緋弾使い士道のデート・ア・ライブ   作:秋ピザ

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暗殺者士道と物語の始まり
暗殺者士道のどうでも良いお話


緋弾。これを聞いて思い付く単語。

まぁ紅い弾丸って辺りが常識的答えだろう。

まぁ、この言葉は裏社会や政治家達の間では意味が変わる。

紅い弾丸から、最強最悪最低の暗殺者の名前に。

本人はその経歴を隠し、顔も名前も依頼主に隠し、いくら金を詰もうとも口を割らない。

しかも、金を渡せばそれ以上の金額を渡されない限り口を割らないから、信用も置けるには置ける。

そして、彼が緋弾と呼ばれるのには理由がある。

 

暗殺を運良く目撃した男いわく、『アイツが持っていた紅い銃から、真っ赤な弾丸が発射されていた』とか。

とあるボディガードいわく、『緋弾の銃は、殺した相手の血で真っ赤に染まっていた』とか。

とある鑑識いわく、『撃った弾丸は恐ろしい速度に耐えきれずにほとんど原型を留めて居なかった』だとか。

 

まぁ、この3つの内前者2つは完全に嘘である。

証拠?簡単だ……………何を隠そう、この俺、五河士道はその緋弾本人なのだから。

暗殺をしている理由は親が死んだから家族を支えるから。

金を詰めば口を割るのは、どうせ金だけ手に入れておけば後で足を洗ってまともな職業にも就けるから。

あと、弾丸が真っ赤だと言われているのは、弾が空気摩擦で熱を持っていたから。つーかそいつ、良く分かったな。

で、何故弾丸が空気摩擦を起こすほど速いかと言えば………腕の振り方と筋力とリズム感覚、その他諸々を合わせた結果、音を一瞬で追い抜けるレベルにまで達したからなのだ。

いや、一応銃も改造してあるぞ?

例えば、緋弾の名前にちなんで色を赤くしたときに、全体的な強度を上げまくってみたりだとか。

それに、弾丸にも細工が仕込んであって、特殊な形状を取る事による空気摩擦の軽減を狙ってはいるんだが………いかんせん速すぎて弾丸がひしゃげてしまうのだ。

まぁ、そんな最強最悪最低の暗殺者、緋弾こと俺だが、実は苦手な事もある。

それは学校である。

一応、暗殺者をいつでも辞めてまっとうな職業に就ける様にせめて高校には行こうと考えているんだが………1年目にして学校全員皆殺しにしてでも辞めたいレベルであった。

理由?簡単だ。校内に居ると何者かにストーキングされている気がしてならないんだ。

しかも、時々物を盗まれてすり替えられる始末………暗殺道具も隠せない。

最悪、カッターナイフでも殺せるには殺せるが、やはり銃の方が楽だからな………

だが、今年から二年生だ。

きっとあのストーカーも新たな出会いにきりきり舞いになってストーキング出来ないだろう。

あぁ!やっとスクールライフを普通に過ごせる!

俺はこのとき、割と本気で、全力全開でそう思っていた。

だが、良く考えれば、暗殺者なんてやっている俺に、普通の日常とかあるわけが無かったんだ。

 

鳶一レキside

 

今日も士道の観察。銃を持って手入れしつつ物憂げな表情………シャッターチャンス。

私は愛銃【ドラグノフ改呉】のスコープを外すと、それをカメラに取り付けて士道を撮影する。

私の想い人、五河士道。

十年前に私を救ってくれた人。私の全て。

だから、告白しようと考えていたんだけれど、どうしても出来なかった。

だけど、今年こそは絶対に告白して、士道の彼女にしてもらう………それが駄目ならペットとか愛玩動物でも良いけれど。

最悪、監禁されても軟禁されても構わない。

士道が望むならどんな性格にもなれる………気がする。

 

それにしても、士道が好き好んで読んでいるネット小説の『ヤンデレ』って一体………?

 

士道side

 

な、なんだ………今、全身を恐ろしい悪寒が走った………これは妄想とか空想だなんてちゃちな物とは断じて違う、マジもんのヤンデレに好かれてる様に感じた………正直生きた心地がしないぜ………

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