バカともう一人の天才   作:reg44ki

9 / 11
第二戦目です。


第8話 A(最高)とF(最低)の一騎打ち その2

「では次峰の方、お願いします」

 

「…………俺が行く」

そう言って前に出たのはムッツリーニこと土屋康太。何があってもエロには妥協せず、ムッツリ商会も営んでいる。

「じゃあ、ボクが行こうかな」

Aクラスからは工藤さんが出た。確か転入生で、得意科目とかは分からないんだよね。

 

「では、教科の選択を」

「…………保健体育」

「君、ムッツリーニくん、だっけ?『土屋康太』相当保健体育が得意みたいだね」

「・・・・・」

無視された!さりげなく自分の名前を言ったのに無視された!ムッツリーニはあのあだ名、あまり言われたくないみたいだね。

「でもボクも得意なんだよね~保健体育。しかも君と違って・・・実技でね♪」

なんという問題発言。

「…………ふっ、舐めるな。俺にだって実技のスキルぐらいある」

こちらもなんという問題発言。

「言うねぇ、ムッツリーニ君『土屋康太』じゃあこれならどう?」

また無視された!

「えいっ!(ピラッ」

「…………卑怯な!(ブシャアアアアア!」

ムッツリーニー!致死量の鼻血が!

「…………これは寝不足」

こんな時にまで言い訳するなんて・・・。しかも誰も聞いてないよ・・・。だってー

「工藤さーーーん!」「もう一回!ワンモアプリーズ」「工藤さん結婚しましょーー!」

ほら、この通り。

 

「「(…………)試獣召喚(サモン)!!」」

二人の足下から・・・、ってこれはもうやったっけ?

工藤さんはセーラー服に

「なんだ!あのでっかい斧は!?」

体の二倍以上もある大きな斧を持っていた。それに対しムッツリーニは・・・いない!?

「キャア!」

この声は工藤さん?一体何があったんだ?工藤さんの召喚獣が倒れている。もうムッツリーニの召喚獣は攻撃を?

「…………くっ、やっぱり召喚獣にもスパッツが」

ん?スパッツ?

「いや~、驚いたよ、いきなりスカートめくってくるんだもん」

ムッツリーニ、それ犯罪だから。それで召喚獣が反応してただけか。

 

            保健体育

  Aクラス 工藤愛子  VS  Fクラス 土屋康太

     446            572

 

二人とも高い!

「それじゃ、バイバイ、ムッツリーニ君(ポゥ」

工藤さんの腕輪が光り、斧からバチバチと電気が流れ出す。これを喰らったら、ひとたまりもないぞ、どうする?ムッツリーニ!

「…………加速」

「え?」

「…………加速、終了」

 

            保健体育

  Aクラス 工藤愛子  VS  Fクラス 土屋康太

     戦死             545

 

一瞬のことでよく分からなかったけど、すね、膝、胴、首、頭にそれぞれ二回ずつの計8回の攻撃を加えている!

「そんなボクが負けるなんて・・・」

「…………自惚れるな、だがお前は俺が戦った中で一番強かった。それだけは誇るべきところだ(スッ」

その場にへたり込んでいる工藤さんに、ムッツリーニが手を差し伸べる。

「ありがとう」

工藤さんが顔を赤くしながらムッツリーニの手を取る。

「…………(ポタポタ」

ムッツリーニも鼻から鮮血するのを必死に耐えている。

「…………(ブシャアアアア」

あ、ダメだったみたい。工藤さんがムッツリーニを抱えて保健室に向かう。工藤さんが「保健室に行く?」と聞いたら、さらに鮮血してたけど、まぁいいか。

これで、二回戦も終了、と・・・

 

 

 

 

「尺足りなくない!?」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。