バカともう一人の天才   作:reg44ki

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なんか自分の話を読み返すと、飛び飛びでうまく情景を理解できませんでした。
あとレグルス4410に改名いたしましたので、もしなっていなかったら教えてください。
コメントよろしくお願いします。


第4話 天才と演技と転校生

「ここがFクラスの教室か・・・、想像以上にひどいな」

まぁウジウジしててもしょうがないし、ここは明るく入ってみよう。意外と気に入られるかも。

「失礼しまーー『どこ行ってたんだこのウジ虫野郎!』ってなんだ!?」

なんかいきなり罵声を浴びせられたぞ?どうなってんだ?この学校の教師は。

「あぁ、すまない。人違いだったようだ」

ここの制服を着て教壇に立っているそいつは、赤い髪にしなやかな筋肉。まるで教師には見えない。

「俺はここのクラス代表の坂本雄二だ」

クラス代表か、それならそこに立っている理由もわかるな。

「すいません、通っていいですか?」

後ろにはいかにも教師のような歳をとった人がいた。

「あ、すいません」

先生はドアを通ると教壇に立ち、説明を始めた。

「あっ、早く座ってください」

気付くの遅くない!?てかいつの間にか代表もいないし!

「あ、すいません。席はどこに座れば?」

「好きなところにどうぞ」

「席も決まってないの!?」

流石はFクラスというわけか・・・おそるべし格差社会。

「とりあえず自己紹介をしてください窓側の人からどうぞ」

あれ?先生は最後なのかな

「…………土屋康太」

口数少なっ!そういえばこのクラス男子が多いな。

「島田美波です。海外育ちで日本語は話せるけど、読み書きはできません。」

おぉ、女子がいたか。

「趣味は、吉井明久を殴ることです☆」

やはり普通じゃないこのクラス!

んっ?待てよ?吉井明久って言ったよね。まさか!?

「ねっ、ねぇこの学校にアキくn・・・じゃなくて吉井明久っているの?」

「えっ?いるけど・・・そういえばあんた見ない顔ね、転校生?」

「ちょうど順番ですし、自己紹介をお願いします」

あっ、そうか・・・自己紹介ねぇ。よしっ。

「僕の名前は、日向 優希( ゆき)といいます。」

「ロリっ娘キタ━(゚∀゚)━!」「あの娘可愛くね?」「しかも僕っ娘だし」

ふ、不愉快だ・・・

なんだよ、たしかに身長は小さいけど本人の前でロリとか言うか?普通。

しかも僕っ娘で萌えるとか真性のオタクか変態だよ!

「あ、はい・・・よろしくお願いします」

「あのそれで吉井あ『あの・・・、遅れてすいま・・・せん』ん?」

『え?』

一同が唖然とする。

「丁度、自己紹介しているところなのであなたもお願いします」

「はッ、はい!あの姫路瑞希といいます、よろしくお願いします」

「瑞希!?」

「え、あっ、はい?」

「本当に瑞希なのか?」

「え?そうですけど・・・」

「あっ、」

瑞希はキョトンとしつつも、少し驚いた表情をしていた。そうか、今は僕であって僕じゃない。

わからなくて当たり前か。

「すいません。相当頭がいいと聞いていたもので・・・(後でちょっと話があるから、いい?)ボソ」

「え?はい、いいですけど・・・」

「確かに学年次席の姫路さんがなんでここに?」

クラスの誰かがフォローしてくれた。

「試験中に熱が出てしまって・・・」

「俺も熱(の問題)が出たせいでFクラスに」「あぁ、科学だろ?あれは難しかったな」

「俺は弟が交通事故にあったって聞いてそれどころじゃなくて・・・」「黙れ一人っ子」

「前の晩彼女が寝かせてくれなくてさぁ」「今年一番の大嘘をありがとう」

想像以上のバカばっかだけどこのやりとりは嫌いじゃない。むしろ好きだ。

「で、では今年一年よろしくお願いします!」

お、次は代表か。

「Fクラス代表になった坂本雄二だ。代表でも坂本でも好きに呼んでくれ」

「坂本ーッ!」

誰だ、水橋さんみたいなことする奴は。

「さてみんなに一つ聞きたい。Aクラスはリクライニングシートに冷暖房完備らしいが、不満はないか?」

『大アリじゃーーーッ!!!』

「そこで一つ提案がある」

 

