白に驚き、影人を見る。

 

「……す、スミマセン」

 

思わず播磨が敬語で影人に謝る。影人は自分でもなにを言ったか覚えておらず、播磨を一度見てクラス中を見渡す。

……誰もが手を止めて影人を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「寝言だ。いびきが煩くてスマン」

 

『寝言かよ!?』

 

そしてまた、影人の評価は変動していく……

 

 

――――影浦影人、本当は寝相は良くいびきもかかない。

 

 

 

「(あ!私ったら名前書き忘れてたよ!影浦君に感謝しなきゃ!)」

 

そして0点は免れた天満だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(……くそぅ、あんなことがあったから寝れないじゃねーか。テスト終わったら拳児に謝っておかないと)」

 

あんなことがあったというのに、また寝に入った影人だが思いっきり叫んだせいか、眠気はなくなっており起きだした。

サングラスはかけたままだが、手を中に刷り込ませ目元を擦る。

 

コツ……

 

「(ん?)」

 

右の方から千切ったと思われる消しゴムの欠片が飛んできた。そちらに顔を向けると、晶が正面を向いたまま端に寄せてある答案用紙の裏面の隅っ子より上のとこを人差し指でトントンと叩いていた。

ここを見ろとジェスチャーなのだろう。

 

『眠気が覚めたのなら筆談しない?』

 

と達筆に書かれていた。

 

 

――――高野晶。解答欄を全て埋め、暇。

 

 

ふむ……と影人はどうするか考える。どうせまた寝ようとしても、眠りに付けないだろうしそれだったら、晶と答案用紙で雑談してたほうがまた睡魔がやってくるかもしれない……と。

影人は答案を裏返し、右端寄りに字を書いていく。

 

『いいけどさ、お前ここから字見えるの?』

 

席の距離はだいたい人二人が入るか入らないかの空間。そこまで遠い距離ではないので、両目1.0程度はあれば影人の書いた文字は見えるだろう。

 

『見えるわよ。人並みに視力は良いから』

 

そういやそうだったなっと頷き、影人。

そしてここからは二人の筆談してる様子をご覧ください。

 

 

 

『それにしてもさっきの寝言は見事だったね。みんなの影人に対する印象はかなり変わったと思うよ』

 

『おまえ、わかっていってんだろ。こんなことになるんだったら今日は学校サボったほうがよかったぜ』

 

『影人は去年の出席日数がギリギリだったし、今年気を付けないと留年するわよ』

 

『ふっふっふ、ちゃんとどの授業に出ればいいか、サボってもいいのかは計算済みよ。心配はご無用だぜ』

 

『そう。ならいいけど。播磨君の時みたいに私の手を煩わせるようなことはないようにね』

 

『お前こそ、裏でコソコソと一人でなんか面白そうなことしてたら俺にも一枚かませろよ』

 

『その時は嫌でも貴方を巻き込んで上げるから。期待に胸を膨らませておいて』

 

『あ、でも面倒事は勘弁ね』

 

『もう遅いわ。前の文は保存させてもらったから』

 

『筆談なのにどうやってだよ!?』

 

と、いつものノリでこの後も裏面がびっしりと文字で埋まるまで筆談は続き……

 

 

「そこまでー。それじゃ一番後ろの席のやつから前に答案を送れーー」

 

テスト終了。

影人はいそいで裏面に書いた大量の文を高速で消し始め、晶は筆談してる時に前の文は効率良く消していたため、すぐに答案を前に送っていた。

 

 

 

 

 

そしてこれといって何事もなく、二日後。

 

「一昨日のテストを返すぞー」

 

答案返却の日。

 

「塚本ー。お前解答欄が全部一つずつずれていて0点だぞー」

 

「あれーっ!?」

 

天満答案に名前を書くことはできたが、影人の騒ぎのせいで問題を一つ飛ばしていたため0点。

 

「播磨……お前あんなこと言ってたのに名前かきw「うるせぇ。さっさとよこせ」

 

そしてバカは自分が名前を書き忘れ0点。谷先生にガンを飛ばし自分の答案を奪う。

 

「影浦。中々の出来だったぞ。これからもこの調子でがんばれよ」

 

「うへーい(75か。2問空白にしてたし、埋めたとこは全部あってたしこんなもんだろ)」

 

変人はそれなりの点数を取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケちょこーとランブル! 『その日、茶道部にて』

 

 

「影人。今日返却されたテスト見せて」

 

「あん?まぁいいけど……ほらよ」

 

「…………ねぇ影人。She showed us a book who cover is beautiful。この英文で誤っている個所はどこ?」

 

「は?な、なんだよ急に問題なんか出して」

 

「いいから。答えは?」

 

「……わけのわからんやつだな……。そこんとこはwhoじゃなくてwhoseの方が用法として正しいだろ。先行詞が人じゃないし」

 

「正解よ。さすが影人ね」

 

「このくらいはな……で、今の問題はなんの意味があって――――」

 

「英語のテスト手を抜いたでしょう」

 

「…………は?な、なんでそうなるんだよ」

 

「ごまかしてもダメ。貴方の解答欄で空白があるとこは二つとも関係代名詞の用法についての問題。今の私が出した問題よりも簡単な……ね。けどあっさりと私の問いに答えられた。これはどういうことかしらね?」

 

「……………………て、テストの時は寝不足で頭がマワラナカッタンジャナイカナー」

 

「長文の問題は解けているのに?文章問題は文法よりも頭を使うから、この大門のとこを空白ならまだわかるけど。それに……いくらなんでも選択肢の問題を埋めないのは不自然にもほどがあるわ」

 

「参りました。もう許してください。わざと点数を調整するために手を抜いてました」

 

「はぁ、やっぱりね。いい?今度からは小テストでも全力を出しなさい。手抜きはダメ」

 

「え゛っ」

 

「同じことがまたあったら、刑部先生のモデルガンの的になってもらうから」

 

「……かしこまりました」

 

 

 

なんてことがあったとか。

 

 

――――高野晶にはお見通し。

 

ちょこーとランブル終




ちょこーとランブルなので会話文のみ。
晶姐さんに隠し事はしてはいけない。後が怖いから。
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