実はこれ、別作品として考えた物を無理矢理この作品の要素を混ぜて作った物なんです。
だからもうてんやわんや。
ー士道side1ー
俺、五河士道の1日は最愛の人に近付く塵芥を痕跡を残さず消す事から始まる。
彼女は美少女すぎて周りに悪い虫が寄ってたかるが、優しい(ここ超重要)彼女は違法な方向性に走った奴等に魔力処理済みの銃を放ち植物人間にすることしかしていない。
まぁ、そんなことだから馬鹿で愚かで汚い虫共を毎朝片付けなければいけないのだ。
随分前に師匠に『暗殺の技術をそんなことに使うのはやめとけ』と言われたりしたが、仕方ないだろう、彼女に近付く悪い虫を無くして彼女の安全を護る事が俺の使命だ………って言って師弟で大喧嘩したが、彼女への想いで圧勝した。
おっとそんなこんなで語っている内に彼女が起床する時間が近くなってしまった。
急いで死体を片付けなければ。
こんなときは天弾【嵐】で完全に破壊してしまおう。
この虫程度に天弾を使うのは勿体ないが、彼女の精神への影響を考えるとこれを見せてしまう訳には行かない。
だから今日殺した虫共をサクッと消滅させる。
そして、家に帰り朝食を作り学校にまるで普通(笑)の高校生の如く通う。それが俺の日常だ。
だがそんな日常にも、極稀にボーナスがある。
登校中に彼女と軽く話せたり彼女を発見出来たりだ。
お前変態か!?って?何を言ってるんだかさっぱりだぜ。
「なぁ五河よ」
「なんだ殿町、ぶっ飛ばされたいのか?」
「出来れば女子更衣室ま………ふんぐるいっ!」
屋上で彼女の観察をしていたら近くに居たクラスメイトの殿町がうざかったので顎に盛大なアッパーを喰らわせて放置する。
これも俺の日常である。不本意………ものすごく不本意ながら。
そして、俺の最も大事な(暗殺の依頼の1.5倍くらい大事な)イベントは………体育の授業中にある。
いつも無表情な彼女がやはり無表情に汗を流す姿!最高じゃないか!だから俺はこの瞬間を(隠しカメラに)焼き付ける!
………すまんな。取り乱してしまった。
だが彼女の事は俺が我を失い掛けるくらい大事なのだ。
そこら辺は理解してくれ。
ーレキsideー
私、鳶一レキの1日は彼が今日も私と一緒に居てくれていたことを確かめる事から始まる。
彼は私なんかの為に力を振るってくれるし、変質者達から護ってくれる。
それに………彼は何回も何回も私の命を救っている。
彼自身に聞いたとしてもはぐらかされるだろうけれど、それでも私は彼が私を救っている事を忘れない。
それに………私が彼にどこまでも依存してしまっている。だから忘れようが無い。
離れられないし、離れたくない。
彼に嫌われる位なら死んだ方がマシだし、彼がどこかに行ったなら地獄の果てまで探す。
皆それを異常だとか言うけれど………きっとこれはただの愛なんだと思う。
ー士道side2ー
今日は何やら俺の運勢だけぶっちぎりの全世界一位みたいだ。
帰る為に下駄箱を開けたら手紙が入っていて、それを見たらラブレターの類いだったから僅か過ぎる可能性を夢見て送り主を確認したら………彼女だったのだ。
そう、彼女だったのだ。
それを見た瞬間色々吹っ切れた。
自然に体のリミッターを解除して指定の場所まで壁をすり抜け障害物を吹き飛ばし鉄格子は無理矢理こじ開けて走った。
そしてそこには………
不 良 A が 彼 女 を 押 し 倒 し て い た
よし死刑だ私刑。はよ死ね今死ねすぐに死ね。
彼女に触れた罪は重いつまり死ね。
おっと、少し取り乱してしまった。KOOLに行こ………COOLに、行こう。
まず警戒されている事を物ともせずニコニコと近寄り………不良Aに蹴りを入れる。
下手すれば内蔵が破裂しかねない威力のを。
死んだら死んだで問題ないし、内蔵だけにダメージが行くように気を付けて蹴ったから血が出ない。つまりただ気絶しただけだと勘違いされやすいのだ。
まぁそれは置いておこう。アレが死のうと俺には関係無いから。
本題は彼女なのだよ。不良はあくまで邪魔物。
「で、今日はどう言ったご用件で?」
とりあえず仕事の時のごとく(声が裏返ってるが)彼女にどう言う用件なのか聞こう。うんこれで大丈夫だ。
「………付き合って欲しい」
…………おっとフリーズしてしまったよ。付き合って欲しい………な、何を?
相当頭が混乱し出すが(どうにも俺は彼女に対する耐性がマイナス方面に振り切っているようだ)どうにか次の言葉を切り出す。
「ほ………why?何かやりたい事でも?」
「そういう意味じゃない………つまり」
数秒ほどインターバルを挟み、彼女は言う。
「私と交際して欲しい」
俺はこの一言を聞いた瞬間、混乱しまくったのと頭に血が上った事が重なり…失神して倒れてしまった。
これが仕事だったら死んでるな。俺。
結論。士道のレキへの想いがマジで重すぎて周りのレキファン達の命が危ない。
なんでこうなってしまったんでしょうねー、不思議ですねー。
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