「我々FクラスはAクラスに対し『試験召喚戦争』を仕掛けようと思う!」

 

   ☆明久サイド

 

「で、あなたは誰なの?」

「それは・・・」

「秀吉に聞いたのよ、吉井君がおかしいって。まさか本当にAクラスになるとはね」

やはり秀吉にはバレてたか。

「けど秀吉がはっきりしないから代わりにアタシが聞いたわけ」

二人が揃っては隠し通せるものなどないだろう。

「そうだね、君達二人にはどうやっても隠し通せそうにないし、僕が分かる範囲で全て話すよ」

僕は全てを話した。事故のことから、秀吉に言われて勉強を頑張ったことも、ちょっとチート臭かったけど。そして僕がみんなから離れた、その理由も。

「そうだったのね(じゃったのか)・・・」

「僕もまさか学年主席になるとは・・・」

予想外だった、これじゃすぐにバレてしまうし、僕になんて務まらないよ。

「ウジウジしない!あなたは自分の力で勝ち取った主席なのよ?一日とは言え勉強もしたんだから誰も文句言わないわよ」

「良いか?明久。今僕にはふさわしくない、と辞退したらクラスだけでなく学校全体に迷惑がかかるのじゃぞ?」

「それは困る。けど・・・」

『あんたはそれでいいの?(お主はそれでよいのか?)』

声がハモってきた。

バタンッ!

「明久、君?それに木下くんに優子さんまで何してるんですか?」

「なんでもないよ?ただお弁当を食べてただけだよ姫路さん」

「いいえ違います!」

「なんのことかな?」

「思ったんです。最近の明久君はなんか変だって、と言っても振り分け試験の時ですが、なんだか明久くんは悲しい目をしていました。本当に何があったんですか?」

「明久、隠していても無駄じゃと思うぞい?」

「そうだね秀吉。あのね?姫路さん・・・・・」

 

「そんなことがあったんですか・・・」

本当に心配してくれてるようだ。でも姫路さんを悲しませることだけはしたくなかった。

「そういえば、私用があるんでした!明久くん一緒に来てくれませんか?」

「え?どうして?」

「いえ、呼ばれた場所が体育館裏だったので少し心細くて・・・」

「それって男子?(スクッ)」

もしそれが男子ならば姫路さんが危ない。そう思い直ぐに立ち上がった。

「いえ、一応女の子でしたけど?」

「そう。それなら良かった」

「?」

姫路さんはそういうことに関しては疎いようだ。

「分かった行くよ」

「本当ですか?ありがとうございます」

「秀吉たちは教室に戻ってて?」

「分かったわ」「了解じゃ」

 

「待ち合わせってここ?」

「のはずなんですけど・・・」

ザッ

後ろで足音が聞こえた。

「誰だ!?」

僕はすぐに身構えた。女の子を脅迫して、呼び出して襲う。チンピラがやりそうな手段だからな。だから姫路さんを守るために来た。もちろん優子さんを置いてきたのもそのためだ。秀吉は男子でも腕の力は弱いから危険な目に遭わせるわけにはいかない。しかし僕の予想は大きく外れた。

「アキ・・・君・・・?」

そこに立っていたのは背の小さな女の子だった。

「アキ君か?」

僕のことを知ってるのかな?僕は知らないけど。

「アキ君!」

いきなり僕に抱きついてきた。

「えっ、ちょっ?君は誰?」

「アキ君僕のこと忘れたの?」

え~と誰だっけ?

「ひどいねアキ君って僕だよ・・・いや僕じゃないか。」

「俺だよ、忘れたのか?ユウキだよ!日向ユウキ!」

「ユ・・・ウキ?」

なんか懐かしい響きだな。

「日向ユウ、グッ!!グゥアァ!!」

激しい頭痛に見舞われた。

「アキ君、大丈夫か!?」

「明久君!?」

「だいじょ・・か?だい・・・です・・・・・・・」

なんか誰かが言ってるな、でももう何も聞こえないや。

目の前が真っ黒い幕に閉じられた。

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